発酵 微生物の力

発酵食品は体にとてもいい

発酵には欠かせない微生物

人間と微生物とは長い歴史の中で
共に過ごして来ている



古くから日本人に親しまれた

味噌は大豆を何種類もの
微生物によって発酵させたもの


しょうゆも大豆を複数の
微生物によって発酵させたもの



つまり発酵とは微生物の力で人間にとって
有用な物質を作り出すこと


発酵食品を作る微生物

酵母菌
ビール、ワイン

細菌
納豆、ヨーグルト

カビ
甘酒、かつお節

これらは一種類の微生物から



麹菌は米や豆や麦にカビの
微生物を繁殖させたもの

平安時代末期から室町時代にかけて
微生物のカビを売る商いがすでにあった
これは食品を保存しておいて食べるため

これらは皆、有用なカビの微生物


発酵も腐敗も微生物が有機物を分解して
生きるためのエネルギーを得ている


発酵は人間にとって有用な
物質を生み出すこと

腐敗は人間に有用ではない
物質を生み出すこと


微生物の働きは同じなのに
人間にとって有用か不要かで
全く意味が違って来る
人間は長い歴史の中で
日本に古くから住みつく
微生物を上手に利用



しかし同じ微生物でも人間を
死に至らしめる怖い微生物も


さまざまな病原性の微生物



小さな小さな微生物

その存在は目に見えなくても

私たちのそばにちゃんといる


その微生物の働きをしっかりと
見極めて賢く使っていきたい



(○´∀｀○)



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立秋 秋の訪れ

古今和歌集　藤原敏行
秋来ぬと目にはさやかに見えぬども
風の音にぞおどろかれめる


立秋の頃の歌
中国から伝わった二十四節気

その中でも大切な八節気
夏至と冬至の二至
春分と秋分の二分
立春と立夏と立秋と立冬の四立


太陽黄径が135度の時


太陽黄径とは
地球を中心として空を見た時
太陽の見かけ上の通り道の横道と
地球の赤道をそのまま空まで
伸ばした天の赤道の交差点
そこから15度ずつ24分割
春分の太陽黄径が0度

その一つが立秋

立秋は太陽黄径が135度



地球の温暖化のせいで
秋の気配は年々先送り



だけど夏の空を席巻していた入道雲が

だんだんいわし雲やうろこ雲に



空から秋の気配を感じる



暑い暑い夏の暑さから
少しづつ少しづつ

解放されて秋の気配を感じるように


それはきっとうれしいことだけど

なんだか少し物悲しい


秋がだんだん深まると

なんだか心がせつなくなる



(*⌒▽⌒*)



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