瀋陽桜 珍紅花 沈赤花 shenyang yinghua 진잇꽃

日本の桜が大好きです! 〓(*^。^*)〓J

不怕雨,不怕風,給力,今天加油!(>.<) P

・・・ M

豪雨大国

2014-08-27 02:09:53 | 平和

 

 

 

 


今年は9月8日が中秋節です。

 カンガンスレ(강강술래)は、韓国の重要無形文化財にも指定されています。中秋の日(旧暦8月15日・秋夕・추석チュソク)に、装った婦人たちが数十人ずつ集まり、手に手を握って円形で立ち並んで歌を歌い、くるくる回る伝統舞踊です。(日本の盆踊りのような華はありませんが躍動感ある婦人の踊りです。韓国南部の海岸地方に伝わる民族舞踊で旧暦のお盆の踊りの一種でもあります。冬盆にもやるそうです。)

 その由来は日本との歴史上の関係も深く、豊臣秀吉の朝鮮出兵時に韓国英雄の李舜臣が水兵を率いて秀吉の軍と対峙していた時に、韓国側に多くの軍勢が海岸を警備しているように見せるためと、秀吉軍の監視を兼ねて婦人たちが、数十人ずつ、海岸地帯の山に登り、あちこちに焚き火をたいて、回りながら「カンガンスレ」と歌ったのが始まりと言われます。こんな、伝統舞踊一つをとってみても、日本との繋がりがとても深い韓国です。

 ソウル光化門広場の「李舜臣」像(今年夏に封切られた李舜臣を描いた韓国映画(鳴粱)は公開1ヶ月で1700万人の観客を集め韓国映画の記録を塗り替える大ヒットとなりつつあります。)



 8月25日の釜山の豪雨は毎時130㎜の大雨で、都市機能が完全に麻痺しました。気象庁によると、2000年代に入って時間降水量が30㎜以上の集中豪雨の発生頻度は、1980年代より約30%も韓国では増加しているそうです。 韓国の土地は、真砂土などで地層が薄い地域も多く、雨水の影響を受けやすい地質の特性上があり、今後の豪雨で今回の広島のような「地すべり」などの大惨事も予想されています。

釜山・機張郡佐川三叉路付近

 

豪雨で流されたバスの引き上げ

 

 8月25日午後3時54分には、釜山の機張郡長安邑にある、原子力発電所の2号機の稼動が停止しました。豪雨が理由で停止したのは今回が初めてだそうです。 

 韓国水力原子力によると、古里2号機タービンは蒸気を海水で冷却し、再び原子炉で利用される循環型で、海水をポンプで引き上げるポンプが大雨に浸かったのだそうです。設備の安全を確認するために稼動を停止したと言われていますが。福島を連想して、不安を感じる人も多いようです。 

 原発関係者は「海水を引き上げるポンプが水に浸かることに備え、別途のポンプを設置しておいたが、暴雨はその機械の処理能力を超える量だった」と説明しています。

 

 釜山・陽徳女子学生、約400人が帰宅避難

 

 

日本も、何故か、最近やたらと豪雨が多くなりました。従来無かった竜巻が各地で起こり、夏に氷が降り、雷が増え、天気が急変します。

8月20日未明に、広島市内北部の安佐南区や安佐北区では、局地的な大豪雨のため、土砂災害が発生しました。土砂崩れや土石流により多数の住宅が巻き込まれました。8月26日現在の死者は、もう66名と発表されています。行方不明者も21名で、さらに犠牲者は増える見込みです。被災家屋の把握や捜索も困難で土砂被害の復旧の目処は、まだ全ったく見えない状況だそうです。

 8月22日広島市安佐区

 土砂被害が多くあった安佐区は南区の旧祇園、安古市、北区の可部など、かつて1970年代に市に編入された北部地域です。南区は修道大、広島市立大などの学校所在でも知られ、近年、市内中心部のベットタウンとして山が切り開らかれて開発された地区です。市街中心から10キロ以上も離れたこの地にも、被爆当時は黒い雨が降ったといいます。山沿いで豪雨良く降る地域であり、九州もそうですが(シラス台地:九州南部数多く分布する火山噴出物の台地で雨に弱い)広島県は真砂土の地層が多く雨に弱く(真砂土:花崗岩の風化した砂地)昨年も土砂災害があり、1999年にも大規模な土砂災害がありました。

 土砂災害の警戒警報は、8月20日の夜1時15分には、出されていましたが、避難勧告が出されていない状況で、土砂被害が深夜3時~4時に発生しました。市が避難勧告を出したのは事故後の4時15分だったと報道されています。2011.3.15の福島ではありませんが、これも想定外だったと言うのでしょうか? 「土石流に巨大な岩が流れてくるとは、想定していませんでした。」との専門家の話ばかりが報道されています。しかし、1999年の広島県の土砂災害でも31名もの犠牲者が出ていました。その危険性も知られながら、利益優先で、その後も従来同様に新規住宅を開発し続けてきた業者と、それを許した行政の責任を問う報道は、なぜか殆ど聞かれません。P

日本で花崗岩や砂土の脆い地層は、西日本から信州や新潟に多く観られることは、従来から分っています。

そして、韓国や中国にも真砂土の地層が広く分布していることも、よく知られています。

花崗岩の自然放射線(赤)の放射の多い場所

(=真砂土の地層が分布/日本国土の13%)


日本や韓国や中国に限らず世界的に気候が激変しているのは、エルニーニョだけでなく、地球温暖化の影響があると言われています。



さらに日本の気象の激変は、ヒートアイランドが影響していると言われます。


これらの、自然破壊をもたらしたのも、拝金主義に走る新興国の中国やインドの大気汚染もそうですが、新自由主義など市場経済崇拝の無計画・無秩序な経済発展を先進国や多国籍企業が世界中で追及してきた結果=人災ともいえそうですね。

 


(自然環境だけではありません。皮肉なことに、外資企業や資本主義的市場経済を盛んに取り入れた中国の無計画・無秩序な過剰供給がもたらしつつある中国の経済失速は、資本主義諸国の経済終焉への引金さえ引きそうです。2014年7月の中国新築住宅価格指数は、主要70都市のうち、新築住宅価格指数が対前月比で下落した都市が64都市と全体の9割を超えてしまったそうです。バブル崩壊は投機筋の富裕層の破綻と地方財政の悪化をもたらします。習近平主席は「腐敗と戦うには、個人の生死、名誉毀損もまったく気にしない」とも言う程に虎たたきに熱心ですが、外資たたきの豪雨も容赦ない様子です。独占禁止法を調査する中国国家発展改革委員会は、日本の自動車部品メーカー12社をも独占禁止法に違反したとして、10社に計12億3540万元(約208億円)の罰金を徴収すると発表されています。日本精工(罰金額1億7492万元、約29億円)やNTN(同1億1916万元、約20億円)などベアリングメーカー4社と、デンソー(同1億5056万元、約25億円)、矢崎総業(同2億4108万元、約40億円)、古河電気工業(同3456万元、約5.8億円)などの自動車部品製造会社8社が対象です。外資中心の経済から国内企業育成擁護に動こうとする中国政治の豪雨も、当面続きそうです。そして、批判する言論への制限も一層強化されている様です。)



 

そして、日本では、原発利権の人災とも言われる福島の環境破壊もそうなのでしょうか。P

3年以上経過し除染も進みましたが場所によっては、まだ、高い線量が出続けています。



 

 

 



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