マック マッハワン

  ネコと暮らすマック野郎のデジカメ、オーディオ、音楽などの趣味ブログ

M-AUDIO Studiophile Q40

2008年05月29日 | ヘッドホン

M-AUDIO Studiophile Q40

密閉ダイナミック型
3mストレートケーブル(着脱式)
ミニプラグ(標準プラグアダプタ付属)
ポーチ付属

周波数特性:10Hz~20kHz
感度:116dB
インピーダンス:64Ω
質量:250g

クリエイターズランド楽天市場店(ソフマップ)
価格:16,800円


'07年12月、DTM屋「M-AUDIO」のラインナップに加わった新モデル。
低音よりのドンシャリ。いや、ズドン・ドンシャリ。



“エナジーカプセル”
破裂せんばかりの低音が閉じ込められており、再生とともに炸裂!
とにかく凄い量です。音はそのエナジーの支配下にある。
低音大好き野郎ですが、出過ぎです。バランスを欠いている。

低域は、軽々と鳴らすものの制動感がなく、ビビりチックでボワつく。
中高域は、やや埋もています。低域に比べ能力が乏しい。
中域のボーカル、線が細く迫力がない。
高域は明るめのトーンですが、鮮やかさはそれ程感じない。
原音忠実性はなく、分解能は普通。



“止まったら死ぬ”
疾走曲は得意です。元気ハツラツと言った具合で、神輿に乗っている感じ。痛快。
ミディアム、スローナンバーは、苦手です。バラードも同様。
グルーヴ感をまったく感じない。“うねり”が伝わらず、とてもあっさりしている。
スローナンバーのサビによくある、スピードを帯びた高揚感って言うか、
グッ!とフレーズが肩透かしを食らう。やっぱり、お前は走ってないとダメか…
なので、そんな表現になります。



“最初は良かった”
初めて聴いた時は、派手チューニングでイイと思った。
エージングの必要性も感じない程の“音出”だった。
鳴らし込んで行くうちに、下(低音)寄りへシフトし、量、今ではお構いなし。



“波動砲”
ケーブルを SONY RK-G136 に換えたら凄いのなんのって、
低音が、「波動砲」か「米村でんじろう先生の空気砲」になって耳を襲います。
アホほど出る。クレイジーなベースワールドを少し楽しませてもらった。



外観は、大柄のハウジングに M-AUDIO のロゴが印象的。
このデザイン嫌いではない。
ハンガー部からヘッドバンドへの“渡りコード”で、
それっぽい雰囲気を演出したかったのだろうが、スッキリ感のある、内配線が好みだ。
ポータブル時、引っ掛かりそうで嫌。意味無し。
作り、価格相応かと言えば疑問。
側圧は、やや強めだが装着感は良い。
完全耳覆いタイプのイヤパッドはソフトで“あたり”が良い。
遮音性は普通。やや音漏れはするが、
大音量でなければ、電車内での使用は問題なし。



オールラウンダーとしての、DJ1 PRO
低音の締り、リアルなボーカルを得意とする、HD25
奴らは偉大です。



M-AUDIO M-AUDIO 密閉型ヘッドフォン Studiophile Q40 MQ40

M-Audio

このアイテムの詳細を見る
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アルパイン iDA-X001 の疑問点 | トップ | Griffin PowerDock 2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヘッドホン」カテゴリの最新記事