マカロン et バゲット

パリでの暮らし
日常の何気ないひとこまをつづります

路地裏の名店

2009-07-09 | グルメ
下の娘のママ友達6人で、ランチに行ってきました。
この7月で日本に帰国するお友達の送別会も兼ねて。

グルメなお友達が「すごく美味しいから。絶対行ってみて!」と薦める最近話題のお店。
「Le GRAND PAN(ル グラン パン)」。



バスク料理のお店。
15区にあります。
メトロの駅からも遠く、周りに何もない住宅街の一角。
こんなに埋もれた場所にあっても、美味しければきちんと発掘されるのですね。


本日のメニュー。



お店のお兄さんが、フランス語が相当怪しい私達相手に全品一生懸命説明してくれました。
どうもありがとう。

私はオントレに「鶏肉と野菜のプレッセ」をチョイス。



冷たく冷やした夏の前菜。
鶏肉のコラーゲンたっぷり。
くたくたになるまで煮込んだポワローとにんじんとかぶ。
ブイヨンと塩味だけのシンプルな味。
美味しいです。

お友達は・・・

子牛と豚のカルパッチョ



ズッキーニの冷たいスープ




プラに「カサゴのフィレのグリル なすのピュレ」を。





カサゴは焼き加減が絶妙。
皮はカリッ、白身はふっくら、ジューシー。
どうしてこんなふうに素晴らしい仕上がりになるのでしょう。

ナスのピュレは、5人分まとめて別盛りで。
最初出てきたときは、色的にも美的にも「・・・?」な感じだったのですが、一口食べると・・・
「何これ!?美味しい!!」
全員で絶賛!
みんなではまってしまいました。

デセールは、「サクランボのフランペ ピスタチオのムース」。



サクランボとピスタチオの組み合わせ。
昨日のカレットのケーキもそうでした。
相性のよい素材のようです。
ピスタチオのムースは空気がたっぷり入ってふんわり。
暖かいサクランボに絡めていただきます。
美味しい。

お友達は・・・

苺のミルフィーユ




満腹。
グルメな友達のお奨めどおり、どれもレベルの高い美味しいお料理ばかりでした。