マカロン et バゲット

パリでの暮らし
日常の何気ないひとこまをつづります

お待たせしました

2009-10-08 | 日記

みなさま、こんにちは。

更新していないにもかかわらず、訪ねてきてくださってありがとうございます。

上海はまだ半袖で過ごせるくらいの気温です。
私たちが到着してからここ数日、上海にしてはさわやかな日々が続いているようです。

生活の方はまだほとんど立ち上がっていない・・・
エア便が届かないので、キッチン用品も何もないし。
無駄なものは買いたくないので、最低限のもので生活しています。

子供達の学校も、祝日で連休中のため、12日からです。
だから、今はゆるゆる日々を過ごしています。


そんな状況ではありますが、上海生活を綴るブログ、立ち上げちゃいました!

マイペース更新になるかと思いますが、よかったら遊びにいらしてくださいね。


http://blog.goo.ne.jp/syanhai-puudon2801




それではまたお会いしましょう。













車窓から撮ったパリの街

2009-10-05 | 日記

10月3日上海時間16時20分に無事、浦東空港に到着しました。



以下、夫の愛車プジョー407で、パリの街を最後にドライブしたときの写真。

車の中から撮りました。

信号で止まった時に。














































オーヴォワー

2009-10-01 | 日記

とうとうこの日が来てしまいました。



怒涛の2日に渡る引っ越しが先程ようやく終わりました。


船便とエア便がすべて運ばれ、残ったのは、私たちと共に飛行機に乗るのを待つ荷物のみ。






今は、何もなくなったリビングで、秋空を眺めながらとても穏やかな気持ちでこれをつづっています。





6年4ヶ月、毎日私たち家族を暖かく包んでくれてどうもありがとう。
トラブルのほとんどない優秀な家でした。



引っ越し準備を始める前に撮った我が家。
リビングとダイニングとキッチン。



  










今はもう何もない。
いつかは終わりが来るけれど、今日本当にその日が来ちゃった。



心から どうもありがとう

そして さようなら












明日もう1回アップしします。








「Chevreuse」

2009-09-28 | 日記
夫「最後の日曜日だし、ちょっと郊外に出かけよう!」

・・・あの、引っ越し、水曜日なんですけど。

夫「わかってるけどさ。 最後だし、天気もいいし、さっと行って早めに帰ってこよう。」

そりゃ、私だって行きたいです。
行きたいですけども、引っ越し準備をするのはこの私。
まだ全然終わってないんですってば!


・・・と、ごねつつも、やっぱり行ってしまいました。

「Chevreuse(シュブルーズ)」

うちから車で高速飛ばして30分。
たった30分で風光明媚なプチ田舎へ到着です。

夫が旅行好きのドライブ好きで、パリ近郊に点在する美しい村々を家族でよく訪ねます。
今日も最初から行くつもりだったようで、しっかり行き先をリサーチ済でした。



車を降りた途端、お城が見えました。





ちょうどこの日は公園でブロカント。





マダム手作りのコンフィチュールがたったの1.5ユーロ。



瓶の大きさがこんなにちがうのにすべて同じ値段だなんて。
そのアバウトさがまた素敵です。

コンフィチュール好きの私ですから、もちろん買いましたよ。



オレンジとルバーブ。



家に絡まる蔦も色づいてきました。





小川が流れています





「Promenade des Petits Ponts」小さな橋の散歩道という意味。
その名のとおり、いくつものかわいらしい橋が架かっています。






















この街の市役所。






日本人と出会うことはまずないこの小さな街のこの小道で・・・
後ろから私の名を呼ぶ声。



振り向くと・・・
えーっ!!よく知った方々が!



