まいにち、てしごと。

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麻ひもバッグの持ち手、解説。

2016年05月30日 | かぎ針編み
お待たせしました~

前回告知していました、麻ひもバッグの持ち手の編み方です。



ただ麻ひもバッグのリメイクで編んだ麻ひもバッグは青木恵理子さんのレシピなんです。

ここでそのままやってしまったら著作権的にどうなのかとか、小心者の私は心配で倒れそうなので…。

レシピを参考に自分で編んでみて、持ち手をきれいに編めるポイントを公開したいと思います~。

麻ひもじゃなくてペーパーヤーンですが、編み方は同じです。

まずは側面まで編んだら、糸を休ませておきます。

糸を休ませておいた糸玉ではない新しい糸玉を使います。

もしくは麻ひもなら外側の糸を使います。

そうしたら印をつけてバランスをみます。


ピンク→入れ口の半分のところ

イエロー→持ち手の芯になるところ

グリーン→持ち手の出来上がり幅

もしもお家に編み物用の目数リングが無くてもわざわざ買う必要はありません。

毛糸の余り糸や文房具のクリップでも代用できます。

持ち手の太さはペーパーヤーンの場合、内側4段、外側4段、芯を含めると合計9段になります。

9段だとかなり幅広い持ち手になりますが、実際に持つところは半分に折るので4段になります。

持ち手の幅は完全に好みです。

ペーパーヤーンで細い持ち手にすると弱くてちぎれるんじゃないかとドキドキしてしまうのでww

そうしましたら芯になる部分を鎖編みで取り付けます。



芯の最初と最後にも印をつけておいてください。

編んでいるうちに同じ色なので間違い易いので。



持ち手の長さはこちらも好みですが、短すぎると出来上がった時に引っ張られて形が崩れるのでちょっと長めにしてください。

次に内側を編んでいきます。

編み始めは、実際に手で持つ所より少し下から始めます。



写真ではこの位置ですが、もう少し上の方がいいです。

あまり下から始めると二つ折りにした時に太い部分が短くてバランスが悪くなります。


細編みで編んでいきます。

根元の部分まできたら、印をつけた目とバッグ本体の目を2目一度します。



間違えて芯を付けた目を拾わないように気をつけてください。


ここでキレイに編むポイント。

この二目一度はかなりキツ目に編んでください。

できることならかぎ針の号数を1号下げて、とった糸をぐいぐい引っ張って引き抜きます。



ここの編み目が緩いと出来上がった時にボコボコして目立ちます。


反対側も同じです。

二目一度する場所に気をつけてください。


2段目からは最初に編んだ二目一度1度の目を飛ばし、両側の目を二目一度します。


同じ方法で3段編んでいきます。

最後に引き抜き編みで反対側の途中まで編んだら終わりです。



片方の内側が出来ました。


もう片方も同じ方法で編みます。


次に休ませておいた外側を始めます。


外側も内側と同様に芯の根元の目とバッグの本体の目を拾って二目一度します。


この時、糸の色が同色なので芯となる目が分かりづらくなります。

なので編むまでは印を外さないようにしてください。

外側はもう片方の持ち手も同様に根元を二目一度して4段編んでいきます。



この時点で持ち手は幅広です。


最後に引き抜き編みをしていきます。

内側の引き抜き編みをした所まできたら持ち手を芯を中心に折って、2枚同時に引き抜き編みをしていきます。



反対側も同じように引き抜き編みをしたら終わりです。

この持ち手の編み方は青木恵理子さんの麻ひもバッグのレシピによく出てきます。

とてもわかりやすく解説されていますので、是非ご覧ください。

ということで持ち手の解説でした。

ポイントとしては

二目一度の時は必ずキツ目に編むこと。

二目一度をする場所を間違えないように印をつけること。

持ち手の付け根の太い部分をキチンと見せる長さにする事。

この辺を気をつければキレイな持ち手が編めると思います。

何か不明な点がありましたら、コメント欄にてどうぞ~。

さー、次はいよいよ内袋の作り方です。

今回の内袋はミシンが無くても、ぶきっちょさんでもきっとできるはず!な内袋を作りたいと思います。

もうしばらくお待ちください~!

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