ミリミリなアムちゃん +時々マカロン小隊

自衛隊好きによるまったり応援ブログ
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あまり、大きな声でご報告できないのですが… その2

2017年09月07日 | スペシャル 制作物などなど
「修武䑓記念館」
航空自衛隊のパイロットさんが(それ意外の自衛官さんもだと思いますが)
航空機がどのように開発されたのか、又その用途と歴史を学ぶための資料館です。
前回掲載した「櫻花」のような、第二次世界大戦末期に特攻目的に
作られた滑空機体も、歴史の証としてそこに鎮座していました。
戦争は愚かな行為であるのですが、技術革新のバネになるという皮肉な側面もあります。
たとえば…缶詰。
瓶詰めの方が先に開発されていました(ナポレオン時代)が、瓶は割れる上に
蓋が蝋付けされていて、簡単に開けることはできませんでした。
戦場で重く割れやすい瓶を持ち歩く事は、非常に不便。
そこで開発されたのが、缶詰。
これなら軽く開けるのも簡単、しかも瓶詰めより食料の持ちが良いとあって
戦場でも重宝されました。
(といっても、殺菌方法に問題があった初期には、密封に大量のはんだが使われ、鉛中毒をひきおこしました)
「修武䑓記念館」では、航空機の歴史、空の戦場の歴史を時系列で知ることができます。
残念だったのは、ここでの時間が短かったこと…。
じっくり回ると、一時間以上はかかるらしいです。
とはいえ、2度とは来れないでしょうから、隅々まで目を凝らしてみて参りました。






空自年表






ナイキアジャックス と F-15J


VADOS-IIです!
ここでお目にかかれようとは〜♩

数ある展示ケースには、亡くなられた英霊の「遺書」または
制服や勲章などが展示されていましたが、
故人寄贈物であるので、「撮影はご遠慮ください」とのこと。
分かりました…と、納得して一切カメラには収めませんでした。
昔の方は達筆でいらっしゃいますね。
ピンと背筋を伸ばして、この文字をしたためられたのだろうなあ…と、
在りし日のお姿に思いを馳せます。

残してゆく者、叶えられなかった想いなどを
抱えながらそれでも国のために散っていかれた英霊の御霊が
安からんことを、ただただ祈るばかりです…
コメント (8)
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