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まひるのブログ

Teacupブログから引っ越してきました。

楽聖少女4

2013-11-18 22:04:00 | 小説
こちらも10日発売なのですが、購入が遅かったのでようやく読めました、というところです。
いつもどおり、ネタバレ含みます。…というか、僕の感想って少なくとも読んでないと意味不明だと思うのですけどね

今回は「運命」「田園」にまつわるお話、ですが、主題は「運命」ですね。「運命」に使用するトロンボーンをめぐってルゥと協会が対立、それが色々拡大してルゥもメフィもユキもピンチになるというお話です。なんだかんだ言ってメフィのことを心配しているユキがおります(苦笑)ロシアのメルツェルとか協会の実行部隊とか…暗躍しているのですけど、ぶっちゃけ存在忘れてました。なにぶんキャラが濃いのが周りにいたせいで(ロシアは陛下が変tゲフンゲフン…すぎて)あぁ…いたっけ? という…ね。でも今回は気になる暗躍っぷりでしたので次回また出てきそうだな、と。挿絵が少ないというか全然ないのが残念ですが…もしかして最後のユキの魔法を実現するには描いちゃいけないのかな、と思ったり勘ぐりすぎだったり。悪魔も2人ほど新しくご登場です。1人はナャ激Iンについている方。悪魔なのか分かりませんけども。もう片方は必要なためユキが契約した悪魔ですね。ということで2重契約状態です。ゲーテもびっくりです。どちらも今後また出てきそうですね。
あと最後にルゥがベートーヴェンから離れたせいで史実と異なってくる描写がありました。それが崩壊につながるのか、新たな何かにつながるのか、それも楽しみにしたいと思います。

キノの旅ⅩⅦ

2013-10-24 21:18:00 | 小説

今月は毎年恒例キノの旅の発売月ですね。発売は10日ですが、ポケモンが発売した関係上、ようやっと先程読み終わりました。

キノの旅の特徴の1つとして、プロローグとエピローグがあります。1つのお話が別れて本の最初の方(口絵ノベルがあることもあるので、最初の話とは限りません)と最後の方に載ってます。で、かつbが先、aが後です。要するに、オチが先でその前の話が後にきます。
今回のプロローグ・エピローグは「渡す国」、シズさま組のお話でした。bで出国の事が書いてあるのでaでどんなにこの国が良く、定住したいと仰っていても虚しく聞こえるのですよね…。どんな事件が、とも思ってましたが、シズさまらしいといえば、そんな感じの事件で出国するのですね。まだまだ彼らの旅は続きそうですが…この国のような良い国があるかは疑問ですし、1度経験してしまうと比較しちゃうかもしれないし、で難しいのかな、とも思います。まぁ…比較しそうなタイプでもないので案外次巻であっさり決まったりしなくもないのかもしれませんが。
個人的に面白かったのは「時間の国」、あと「割れた国」です。


一つの大陸の物語・下

2013-05-13 22:14:00 | 小説

「アリソン」「リリアとトレイズ」「メグとセロン」のシリーズの完結編、下巻です。完全にネタバレ含みますので未読の方はご注意を。

下巻はほぼトラヴァス少佐のお話でしたね。飛行機が墜落し、かなり負傷したトラヴァス少佐がどう生き残ったか、というのに焦点が当てられてます。挿絵で眼鏡のない少佐の絵がありますが…カッコいいですね♪視力として問題はないそうですが、また何故眼鏡をしたのかは謎です。誰だか一発で分かるように、なのでしょうかね?

上巻での想像通り、サイラスはヴィルの親友、結婚式はアリソンとヴィルの、でした。ただ、まさか「メグとセロン」で出てきた「あなた」(ラプトアからの交流生)や「アリソン」で出てきたルネや「リリトレ」のクレアまで出てくるとは。結婚式なのでアイカシアさんやアン達くらいまでは吃驚しませんでしたが。
お話は結婚式で終了、ですが結局麻薬密売の犯人が誰かまでは分かりませんでしたね。いや、一応最後に連行?された方ということで良いのかしら? 確かに証拠回収の人や弁当に爆弾を仕掛けられること、少佐を殺すことが出来る立ち場と考えると軍内部の方でしょうから辻褄は合うのですが…。う~ん…ちょっと煮え切らない感はあります。
まぁでも何はともあれ、それなりに幸せになって頂ければと思います。あの推理が見られなくなるのは残念ですが。あ、それが今回少なかったからものたりないのかな?


