やや矢野屋の棚上げ棚卸し

アニメの感想と二次創作小説・イラスト掲載のブログ
「宇宙戦艦ヤマト」がメイン 他に「マイマイ新子と千年の魔法」など

さようなら、teacup blog

2022年07月30日 20時03分47秒 | 日記

【移転元の teacup blog より転載】

 

なんと、8年ぶりの投稿です。
放置にも程があるって話ですが、ここ数年はTwitterへの書き込みが精一杯で、ブログは管理画面すら開いていませんでした。
この間、拍手を押してくださった方、コメントを寄せてくださった方、本当に申し訳ありません。
……と書いてはみたものの、おそらくもうご覧になってないでしょうね。
お詫びの言葉も届けられなくなってしまいました……

さて、久々に更新したのは勿論理由がありまして、タイトルに挙げましたように、もうすぐこちら

http://sea.ap.teacup.com/yayayanoya/

teacup blog が閉鎖されてしまいます。
もうすぐっていつだよ?
2022年8月1日(月)13:00だよ!
もうすぐすぎんだろ!!(゜Д゜)
ごめんなさいごめんなさい、雑事にかまけて告知が2日前になってしまいました(;´Д`)
まあそんなわけで、ブログ移転のお知らせをすべく8年ぶりに記事を書いている訳です。
ホント放置してて&お知らせ遅くなってごめんなさい(;´Д`)

さて、新天地はteacupさんから「引っ越しが楽なので」とオススメされた goo blog です。

やや矢野屋の棚上げ棚卸し 新たなる旅立ち

サブタイトルは余計でしたスミマセン。
できればちょっとくらいは更新したいなと思わなくもないですが、おそらくまた放置ブログになってしまう可能性が大きいです。
そんなのダラダラ続けてないでスッパリ止めてしまう方が、正しい行いなのだろうと思います。
でも、なんかまだ「消え去る覚悟」というのができないでいるんですよ。
それに、以前楽しみに拝見していた個人サイトやブログが「404 Not found」と表示された時の、あの遣る瀬ない寂しさを思い出すと、「たとえ更新の途絶えた倉庫のような状態であっても、Webの片隅にひっそりと存在し続けること」も、ひとつの選択ではないかと考えています。
そんなわけで、もし、まだここをご覧になっている方がいらっしゃいましたら、移転のことをお知りおきくださると幸いです。

さて、ここからは teacup blog の思い出。
もともとは pixiv blog から始めたこのブログ、pixiv blog の閉鎖によって移転先を探す中で、⑴レイアウトの自由度が高い、⑵ブログパーツが豊富、⑶リンクページを作れる、の3点が決め手となって teacup blog を選びました。
ブログながら、かなり個人サイトに近い使い勝手の良さです。
特に「リンクページを設定できる」という点は魅力的でした。

これです

ああああああーー寂しいなあやだなあ teacup blog さんもうちょっと続けてくんないかなあーーー(>_<)

すみません我が儘でした(>_<)
こちらのリンクページにあるサイトさんも、いくつかリンク先が消滅してしまったところかあります。
寂しいけれど、それが電気信号の海に浮かぶ実態を持たないWebサイトの宿命なのでしょう。
それでも、ブログを訪れてくださった皆さんと、ネットの海で僅かに袖振り合って多生の縁を結べたことは、私にとって大事な宝物です。
こんなギリギリではありますが、この移転のお知らせが、過去にこのブログを訪問してくださった方、コメントを寄せてくださった方のもとに届くことを願っています。

Twitterの方は相変わらずずっとダラダラと、私が生きてる限りは続けていきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします-。

チピィッ


【企画】宇宙戦艦ヤマト放映40周年を祝おう!

