やや矢野屋の棚上げ棚卸し

アニメの感想と二次創作小説・イラスト掲載のブログ
「宇宙戦艦ヤマト」がメイン 他に「マイマイ新子と千年の魔法」など

pixiv始めました

2009年10月28日 21時22分00秒 | 雑記・雑感
アカウントを取ったままずっと放置していたpixivに、昨日からイラストをアップし始めた。
きっかけはヤマト。
復活篇の予告編を観て、滾ってきた気持ちを何かにぶつけたくなったんだと思う。

ヤマト復活篇。
正直、「今更ファンの気持ちに波を立てるようなことはしてほしくない」と思っていた。
近年の商品展開にあまりいい印象を持っていなかったこともあり、期待よりは不安の方が大きかった。
だが、去年の制作発表で「作画監督は湖川友謙さん」と知って、不安から期待へと気持ちが一気に動いた。
湖川さんのキャラクターで「ヤマト」を観る。
それは私がずっと望んでいたことだ。

PV段階ではあちこちで酷評されていた。
今でも「受け入れがたい」という声は多い。
だが、私は「ヤマトを現代に蘇らすのは湖川さんをおいて他にない」と思う。
ヤマトが誕生してから、35年。
その間に、日本という国も私自身も、様々な曲折を経ながら屈託を抱えてきた。
それでもなお前を向こうとする人間を表現するのなら、記号的な表情に妥協せずキャラクターを動かせる人に絵を描いてほしい。
湖川さんには、キャラクターに血肉を与え、奥深い感情を面に表すことの出来る力がある。
私が「さらば宇宙戦艦ヤマト」という作品に衝撃を受け、斉藤始というキャラクターを好きになったのは、湖川さんのその力に因るものだと思う。

湖川さんだって万能じゃない、それはその通りだろう。
松本キャラの約束事(顔からはみ出し前髪を突き抜ける女性キャラの睫毛とか)から外れた絵柄に、「あれはヤマトキャラじゃない」という意見を持つ人がいるのも宜なるかな、とは思う。
だが、それでもやはり、湖川キャラを通じて紡がれる「ヤマトの物語」へ、私の期待は日々高まっている。

試写会まであと一ヶ月、それから公開まで二週間。
いよいよ、ヤマトが発進する。

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