華山＠鈴鹿（坦々麺）

以前から、周りの人やネットなどで気になっていたお店です。
かなり辛いとの情報から少し敬遠していたのですが、中華料理屋さんの坦々麺をテーマにした以上、ここと楼蘭＠鈴鹿サーキットはいずれ通る道と決めていました。
ちなみに辛いのを敬遠していたのは昔の話ですが、潰瘍を患ってて刺激物を食べるのを制限していたため。
今はピロリ菌を除菌したおかげで完治し、体調万全！（でなければ、坦々麺の食べ歩きなんか絶対に考えられなかった）

さて、お店に入るとまず感じたのが、温泉街の古びた旅館の風情。
やや寂れているものの落ち着いた雰囲気は、本格中華料理屋のはずなのに、親しみやすささえ感じる。
店員のおばちゃんも、ハキハキと通る声で丁寧に応対してくれる。

色々メニューの説明は受けたものの、目的は坦々麺なので、目もくれずに坦々麺を注文。
本日２杯目ということもあり、無難にノーマルの坦々麺にしました。
出てきた坦々麺は、こげ茶色というか、ややどんよりした見た目。
自分の中で思い描く坦々麺のイメージとは異なる外観。食欲をそそる鮮やかさはない。
しかし、スープを一口飲んでびっくり。
スパイス感がしっかりしており、その深みの中に潜む辛さは思いのほか強い。
次第に額に汗が滲んでくるほど。
ラー油の浮いたタイプとは違う、スープに溶け込んだというか、スープ自体に全ての味が融合して出来る味の深みに感心してしまう。
ただ、味の深みに対して、コクはやや薄い。
個人的には酸味と甘味がもう少しある、はっきりした味の方が好み。
青華とはディテールの違いこそあれ、おしい！と思う坦々麺です。
でも、これはこれでありというか、このお店らしさというか、個性を十分出していると思いました。

次は、空腹時にお邪魔します。
そのときには、激辛らしいヤーサイ坦々麺を頼んでみます。


華山＠鈴鹿　　鈴鹿市算所町１２３９－１

【ラーメン地図】
　「こうめい」のとりあえずラーメンの地図…