2014年09月01日 21時22分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト
第一作「宇宙戦艦ヤマト」放映40周年の記念に何か出来ないかなと考えまして、pixivで企画を提案しました。


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【企画】宇宙戦艦ヤマト放映40周年を祝おう! | やや矢野屋 [pixiv] http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=45710676

第一作「宇宙戦艦ヤマト」放映開始40周年をpixivユーザーの皆様と一緒に祝いたい!と考え、僭越ながら企画を提案いたします。
ヤマトに関するメカ・キャラ・キャストやスタッフ等、大作からネタ落書きまで何でもどうぞ!ただし、40周年を祝う趣旨から、題材は「第一作ヤマト」に限定させてください。
参加方法はいつもの作品タグ「宇宙戦艦ヤマト」に加え、「ヤマト40周年」(数字は半角)を付けていただくだけです。
このイラストにイメージレスポンスを設定していただくと、他の方にも趣旨が伝わりやすいかと思います。
「宇宙戦艦ヤマト」への愛と祝賀と感謝をこめて、どうぞお気軽にご参加ください!

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引用ここまで。

こういうの、私のようなヘッポコが提案していいのだろうかと躊躇う気持ちは強かったのですが、他人様のアクションを口開けて待ってるのはイカンと思い、蛮勇奮いました。
でも、テーマや期間設定が適切なのか、リサーチ不足や不備があるんじゃないか、正直、今もものすごく不安です。
だから、pixivやTwitterでさっそく参加表明してくださった方、ブクマやリツイートしてくださった方には、本当に感謝しています。
ありがとうございます!
フライング一ヶ月+40年前の放映期間六ヶ月、合計約七ヶ月のイベントではありますが、たくさんの人が第一作ヤマトを振り返り、ヤマトと出会えた喜びや感動を形にして下さったら、とても嬉しいです。


※こちらのブログをご覧くださっている方で、pixivのユーザーさんがいらっしゃいましたら、是非ご参加ください!

ヤマト式敬礼

2014年08月26日 01時13分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト


※ツイッターに書いた内容を、こちらにも記録。


第一作敬礼ポーズの古代進。さらば以降と違うのは、肘を上げずに手の腹を胸に当てているところ。

第一作「宇宙戦艦ヤマト」の敬礼描写は非常に理に適っていて、帽子を被っている沖田や古代守は挙手の礼をとり、無帽の一般乗組員は胸に手を当てるヤマト式敬礼を行う。帽子を被っている作業員も挙手の礼をしているので、ちゃんと意識して描き分けられているのがわかる。

要するに、「頭を下げる敬礼」の代わりに「ヤマト式敬礼」を行っているのですね。「無帽で挙手の礼」は間違っている、でも演出的にお辞儀はやらせにくい、そんなところから考案されたのが「ヤマト式敬礼」なのかも。

例外は最終話の佐渡先生。帽子被ってないのに挙手の礼は、本当はおかしい。けど、「あそこはああでなきゃ!」という気持ちは、すごく分かります。

拍手コメントへのレス

2013年08月13日 19時31分00秒 | 拍手コメントへのお返事
せっかくコメントいただいていたのに、大変遅くなってしまって申し訳ありません(汗)


2013/6/23 1:51にコメント下さった方へ

同意のご表明、ありがとうございます。
もしかしたら制作者は「今の世相」に合わせたのかもしれませんが……
助け合い、励まし合って危機を乗り越える人間の姿は、何も完全に消えてしまった訳ではないと思うんですよね。
何より、オリジナルの主題歌に歌われている場面なのですから、ここを外すなら主題歌も当然変えて然るべき、という気持ちが一つ前の記事になりました(汗笑)


2013/7/31 22:44にコメント下さった方へ

偶然辿り着いて下さったのですね、ありがとうございます。
沖田艦長って、あれだけ有名なキャラでファンも多いのに、なぜか(むしろ、それ故に?)等身大の彼自身を見てもらっていない気がします。
沖田さんは「理解されない辛さ」を引き受けながら、後進の古代が彼の域に到達するのを導いてきたんですよね。
そういう意味では、実写版ヤマトの沖田ー古代の関係は第一作ヤマトのテーマをきちんと踏襲していたと思います。

主題歌考察

2013年08月13日 16時09分00秒 | ヤマト2l99
あまりの暑さに久々更新です(汗)
とはいえ暑いので大したことは書けません。
以前Twitterでボソボソ言っていた話をまとめたものです。