下の娘が幼稚園のときからずーっと一緒のお友達家族でしたー



まあ、なんていう偶然でしょう!
日本人にはほとんど知られていないこの小さな街で出会うってほとんど奇跡的。



ここでいっしょにお昼ごはんを食べました。




ワインは、「Moulin a Vent(風車)」



あの、お父さん方、車ですよー



このお店のムニュ・アンファンはなんだか豪華。
オントレは生ハムとサラミ。




プラは、ステーク・アッシェかお魚が選べます。
お魚にしてみました。




大人たちは・・・

お魚だったり、




テット・ド・ヴォー(子牛の頬肉)だったり、




マグレ・カナル(鴨のむね肉)だったり。





エスプレッソを頼んだら、こんなにお菓子が付いてきました。




上の娘は、ショコラ・ブラン(白チョコ)のムースを頼みました。




ムニュ・アンファンにはアイスクリーム2スクープが付いてました。



田舎のレストランは時間がゆっくり流れます。
おしゃべりしながらたっぷり時間をかけて食事をします。

私たちもゆったり過ごしました。

6年4ヶ月一緒だった数少ないお友達。
お世話になりました。
また日本ですみれ会で会いましょう。




丘の上にあるお城に向かいます。








途中、こんなペットを散歩させている人に会いました。




「マドレーヌ城」。



11世紀のお城。城壁が残っています。

この日はちょうど中世のフェット(お祭り)だったようです。



中世の服を着て、中世の生活ぶりを再現していました。







お城からの眺め。





下に戻り、教会へ。




ロマネスク教会。




教会大好きです。




落ち着きます。






このブログの最初の記事にも書きましたが、私はフランスの田舎が大好き。
パリ近郊のこんなちょっぴり田舎な街も大好き。
田舎の素敵を紹介できなくて残念だったなーと思っていたので、今日は思いがけずこの小さな街に来れて、少しだけれど田舎の素敵を伝えられたこと、とてもうれしく思います。
夫に感謝ですね。

パリ生活最後の日曜日はとても素晴らしい一日となりました。




お気に入りの1枚。








パリ生活最後の土曜日は・・・

2009-09-26 | 日記

夫「昼、寿司行こーか。」
子供達「うん!行く行く~」

ということで、パリ生活最後の土曜日のお昼ご飯は「お寿司」に決定。

14区「Pernety」にあるお寿司屋さん「喜楽亭」に行ってきました。

なんちゃって寿司屋さんがやたら多いパリですが、ここはもちろん日本人のご主人が握るしっかりしたお寿司屋さん。
我が家のお気に入りのお店の一つです。
パリに古くからある高級なお寿司屋さんはもちろん美味しいです。
でもここを知ってからは、家族揃ってこちらのファンに。
ネタが新鮮で、握りの姿が美しくて、もちろん美味しくて、お値段も控えめ。
ご主人はちょっと面白い経歴をお持ちのシャイな方。
そんなにちょくちょく行くわけではない私たちを常連さん扱いしてくれて、毎回おまけのお寿司をこっそり付けてくれたり、帰りに大きなマグロの柵を持たせてくれたり・・・

実はここを紹介してくれたのは、例の額装屋さんの彼。
「すごく美味しいお寿司屋さんが近くにあるんだよ。ぜひ行ってごらんよ。」
と住所を教えてくれたのでした。
フランス人にお寿司屋さんを紹介される日本人もそういないと思います。



こんな小さなお店です。「喜楽亭」。





握りスペシャル。



美味しそうでしょ?
トロなんて本当にとろけちゃいます。
ネタはその時々の仕入れ状況で変わりますが、何を食べても美味しい。
小食の下の娘も、ここのお寿司だとあっという間にペロリ。



夫が、転勤になった旨ご主人に伝えました。
「えっ?どちらに?」
「上海なんです。」
「実は私も12月でここを閉めて、ソウルに移るんですよ。」
えーっ!?
ここやめちゃうんですか?
そしてなぜにソウル?
・・・訳を聞かせてくれましたが、・・・いろいろあるんですね。
「どうせなら上海にしませんか?」
なんて夫は誘っていましたよ。


子供達「ねえ、アイス食べようよー」
私「そうだね、食べよー。だけど2つね。シェアしよー。」
子供達「わかった。抹茶ー」「白ゴマー」


やって来たアイスクリームは・・・



大きな器に大盛りの抹茶、白ゴマ、ショウガ。
あの、ショウガ頼んでませんけれども?

ご主人「あ、いいんですよ。どうぞ召し上がってください。」

いつもすみません。
遠慮なく頂いちゃいます。
ショウガ、美味しい!
さっぱり。
抹茶も白ゴマも美味しい!


大満足でお会計。
・・・抹茶、白ゴマまでもご主人のサービスとなっておりました。

本当にいつもありがとうございます。


ご主人、ソウルでもそのシャイな笑顔で頑張ってくださいね。


居心地の良いこのお店ともお別れ。



空いてるんじゃないですよ。
満席でした。
私たち、おしゃべりして営業時間過ぎても居座ったお客です。



Pernetyは庶民的な街。






明日に続きます。