sora*色の風

soraかあさんの凸凹な日々と、ひとりごと。
慢性膵炎なんかに負けるもんか!

新しい病院

2016年06月06日 15時20分00秒 | 慢性膵炎
こちら近畿地方も、4日に梅雨入りしたそうですね。
連日の点滴通院と痛みとで、ニュースを見ていなかったので
昨日、家族から聞いて知りました。

去年は3日に梅雨入りし
7月24日が梅雨明けだったそうです。
毎年祇園祭が、雨で延期になりそうでならない。
そんな怪しいお天気になりますが
さて、今年の梅雨明けはいつになるんでしょう。

あと1か月余り、の日々ですね。
体調を崩しやすい季節、皆様の体調が
穏やかでありますように。



先週の水曜日からの点滴も
土曜日で一旦終わり、後は様子見でという事になりました。

前回の記事で、全粥と野菜の煮物を食べたら
痛みがぶり返したと書きましたが
その後もじくじく、ヒリヒリとした痛みが続いていて
チアトンにしたり、コスパノンで様子を見たり
そんな感じで過ごしています。

昨日の朝は、起きた時から
結構ハイレベルな(笑)ムカムカがあり
すべての消火器管が、完全に動きを止めているような
そんな状態でした。

4時半に起きなければいけなかったので
用事が済んだ後、ペロリックを飲んで
またベッドに潜り込んで、9時頃までゴロゴロしていました。

その後の午前中は、エレンタールのヨーグルト味で撃沈し
(三口まで頑張りました
1時頃に、お粥と具なしのお味噌汁。
夜は、お粥としんじょうを煮た物。

今日も相変わらず、このお粥を。
ソースのかけ過ぎは、刺激大ですので要注意です

さて、今回新しい病院へ行きましたが
その初診時の事を少しだけ書こうと思います。
少し長くなりますが・・・。

近医の内科か、一つ隣の駅にある内科か迷い
HPで調べたりして、結局、消化器科・内科とあった
隣の駅の個人病院へ決めました。

今までの膵臓の血液検査結果と、過敏腸の紹介状
お薬手帳を持参して行きました。
問診票にも、過去の履歴を簡単に書いて順番を待ち・・。

待合室には、4、5人の患者さんがおられ
時間がまだ早かったせいか、そんなに混んでいませんでした。
名前を呼ばれて、いざ診察室へ。

そこで、Drが開口一番

「僕は何をすればいいんやろう?」

はい?


今なんと、おっしゃいましたでしょーか?
(心の中の声・その1)

かあさん一瞬、その言葉の意味を理解出来ず
フリーズ状態。

    

で、問診に書いた今の症状をもう一度口頭で伝え
痛みで食事が思うように摂れないので
出来れば点滴をお願い出来ないだろうかと・・。

Dr「あ~、点滴ねぇ~、今はやっていないんですよ~。
ビタミン剤も、末梢神経の痛み止め的な物はあるんですけどね~。
栄養補助的なビタミン剤は、今審査(たぶん審査と言われたと思う)が厳しくなってね。
通らなくなったんです」

か「ブドウ糖などの点滴は、置いておられないのですか?」

Dr「そうなんです」

内科で点滴をしないなんて、そんな病院初めて遭遇したというか
そんな事、あるの?と、びっくりするやら。
その衝撃的な発言に、点滴が必要な患者さんには、どう対処するんだろう?
という思いがふつふつと・・。

それから、今飲んでいるお薬を聞かれ
お薬手帳を開いて伝えていると

「ちょっと見せていただけますか」と手に取られて。

かあさんの場合、膵臓もお薬だけのかかりつけ医と2年前からの病院
そして過敏腸と腎臓内科の病院と
4つの医療機関にかかっていますので
その説明を一つ一つお話しして。
(かあさんの最大の悩みです

ふんふんと頷きながら聞きつつ
持参した書類に目を通して
言われた次の一言は

「これだけの経緯があるなら、大丈夫でしょう。
点滴出来ると思います」


はい?


いやいや、さっき、置いてないとおっしゃいましたよね?
あるんですか点滴?
(心の中の声・その2)

か「大丈夫でしょうか?」

Dr「はい、いけると思います。いつも2本していますか?」

か「はい。ブドウ糖200mlを2本、していただいていました」

Dr「わかりました」

椅子から立ち上がり、隣の処置室の看護師さんに

「2本です」とオーダーを。

「では今用意しますので、外でお待ち下さい」

かあさん、退室

なんか狐に包まれたような
さっぱり訳がわからいまま、処置室で点滴と相成りました。

いったい何だったんでしょうね、このやりとりは。

その日の夜、息子に話したら

「ちょっとした下痢で、しんどい言って点滴してくれ言うてると思ったんと違うか」
と言われました。

そうなんかなぁ

結果オーライで、よしとしましょうかね。

そんなこんなの初診でしたが
Drとしては、優しいです。

点滴中も毎回、診察の合間にベッドに来られて
様子を聞いて下さいますし
土曜日は点滴後に診察を、と受付で伝えていても
点滴中に来られました。

そして必ず触診をして下さるんですよね。
この触診、かあさんはどこの病院でも
滅多にしていただけません。

かかりつけ医では、今までの7年間で3回程度。
今の担当医では、なんと1回もありません。
なので、痛む場所を確認していただけるのが
有難いというか、なんというか・・。

