先日、旭川歯科医師会（水戸知史会長）の会長レポート152号が届いた。
その中で、旭川市の小学校55校のフッ化物洗口の実施率報告があった。
H24年度参加率86.4％
H25年度参加率83.2％
H26年度参加率81.8％
H27年度参加率80.8％
で、やや減少の傾向であるが８０％台を維持している。
旭川市の12歳児DMF歯数も減少の傾向があるが、あと数年もすれば、フッ化物洗口結果がわかる。
H27年度の結果は、今春の4月以降にわかる。
全国的にはフッ素入り歯みがき剤のシェア多くなったのと、フッ化物洗口地区の12歳児DMF歯数の減少が続いている。
日歯メールマガジン [No.431 16/02/15]より引用
■12歳児DMF歯数 0.90本で過去最低
平成27年度学校保健統計調査
平成27年度学校保健統計調査の速報が1月22日、文科省より公表され、喪失歯及び処置歯数を含む12歳の永久歯の一人当たり平均むし歯（う歯）等数は0.90本で平成26年度より0.10本減少し、過去最低を更新した。
昭和59年度の調査開始時の4.75本以降、減少を続けている。
0.90本の内訳は、喪失歯0.01本、むし歯0.89本（処置歯0.55本、未処置歯0.34本）。
平成26年度は喪失歯0.02本、むし歯0.99本（処置歯0.64本、未処置歯0.35本）で、昭和60年度は喪失歯0.05本、むし歯4.58本（処置歯3.26本、未処置歯1.32本）であった。
むし歯の罹患率は幼稚園（5歳）が平成26年度の38.46％から36.23％に、小学校（6～11歳）が52.54％から50.76％に、中学校（12～14歳）が42.37％から40.49％に、高等学校（15～17歳）が53.08％から52.49％にそれぞれ減少。
全ての学校段階においてピークだった昭和40～50年代より減少傾向が続いており、特に高等学校で過去最低だった。
＝＝略＝＝
旭川 全国 12才DMF歯数
２０年 1.80 1.54
２１年 1.79 1.40
２２年 1.60 1.29
２３年 1.47 1.20
２４年 1.62 1.10
２５年 1.59 1.05
２６年 1.30 1.00
２７年 ー 0.90
あと数年で、全国平均を追い越したいですね！！
