まさとん。のダイビング&ツーキニング

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で固めた(?)アラフィフのひとりごと。

臓器移植法案その後。

2009-07-04 | ネタ
6月18日に臓器移植法案が衆議院で可決されて、参議院に送られました。

このことは前にもblogに書きましたね。



ジブンは子供の臓器移植については賛成です。

だって脳死って、自然な状態じゃなく、


医学の進歩によって人為的に作り出された状態だと思うから。

自然に任せていたら、残念ながら亡くなっている。

そんな人々の臓器を他の人のカラダに移して、

より長くそこで生きてもらえばって考えです。



参議院では法案修正の動きがあるようです。

それ自体は悪いことではありません。ニ院制ですから。



一部の議員から出された修正案は、

現行法はそのままで、15歳未満の移植についての検討機関を作って、

そこでまた考えようというもののようです。


朝日新聞(2009.6.23)









これはなんなんでしょうか。


これでは保守よりも、もっと保守的ですね。



もっと真剣に考えてほしい。

そして、もっと情報を発信してほしい。

おそらくジブンの情報量が足らないのでしょう。

まさかこんな先送り法案がマジメに提案されているとは思えません。

でも衆議院が解散されたら、この法案も自動的に廃案。

またイチからやり直しです。

まったくぅ、衆議院は4年間も何もやってなかったのがマル見えですな



そんな中、作家の柳田邦男氏(Wikipedeia)が参考人として

国会に出席したニュースを目にしました。

NHK記者からドキュメンタリー作家として有名な彼は、

息子さんを脳死で失った哀しい体験を持っておられます。

防衛問題などにも詳しい彼のコメントはいつも傾聴に値するものと思って、

聴いています。

詳しい内容は朝日新聞(2009.7.2)をご参照いただきたいと思います。

でも心に残ったコメントがありました。


 日本では事実上受けられない移植を受けるため、海外に渡る子どもたちがいる。

一方で、子どもを突然失い、悲しみに暮れる親がいる。

「そうした親たちが納得いくみとりができる制度でなければ、日本人がいい死の文化、命の文化を持ったことにならないのではないか」。

柳田氏はそう疑問を投げかけた。



明日ジブンが臓器を譲る立場になるかも、そして、譲り受ける立場になるかもしれないひとりとして、

この法案の行方をできるだけウォッチしていきたいと思っています。




今日はマジメでしたでしょ



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