そうそう、初診時にエコー検査をしたのですが
膵臓が委縮していると言われました。
「慢性膵炎の人は、どうしても委縮してしまうんです」との事でした。
膵管の腫れと一部の線維化があるそうです、と
お伝えしておきました。

また食事を進めて痛みがひどくなった時は
受診するように言われています。
ちなみに、ミラクリッドはもちろんありませんでした。

次回は、その点滴のビタミン剤の事を書きたいと思います。

ではでは
今週も、頑張りましょうね~。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (rinko)
2016-06-06 18:10:45
soraさん、こんにちは~(^^)/。

新しい病院に行かれたのですね。
点滴ないと言ったのにあったんですね。
本当に必要な患者さんだけしか、しないという事でしょうか。してもらえてよかったですね。触診もしてくださって、点滴のときも様子を見に来てくださって、親切ねお医者様ですね。良かったですね、行くところが決まって。

これで、少しずつ良くなっていくでしょうね。
お食事は、少しずつ、召し上がってくださいね。
いい医師に巡り合ってよかったですね。
どんどん回復していくのが楽しみです。
お疲れ様でした。
返信する
Unknown (サクランボ)
2016-06-06 20:02:31
こんばんは。点滴していただけてよかったですね。優しい先生ですね。点滴中も見に来てくださって。私も膵炎の点滴してもらいましたが、ミラクリッドではありません。置いてないのかもしれません。私は、ソリタ(ブドウ糖)とナイロジン注(ビタミン剤)、メトクロプラミド注を混合したものです。液体もピンク色なので、同じ点滴かもしれませんね。
お食事も少しずつ食べれるようになるといいですね。
ゆっくり休まれて、回復されますように祈ってます。
返信する
Unknown (sora)
2016-06-06 21:51:18
☆rinkoさんへ☆
こんばんは。

膵臓を診るための触診は、数年ぶりです。
やはり押さえられると圧痛がありました。
優しくて、話をじっくり聞いて下さる先生なのですが
初診時の件は、マジで?と思ってしまいました
これでミラクリッドがあれば最高なのですが
個人病院では、まず無理なのでしょうね。
このまま痛みが治まってくれるよう
もうしばらくお粥で我慢しようと思います。
ご心配いただき、ありがとうございました。
返信する
Unknown (sora)
2016-06-06 22:02:41
☆サクランボさんへ☆
こんばんは。

その後、お加減はいかがでしょうか。
しつこい痛みは疲れますよね。
私の点滴も、同じような物です。
メトクロプラミド注のような、胃腸などに働きかけるお薬は
入っていません。
吐き気などの症状には、内服薬で抑えています。
痛みがある時は、家事も負担になりますよね。

梅雨に入り、うっとうしい日が続くようになりますが
どうぞ、ご無理されませんように。
お気にかけていただき、ありがとうございました。
返信する
Unknown (あゆ)
2016-06-06 23:45:01
年配の方に多いそうなのですが
ちょっとしんどいというだけで
「点滴して」とお願いされるのだそうです。
風邪で点滴してもブドウ糖の点滴をしても意味ないですし、
そういう意味あいを込めて、点滴に対するガードを張られていたのかもしれませんね。
それが膵炎、しかも絶食中ということになれば
話は別ということになったのでしょう。
最初は疑問符が飛ぶまくったことでしょうが、
結果的にとてもいいDr.に巡りあえたようでラッキーでしたね。
触診していただくと、安心感も違いますし。
それこそ、手当てというものではないかとも思います。
ここの病院で膵炎のお薬を処方していただけるようになるといいですね。
梅雨に入って消化器の調子が狂いがちな気候が続きますので、
どうぞゆっくりめにお過ごしになってくださいませ。
返信する
Unknown (sora)
2016-06-07 10:09:46
☆あゆちゃんへ☆
おはようございます。

この時も、両隣のベッドにご年配の男性と女性が点滴をされていました。
看護師さんから「今日は点滴だけでいいんですか?」と聞かれて、そのまま帰られていました。
その前の経緯はわかりませんので、その方もそうであるとは言えないのですが
そういう方達も何人か見てきましたね。
確かに点滴をすれば、短時間は元気になれますので
ちょっと1本、打ってもらおうと思われるのかもしれませんね。
私も出来れば、これ以上病院を増やしたくないので
将来的に考えてみようと思います。
返信する

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