平成22年9月5日(日)天皇杯第2回戦浦和レッズvs東京国際大学が行われた。昨年の大会では初戦でJFLに所属する格下の松本山雅FCに敗れ、大きなニュースを提供してしまったレッズもまさか大学生相手に負けるわけはいかない。けが人や代表選出などでメンバーのやり繰りは苦しい状況だが、試合開始直後から選手は気持ちを見せてくれた。5分、ポンテのシュートのこぼれ球をエジミウソンがゴール。30分、平川が倒されて得たPKをポンテが決め、39分にはセルヒオがエジミウソンからの折り返しをゲット。更に45+1分にはコーナーキックからのはね返りを再びポンテがダイレクトシュートで決め、試合は前半でほぼ勝敗が決した。後は、普段リーグ戦で出場機会を得られない若手の活躍を楽しむだけとなった状態で、48分、88分に原口が、72分には途中交替出場した高崎が泥臭く決めて、昨年の鬱憤を晴らす7-0での解消となった。
しかし、9,701人の入場者の大半は試合終了後もまったく動かない。ただ勝利の余韻を楽しむためではない。イングランド・リーグチャンピオンシップ(2部リーグ相当)のレスター・シティFCへの完全移籍が決まった阿部勇樹を待っていたのである。千葉県市川市出身でユースからそのままジェフユナイテッド千葉に入団した阿部がレッズに移籍したのは2007年。それからわずか4シーズンしか在籍しなかったわけだが、レッズサポは彼のことを心から愛している。イビチャ・オシム元日本代表監督がボリヴァレントと称した高い適応能力と、時に悔し涙を流すほど真摯に試合に向かいあう気持ちがレッズサポの心をとらえたのである。天皇杯の試合はレッズの主管試合ではなく、日本サッカー協会によるものだから、阿部勇樹を見送るための特別なセレモニーを行うことはできない。でも、真面目な「阿部ちゃん」のことだから絶対に出てきてくれるはず。サポーターはそれを信じて席を立たない。試合終了後の両チーム選手による挨拶を終わったその時、果たせるからな阿部はピッチに姿を現した。手の届く限りサポーターと握手をし、スタンドから投げ入れられるマフラーやカードを丁寧に拾いながら歩いてくる。サポーターは阿部勇樹オーレ!のコールやチャントで彼の未来を祝福し、スタンド内に呼び寄せ胴上げをした。2階席から見ても分かるくらい阿部ちゃんは泣いていた。それは予想通りだったし、そんな阿部ちゃんにサポーターもまた目を真っ赤にしていた。ゆっくり30分かけてスタンドを一周する阿部ちゃんに向けて、サポーターは最後にマフラーを掲げ、We are Diamondsを歌い見送ったのであった。花束贈呈もピッチでの挨拶もない。阿部勇樹とサポーターだけの本当に手作りの壮行会。それが聖地と言われる駒場スタジアムで行われたのも不思議な因縁である。阿部ちゃんが見送られる様を見た他のレッズの選手たちにとっても強い印象が残ったことであろう。鈴木啓太選手の言葉ではないが This is Reds である。
頑張れ、阿部勇樹。レスターで実績を残して、いつかはプレミアリーグで活躍する姿を見せてくれ!あべゆ~き、オレ♪
しかし、9,701人の入場者の大半は試合終了後もまったく動かない。ただ勝利の余韻を楽しむためではない。イングランド・リーグチャンピオンシップ(2部リーグ相当)のレスター・シティFCへの完全移籍が決まった阿部勇樹を待っていたのである。千葉県市川市出身でユースからそのままジェフユナイテッド千葉に入団した阿部がレッズに移籍したのは2007年。それからわずか4シーズンしか在籍しなかったわけだが、レッズサポは彼のことを心から愛している。イビチャ・オシム元日本代表監督がボリヴァレントと称した高い適応能力と、時に悔し涙を流すほど真摯に試合に向かいあう気持ちがレッズサポの心をとらえたのである。天皇杯の試合はレッズの主管試合ではなく、日本サッカー協会によるものだから、阿部勇樹を見送るための特別なセレモニーを行うことはできない。でも、真面目な「阿部ちゃん」のことだから絶対に出てきてくれるはず。サポーターはそれを信じて席を立たない。試合終了後の両チーム選手による挨拶を終わったその時、果たせるからな阿部はピッチに姿を現した。手の届く限りサポーターと握手をし、スタンドから投げ入れられるマフラーやカードを丁寧に拾いながら歩いてくる。サポーターは阿部勇樹オーレ!のコールやチャントで彼の未来を祝福し、スタンド内に呼び寄せ胴上げをした。2階席から見ても分かるくらい阿部ちゃんは泣いていた。それは予想通りだったし、そんな阿部ちゃんにサポーターもまた目を真っ赤にしていた。ゆっくり30分かけてスタンドを一周する阿部ちゃんに向けて、サポーターは最後にマフラーを掲げ、We are Diamondsを歌い見送ったのであった。花束贈呈もピッチでの挨拶もない。阿部勇樹とサポーターだけの本当に手作りの壮行会。それが聖地と言われる駒場スタジアムで行われたのも不思議な因縁である。阿部ちゃんが見送られる様を見た他のレッズの選手たちにとっても強い印象が残ったことであろう。鈴木啓太選手の言葉ではないが This is Reds である。
頑張れ、阿部勇樹。レスターで実績を残して、いつかはプレミアリーグで活躍する姿を見せてくれ!あべゆ~き、オレ♪
パパ BBクリームで
いつかパパに相応しい女に…
おやすみなさーい。
箱のつぶれたBBクリームということで
お恥ずかしいかぎりです。
このお詫びは次の松ラー鍋で・・・(笑)