先日、いの一番に懇意にしているおじいちゃんがお亡くなりになり、心底沈んでおります。
それは、若い娘が失恋して1日中ギャンギャンと泣きわめくような悲しさではなく…
日毎悲しみが降り積もってゆくような、後から後からズシンっとやられるような、そんな悲しみであります。
その日は、たまたまお会いして、普通に会話したので、その日の日中にお亡くなりになったと聞いても、ほんと信じられなかったし、納得ゆきませんでした。
半信半疑で亡骸を目にして、それでもなんとなくの受け止め方でありました。
お顔を拝見しましたが、今にも目を覚ましそうな表情で、ほんと夢であって欲しいと、否、夢なんじゃないかと、そんな具合でおりました。
死因は、熱中症だと思われます。
あと10年は楽勝で生きておられるだろうと高をくくっておりましたので、ほんと青天の霹靂でした。
誰にも世話にならずにピンコロとあの世に旅立たれ、やはり徳のあるお方は、死に方がパーフェクトだなとしみじみそう思いました。
すっかり元気を取り戻した私を見ていて、もういいかな…と潜在意識下で思われたのかもしれません。
あの日偶然お会いしていなければ、もう少し生きていて下さったかな…
少し用事を頼んでおけば、まだまだ死ねない…と思われたかな…とか色々考えてしまいます。
ほんと、悔やまれます。