パリ最後の夜は、ビストロ「Troquet」で。
「トロケ」はバスク地方料理で有名なお店。
私たちがお店の前に車で乗りつけたら、テラスに座っていたシェフが笑顔で、
「パーキングは28番地のルノーに停めればいいよー。 うちで食事するって言えば無料だからさ。」
親切にありがとうございます。
だけど、なぜシェフがここに?
ていうか、シェフ、手怪我してる!
ということは今日はセカンドシェフなんですね。
夜トロケに行くのは初めてでしたが、満杯でとてもにぎやか。
昼とはまた違う雰囲気。
ここはシェフを筆頭にスタッフみんなとても感じがいいんです。
本日のムニュ。
オントレ
白いんげん豆の冷製クリームスープ
豚バラ肉の農夫風グリル クトー貝 バジルとパルメザンソース
サーモンのタルタル カリカリブロッコリー カリフラワーソース
プラ
黒鱈のグリル 赤ピーマンとなすの煮込み添え
メルルーサとアサリのココット蒸 レモン風味
牛肉のグリル 赤ワインソース ジャガイモのニョッキ
デセール
レーヌクロードのタルト 塩キャラメルアイスクリーム
フィグのコンポート ソルベ
ミルクチョコレートとホワイトチョコレートのムース マドレーヌ添え
エスプレッソ
家族なのでちょこちょこすべての料理をつっつきながら味わいましたが、どれを食べても美味しかった。
セカンドシェフも頑張ってますね。
ここはオントレのメニューにいつもスープがあります。
今までもカボチャや栗のスープを食べたことがありますが、いつも大きなスープ皿になみなみと入って運ばれてきます。
自分でよそうのですが、美味しくてついついおかわり・・・食べすぎてしまうのです。
夫が頼んだプラの赤ワインソースが絶品で、プージョランのパンに何度もつけて食べちゃいました。
ここのお料理は濃厚なものが多いので、私はプラをさっぱり系のココットにしたのですが、それでもやっぱり満腹。
だけど、もちろんデセールもしっかり頂きました。
塩キャラメルアイスクリームがコクがあるのにすっきりでとても美味しかった。
ご馳走様。
パリ生活最後の夜をここのお食事で締めることができてよかったです。
きっと、時折思い出して、ああトロケのがっつり系ビストロ料理が食べたいなーなんて思うんだろうな。
さて、最後に・・・・
フランスでのたくさんの素敵な出会いに心から感謝します。
人はもちろんのこと、物や食べ物、建築物・・・ここパリで出会ったたくさんの素敵に。
9月のお食事会はすべて送別会でした。
皆さん、お忙しいのにセッティングをしてくださったり、集まってくださったり、ありがとうございました。
引っ越し当日は、おにぎりと温かいお茶を差し入れしてくれたり、エルメのイスパハンのクロワッサンを差し入れてくれたり、その優しさに感激でした。
引っ越し1日目終了後、下の娘のママ友達との最後のお茶会では、美味しいものがこんなに。
ピエール・エルメのドライフルーツのパウンドケーキ
Limoineのカヌレ
ヤマザキ(あるんです、パリに)の苺ショート(Matsuriって名前が付いてます)
2007年のコンフィチュールのコンクール、マーマレード部門で優勝したラファエルさんのマーマレード。
カレットのマカロン
お邪魔したお友達のリビングからの眺め。
屋根の上にあるのは煙突。
各家庭に繋がっています。
昔は、チムチムニーチムチムニー♪と煙突掃除をしていたんですね。
パリでの最後のお茶会もとっても楽しかった!
どうもありがとう。
10月2日(金)、私たち家族がパリを去る日には、たくさんの方々が見送ってくださいました。
うれしかったです。
本当にありがとうございました。
またいつかお会いできる日を楽しみにしています。
感謝の気持ちでいっぱい。
それでは・・・
さようなら。 またお会いしましょう!
Au revoir. A bientot!