次女には3歳違いで息子が二人います。
そして長男のk君が9月から大学生になります。
もうそんな歳になったのだなあと思うと、次女が結婚してフランスで生活を始めてからの
年月を思い、感慨深いものが有ります。異国でよく頑張ったね と褒めてあげたいです。
私がパソコンを使えるようになって何が嬉しかったかと言えば
次女といつでもメールが出来る事ですね。
時差が有りますから、メールは本当に便利。
インターネット さまさま。電話は高いので掛けられません。
ところが、フランスから日本の固定電話に掛けてくるのは無料なのだそうですよ。
理由を聞いたことが有りますが、よく分からないです。ともかく有り難い。
時々、電話したいけれどいつがいいかとメールで聞いてきます。
大抵こちらの夜の落ち着いた時間帯に約束してスタンバイして電話を待ちます。
時差は7時間。こちらが午後9時なら、あちらは2時ですね。
先日、久しぶりに電話してきました。5週間の夏休みを取ったそうです。
本当にフランスは仕事の休みが長く取れてずっこけそうになります。
みんな要領よく仕事をしてしまうから取れるのよって言っていますが・・・?
イギリスがEUを離脱することになってフランスの人はどう思ってるの? って聞いてみました。
″フランスにとっては良かったんじゃないの。イギリスに行っていた企業がみんな戻って来るし。
通貨が違うからイギリスに旅行しても不便だったしね。
まあ、英語勉強しに行きたいと思っている人には不便になったかもね。"
と意外とフランスの庶民感覚はクールなんですね。
K君はバカロレア(大学入学資格検定) の結果がでて最優秀だったそうです。上位1割とか。
そして、グランゼコールの準備校に9月から入るそうです。2年間勉強漬けになり
2年後にグランゼコールのコンクール(試験)を受けるそうなのですが。何だか大変そう。
学校の制度が異なるので聞いてもさっぱりわかりませんが
大学とは別にグランゼコールというものがあり、より上を目指すためにはそこに行くらしい。
9月から家を離れ学校の近くで一人暮らしをするそうです。
休みになって家にいたK君も電話にでました。
どうして君はそんなに優秀なの?
"お母さんが日本人だからね~" だって。
(ちょっと孫自慢ぽくなったらm(__)m)
子供の頃はサッカーに夢中になっていたし、中学になって柔道を始めました。
3年前からヴァイオリンを始め、音楽教室がビデオに撮った発表会の様子を
ダウンロードして見たばかりですが、ラ・クンパルシータ ともう一曲を演奏して
そこそこに上手に弾けていました。
ヴァイオリンを知らない私には音が出せるだけでも感動もの。
ヴァイオリンもレンタルして気軽に習い始めることができたらしい。
3歳下の弟も一緒に習い始めたので、先生と3人での3重奏でした。
フランスでは教育費は無料だし、塾に行って大学入試に備える訳では無く
学校で勉強は頑張りながらも夏休みには家族そろっての長い旅行に出掛けます。
今年はK君がすでに車の免許を取得したそうで運転は3人で交代ですると言っていました。
国を越えて車で移動。EUならではですね。
これから子供たちもたいへんだと思う。何処にいても生きていくって大変ですものね。
彼にとっては母国だけれど、日本が大好きで日本語も完璧になってきました。
時々ママがサポートしている声は聞こえてきたけれど・・
明るく健康でいてくれることを心から願います。
そして娘の頑張りに、花まるをあげたい。フランス人の旦那様にもありがとう。
最近はテロなどの不穏な情勢で私は本当は内心すごく心配。
何故娘はフランスにいるのか、又の機会に書いてみたいと思います。