日記 人間の体

日記 人間の体



最近、自分の手を眺めながら洗っていると、つくづく思うのです。人間って変な肢体だなと。

この５本の指のいびつさといったら…。

この柔らかい皮膚は、ちょっとかすっただけで切れもし、剥がれもし、血がてしまうお粗末さ。

そもそもが、衣服を纏わなければ生活出来ない不便さ。

あらゆる菌を排除した弊害に苦しむ滑稽さ。



人間ってのは、実に不思議な生命体だなと。
最近になって、何かしっくりこなくなり出したのです。


何か…

どうして私は人間なんだろう？と真面目に、そんな思いがふと沸き起こるのです。


この得体の知れない生命体。

人間そのものこそが、禍々しいんではなかろうか。
不気味なんである。


人を見たら泥棒と思えというのは、何も人間内だけの啓発ではないのかもしれない。
今まで散々人間たちに苦しめられてきた動物、植物、精霊たち等の間にも、きっと浸透している筈である。



人間の母音はインエン
つまりは因縁。

やっぱ人間ってのは、因縁のカタマリなんだな。


自分のことは棚に上げ、さらにそんな目で人間観察してみよ〜ッと（笑）
絶対楽しーぞ〜ッとw



考えてみたら、人間ってのは誰しもが変態なんではなかろうか？
ここでいう変態は、昆虫でいうところの変態ね。（笑）

ほら、人間って、思考嗜好で、顔つきが変わるでしょ？
動物なんかはその種類によって、始めからその行動がほぼほぼ確定しているし、顔つきもその性格を始めから成している気がするのです。

まあ、変態まではいかないけれど、良くも悪くも変わるのが、人間。

言い過ぎかな？（笑）