マッキー歯科医院の気まぐれ日記帳(旭川市)

旭川の山田歯科。日々の診療室の出来事、実践していること等々のブログです。 <ホワイトニンク、インプラント、審美>

レントゲンの読像(偏心投影)

2015-10-06 15:21:12 | 日記
マッキー歯科のレントゲンはデジタルレントゲンである。

おもにパノラマ撮影とデンタル単純撮影が主である。
撮影後はディスプレー上とプリントの状態で確認と状況を読み込む(読像)。

忙しいときはスタッフに歯や根の状況を聞くことがある。
優秀な歯科衛生士は読像が上手である。
そのため、口頭で報告してもらう!!
新人歯科衛生士はほとんど場合、読像が出来ないので色々訓練をする!!

先日、新人歯科衛生に上顎小臼歯(2根)の正放線投影と偏心投影の結果を報告してもらおうと・・・。

<<偏心投影とは?>>:
<<正放線に対してやや遠心(近心)方向から主線を入射する方法 隣接面が重なるという欠点はあるが、主線の方向をかえることで分かってくることもあります。>>

でも、現れた投影像の前後の根の区別が付かない!!
歯を斜めから撮る(偏心投影)と、どの様に写るかが連想出来ない!!ようです。

立体物が平面に写ることのイメージ画が描けないのである!!

そこで、レントゲンの方向による写り方のマニュアルを作ることにした。

最初は新人スタッフに下書きを描いてもらった!!
予想どおり結果は、間違いだらけ!!笑!!向きが反対!!

マッキーが手本を書いて、仕上げに赤色で根管も示しました。
(一部訂正が残っていますが・・・)

正式版が完成したら、根管数の%表をつけて、ラミネートして完成!!

ネットで調べたら、わかりやすいHPがあった!!
< http://www.fdcnet.ac.jp/gazou/textbook/hensin/html/ >

マッキーの格言
”女は地図を読めないばかりか、立体物を2次元に表現出来ない<笑>”