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ムーミンパパの気まぐれ日記

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ワニ

2007-08-07 | column
 私自身は夏だからといってどこかに出かけるタイプではないのだが、それでもたまにはぶらっと旅行にでも行ってみようと思うこともある。東京から近い所だと箱根や伊豆というのが定番だが、伊豆半島は台風による地盤の崩落で夏休みの出鼻をくじかれて大変そうである。ここは災害見舞いがてら(半分は野次馬根性で)行ってみるのもいいかもしれない。そんなことを考えつつ、そういえばバナナワニ園なんてのがあって小学生の頃に行ったなと思って調べてみた。熱川で今も元気に営業中(HPはこちら)のようで、それはご同慶の至りなのだが、ここで積年の疑問が浮上してきた。それは「一体バナナワニってどんなワニ?こんなの?」
 
 という話ではなくて・・・日本には野生のワニは生息していないので(最近は捨てられたペットとかでいそうだけどね。それはそれで困ったことですが)、因幡の白うさぎ伝説に出てくる和邇(ワニ)は実は鮫(サメ)のことだというのは知っているが、英語のアリゲーター(Alligator)とクロコダイル(Crocodile)はどう違うのだろうかというのが分からない。・・・ていうか、因幡の白うさぎとAlligatorを同列に論ずる自分も相当分からない存在ではあるが・・・。ともあれ、調べてみるとそもそも学術的にはワニはアリゲーター、クロコダイル、ガビエルの三種類に分類されているらしい。ガビエルというのはよく分からないのだが、上から見て口先が丸みがかっているのがアリゲーター、細くとんがっているのがクロコダイル、口を閉じている時に横から見て歯が見えないのがアリゲーター、外に出ているのがクロコダイル、という特徴があるらしい。まさか英語を母国語とする人たちはみんなこんな学術的分類を知識として身に着けているわけもないだろうに、よく使い分けられるなと思っていたら、要するにアメリカ大陸に生息しているのがアリゲーターで、東南アジア・オーストラリア~アフリカにかけて生息しているのがクロコダイルということらしい。道理でオーストラリアから来た伊達男の映画は「クロコダイル・ダンディ」(古い映画ですけど知ってます?)だったし、アメリカ・マイアミで行ったゴルフ場の池に立っていた看板には「アリゲーター注意」って書いてあったなと納得がいった。本当に池からアリゲーターが出てきたのにはびっくりしたけれどね。ちなみに冒頭の写真はアリゲーターです。
 というわけで、今日は日記と言うよりも。久しぶりのうんちく講座になってしまいました。ま、たまにはいいでしょ(笑)。

○因幡の白うさぎのお話を知らない人のためのお節介コーナー
 気多(けた)の岬で丸裸の兎が伏せっていた。それを見た八十神が「お前の体を治すには、海水を浴び、高い山の上で風に当たっていると良い」と教えたので、兎がその通りにすると、海水が乾くにつれて皮がひび割れ、さらに傷がひどくなった。そこに大国主がやって来て、兎に何があったのかと問うと、兎はこう答えた。「私は淤岐嶋にいて、こちらに渡ろうと思ったが渡る手段がないので、海の和邇(わに)に「お前と私とでどちらが仲間が多いか競争しよう。できるだけ仲間を集めて気多の岬まで一列に並びなさい。私がその上を走りながら数えて渡るから」と言った。和邇は言われた通りに一列に並び、私はその上を跳んで行って、地面に下りようとする時に「お前たちは騙されたんだよ」と言うと、和邇は私を捕えて皮を剥いでしまった。先程通りかかった八十神に言われた通りにしたら、すっかり傷だらけになってしまった」。
 大国主は「河口へ行って真水で体を洗い、そこに生えている蒲の花粉(蒲黄)を取ってその上で寝ると良い。」と教えたので、兎が教えられた通りにすると、体は元通りに治り、この兎は後に兎神と呼ばれるようになった。(Wikipediaから引用改変)

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