soulful days 改め Powerful Days 

次男の乳児白血病を乗り越え、パワフルな毎日を送る我が家の様子をつづります♪

お☆さまになるということ

2005-10-22 | soulfuldays(~2009.8まで)
 昨日の夜、壮良の前に骨髄移植をしたMちゃんが亡くなりました。

昨日の夜、付き添いをしてくれているおばあちゃんから、メールがきました。「Mちゃんのお部屋が空っぽになってるけど、どこにいったのかな?」って。今朝またメールがきました。「Mちゃんはお星様になったんだって。」と。ショックでした。Mちゃんは、壮良のとなりの個室にいました。移植後、合併症になってしまって、ずっと個室にいました。だぶん小学校1年生くらいです。部屋が隣ということもあって、ママともよく話しをしていました。まだまだたくさんしたいことがあったでしょうに…。ママだってしてあげたいことがたくさんあっただろうに…。

なんという現実でしょう。私は無菌室に入る前に、「移植した子はみんな元気になって帰っていくもんね。がんばって。」とあるママに言われたことがありました。
「そっか。元気になるんだ。」って思っていました。移植して大変な時期もあったけど、それでも壮良は順調にきています。いつの間にか、順調なことが当たり前だと思っていました。でも、そうじゃなかったんですね。順調なことは、とってもありがたいことなんですね。幸せなことだったんですね。この腕に自分の子を抱けるというのが、どんなに幸せなことか。それをすごく感じました。
そして、私のなかにまた消えないものが。不安のほかに恐怖。この子を抱けなくなるんじゃないかという恐怖。壮良は赤ちゃんで、薬も良く効いて、大きな問題もなくきました。でも、もしも、何年後かに再発してしまって、その時、薬がよく効いてくれなかったら。移植後よくなかったら。私のそばからいなくなってしまったら…。そんなことを考えてしまいました。わたしは立ち直れるのか?どれほど、強くなれば受け入れられるのか?
元気になって退院していく子がいるという現実。
がんばって治療をしたのに残念ながら亡くなってしまう子がいるという現実。
どちらも、自分の子と同じ病気だという現実。

壮良は、本当にありがたいことに順調です。来月には退院できるかもしれません。
壮良は元気に回復している。つながった命は大切にしなくては。それを支えることができる私は、もっともっとがんばらなくちゃ。
今日ほど、命というものを実感した日はなかったかもしれない。


最後に、
Mちゃん、どうか安らかに。お空の上でたくさん遊んでね。いつまでも、Mちゃんのことを愛してくれた人たちのことを見守っていてね。

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