マダムジュリーの場合

脱・筆不精&不デブ症

セザンヌ展とポールボキューズミュゼランチ

2012-05-19 | 家族
毎年、母への誕生日プレゼントは、『一日デート』なのです。

80歳を超えてから、母はプレゼントに何が欲しいか聞いても、
「私はもう欲しい物は何もない! いらん!」
と言い放つようになりまして・・・ ならば・・・と、
『母の行きたい所に連れて行く一日デート』が始まりました。

今年の母のリクエストは、『セザンヌ展』

りょうかーーーーい!(*^^)v


『セザンヌ展』は、今、国立新美術館でやっています。
まずは、ランチへお連れしました。

国立新美術館3階にポールボキューズ ミュゼというレストランがありまして
調べたところ、大変な人気で、レストランだけに来る人もいるとか。
いつも並んでいるとのこと。

では、開店時間に行こう!
と、11:00開店の10分前くらいに到着。

あっらーー、もうすでに30人位並んでいます。
それでまた、すんごい所にあります。
吹き抜けの上、天空の城ラピュタみたい。
これって、中はどうなっているのかしら?
大きな地震があったら、危ないんじゃない?


たいして待つこともなく、開店時間になり、
並んでいた人が一気に中に入りました。


案内された席からは、エスカレーターや吹き抜けの下まで見えます。
母の席からは、東京タワーも見えたらしい。


頼んだのは、本日のランチセット2,000円です。

まず、パンとパンにつける鶏のリエットとオリーブオイルが出てきました。



母は、「あら、お線香が出てきたのかと思った。」

お線香 


たしかにーーーーー

メインディッシュです。母はお肉系、
(鶏胸肉のポッシェ ほうれん草のフランと季節野菜と共に
 爽やかなオレンジ風味のソース・シュプレーム)



私は魚系
(白身魚のクネルとガンバス海老のポワレ 
 にんにくの香りのタリアッテレ添え アメリケーヌソース)



読むだけで舌噛みそうだわ、それにお上品な量だこと 
でも、とってもおいしゅうございました。

デザートは、母は
チョコレートケーキとグリオットチェリーのシャーベット
ガトー・プレジデントのイメージで。



私は
ムッシュ ポール ボキューズのクレーム・ブリュレ
わぁ!大きい! と喜んだけど、1口スプーンですくったら、浅いんでがっかり。
でも、おいしいから許す



母の古い話を聞いてやるのも親孝行と思って聞いていたら、
どんどん歴史がさかのぼっていき、祖父母の馴れ初めや我が家のルーツにまで!
おい!誰か止めてくれ!

ふと我にかえって入口を見てみたら、もう30人位並んでいる。
時間にして11:40頃。早めにお昼にして良かった。

さて、レストランをあとにし、セザンヌ展へ。
入口で音声ガイドを借りて、いざ!

セザンヌ 私、2007年の地中海クルーズの時に
エクスアンプロバンスにあるセザンヌのアトリエに行ったことがあるのです。
セザンヌが晩年サントビクトワール山を描いたという丘にも行きました。

旅行記はそこにたどり着く前に途絶えてしまっているんで、アルバムより。
素敵なアトリエだったなぁ。。。



丘に上り、セザンヌと同じ景色を見ていることに感動したっけ。



鑑賞後、ケーキセット(黒糖ときなこのシフォン)で小休止。



母の誕生日デートと言いながら、私も結構楽しんでいます。
このデート、ずーーーっと続きますように

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