一つの大陸の物語・上

2013-03-14 21:56:00 | 小説
「アリソン」「リリアとトレイズ」「メグとセロン」シリーズの完結編、「一つの大陸の物語」が発売になりましたね♪表紙は「メグとセロン」1巻を彷彿とさせるもので、メグ、セロン、リリア、トレイズが写ってます。
以下、ネタバレ含みます。

各話に出てきた主要キャラが活躍するお話ということでしたので、てっきり短編集かと思ってましたが…どうもそうでもないみたいですね。僕の場合、「リリアとトレイズ」読了から「メグとセロン」を読み始めるまでに間隔がずいぶん空いていたので(「メグとセロン」が完結してから読み始めました)ちょっと忘れがちだったりもするのですが、「リリアとトレイズ」と「メグとセロン」は時間軸としては同時進行なのでそりゃあ皆さん一度に登場する話になりますわねぇ(苦笑)トレイズが新聞部の標的になったり、話の中での頭脳役トレイズとセロンが議論するシーンはなかなかに面白く読んでます。

話としては、スーベーイルに帰る途中でトラヴァス少佐の乗っている飛行機が爆破、墜落します。一方新聞部は謎の転校生トレイズの正体を捜す過程で学校ロッカーを使用した麻薬密売事件に巻き込まれます。麻薬の運び人(本人は知らない)を消そうとする殺し屋をトレイズ暗殺犯として狙撃したところでひとまずは終了。ですが、その麻薬密売事件の糸をひいているとして名が挙げられたのがトラヴァス少佐。ところが彼は墜落によって死亡したとリリアに連絡がいきます。

こんな感じで親世代含め、見事に主要キャラを巻き込んで話が進んでいます。因みに最後のアリソンの台詞から死亡したトラヴァス少佐はヴィルではない(死んだふり)でしょうのでこの後麻薬の密売事件をヴィルと新聞部(+トレイズたち)両方から解決していくのかな、と思ってます。
因みに下巻は5月発売だそうです。下巻の章名は明らかになってますが…結婚式って誰のですかね? 個人的にはヴィルとアリソンの、かなと思ってます。多分してないですよね、あの二人は。
あと、サイラスさんって誰でしたっけ? そんな方いたかなぁ…? ヴィルの友人?(名前出てましたっけ?)

ミニッツ4~スマイルリンクの歌姫~

2013-02-19 21:29:00 | 小説

いつもどおりネタバレ含みますのでご注意ください。

作者である乙野さんがPであることは1巻でご承知のことと思いますが、今回はDTMを小説内で出してきましたね。ミクの説明つきで(笑)
今回のお話は学園祭です。学園祭のクラス企画、個人企画に生徒ポイントが付与されることからやる気になった櫻くんが頑張るお話です。
ミニッツ能力者(=鬼火憑き)についての新たな情報はありませんが、櫻くんが考えるところの鬼灯先輩の能力および新たな能力者は出てきますね。あと櫻くんと遥ちゃんに若干の進展が…あるような?

表題の「スマイルリンク」は平たく言えばドッキリの輪です。笑いで済ますことのできるドッキリをやられた人が別の人に行っていくというもの。一般人も巻き込んだ形の出し物ですね。これと個人企画のDTMを使った歌を合わせるわけですから巧いなぁと思います。櫻くんは今回も詰めは甘かった気がしますが、それで害を被ったりということがないのでほのぼの読めました。

あと今回はアザミちゃん親衛隊がとても活躍してましたね。ヒコ先輩は3巻でイラスト出てたかと思いますが、それ以外4人も挿絵でちゃんと出ておりました。親衛隊は見ていて(読んでいて)和みますねぇ。