先日図書館で、その日に返却された本が一時的に置かれているワゴンに
一人老後を楽しむ本 著者 保坂 隆
と言う題のついた本を見つけ借りて読んでいます。
歳のせいでしょうか?
こういう題に出会うとつい手に取ります。
我が家はまだ夫婦揃って元気でいますが
すでに老後生活真っ只中にいる夫婦。
これで良いのかの確認と
この先はどうすればよいのか参考にしたいと思います。
一人老後を楽しむための必要最低条件は「自立している事」です。
健康と生活とお金の管理ができてこそ、本当の自立です。
と書いてあります。全くその通りですね~
健康の管理とは、適切な食事や運動が出来る事
生活の管理とは、掃除、洗濯と言った家事を自分で出来る事
お金の管理とは、年金や配当金で得られるお金や
いざと言う時に現金に換えられる資産等の把握
我が家は現在、夫婦で一人前の状態なので、自立していませんね。
健康と生活の管理は私の役目、資産管理は夫任せにしているので
二人でようやく一人前です。
得意な分野を受け持てば良いと思ってやってきましたが
いざ、お一人様になった時に困るのは、相手の得意分野ですね~
対策立てておかないと・・・
残された時間とお金を惜しみすぎず、葬式代程度を残しておけば良い。
これはOK。小さい家族葬のパンフレットを取り寄せたばかりです。
そして地域とのつながりを大切に
いざと言う時に助けてもらえる友達を沢山作っておきましょう。
助けてほしい時に助けてと言えるのが本当の自立。
これはちと、ハードルが高いですね。
人との付き合い方や、
いざと言う時に頼れる自治体による高齢者向けのサービスなど
勉強になりました。
いずれどちらかが残されます。
その時になって落ち込みすぎることが無いように
お互いに自立することも考えていかないといけません。
この本が言いたいことは
不幸にもお一人様の生活をしなければならなくなった時
与えられたたっぷりの時間を、誰に遠慮することもなく
自分のためにだけ使えるのです。
こんな幸せな事はないでしょう。
という視点で、一人暮らしの楽しみ方や知恵が書かれています。
私もいつも思います。
残された者は、しっかりその後の生活を楽しんで生きなければと。