先月来、喧しく議論されていたヤマト2l99の主題歌ですが、私は変更されて良かったと思います。
というか、最初からオリジナルとは別の歌を準備すべきだったと思っています。
なぜならば、オリジナル主題歌と2l99の内容の乖離があまりにも甚だしいからです。

オリジナル主題歌を、大雑把ですが三つの部分に分けてみましょう。
冒頭から「今飛び立つ」まで、「銀河を離れ」から先の、アタマとオワリの部分は「このヤマトというフネはどんな目的でどこへ向かうのか」という状況説明ですね。
これは基本的に2l99でも変わっていません。

しかし、問題なのは真ん中のパートです。
ここには歌の真髄である「心情」が述べられていますが、これが2l99には描かれていない場面を想定した決意なのです。
「必ずここへ帰ってくる」と「手を振る人に笑顔で応え」ていないのに、その言葉を毎回オープニングで聞くことは、なんだか大事なところを誤魔化されたまま丸め込まれているような、とても複雑な気持ちを抱いてしまいます。

「必ずここへ帰ってくる」、この言葉を沖田艦長は何度も心に誓います。
特に印象的なのは、第2話の「行って、帰ってくるのだ!」、第10話の「さよーならぁー!」からの流れでしょうか。
沖田十三という人にとって、ヤマトの旅はこのシンプルな決意に全て集約されています。
そして、「行って、帰ってくること」が有する大きな意味は、物語の中で何度も繰り返し強調され、最終話では「地球で待つ皆と心が通じている」「自分は孤独ではない」「だからこそ地球を一目見るまでは死ねない」という、沖田の「生」そのものとなって、あの胸を打つラストに繋がっているのです。
(ここでの「皆」には、亡くなった沖田の息子も含まれているのでしょうね)
その印象的な場面、二つとも、2l99では描かれていません。
でもまあ、これは私だけの小さなこだわりに過ぎません。

問題は、「手を振る人に笑顔で応え」です。
出発の行進をオミットした真意は、制作者に尋ねてみないことには分かりませんが、主題歌に謳われているシーンを外した以上、オリジナル主題歌が2l99の物語世界を象徴するものと見なされることはありません。

「そんなの大した問題じゃない」とお思いですか?
でも、歌っていうのは「こころ」を乗せているからこそ歌なんじゃないかと、私は考えるんです。

「鉄腕アトム」や「ゲゲゲの鬼太郎」がリメイク作でもオリジナル主題歌を使うことには、何の問題もありません。
アトムや鬼太郎の場合、歌とキャラクター・物語には何の齟齬もありませんから。
しかし、「ヤマト」と「ヤマト2l99」には、歌われている心情に於いて、真逆と言っていいほどの違いがある。
ならばやはり、2l99はその物語にふさわしい主題歌を作ってもらうべきだったと思うのです。

で、「Fight For Liberty」。
まずは良い曲だと思います。
そして、2l99後半の「気分」にはとても合った曲だとも思います。
2l99は、地球側もガミラス側も「男女の愛」が物語の大きな部分を占めていますから。
「君を思えば」「超えられないものなんてない」だから戦う、そういう話だよと言われれば、「うん、たしかにそうですね」と答えるしかありません。
そういう意味で、とても似つかわしい曲です。
でも一番合ってるのは「進撃の巨人」だよなあ、とも思っちゃうんですけどね。

ある意味、2l99はとても不幸です。
物語にピッタリとマッチした主題歌を得ることができなかった、という意味で。
しかし、それはアーティストのみに責任を求めることが出来る話でもないと感じます。
そのために、総監督氏はアーティストとどれだけの話し合いを重ね、ストーリーとテーマをきちんと理解してもらう努力をしたのかなあ、と。

オリジナル主題歌を作詞した阿久悠さんは、依頼にやってきた西崎プロデューサーの並々ならぬ情熱に驚き、その熱に浮かされるようにあの歌詞を書き上げたと述懐しています。
それほどの情熱と思いが込められた歌詞は、やはりオリジナルのヤマトだけに与えられた冠であろうと、私は思います。