着つけ・お仕事日記

出張専門ヘア・メイク・着付け
浴衣から花嫁まで、お電話1本で出張します。そんなお仕事日記と、日々の暮らしを綴ります。

帯結びの基本

2008年06月01日 08時25分01秒 | お仕事日記
久々にコマ撮りしてみました
「大芭蕉ヒダ」を使った帯結びです
 
1、手先に取った「大芭蕉ヒダ」を背中心に置いて二巻きし、3重紐をします

2、続きの垂れ元から左の羽根を取ります

3、中心に帯枕、帯締め用の帯を見積もり
  残りの垂れ先で右羽根を取ります

あらかじめ手先にヒダを作っておく場合は
(私の場合)この手順が基本です
垂れ先にヒダをとる場合にも、手順の基本があります

この基本に沿って
ヒダを変えたり、羽根の形をアレンジすれば
簡単にバリエーションが増えますね

この基本を無視すると
最後には帯が足らなくなったり
行き場のなくなった帯端が残ったり
なんてことになりかねません

(大切なのは)ヒダや羽根を奇麗に取る
枕をする前に、帯のバランスを仕上げる
帯締めをした後で羽根を直すことがないように

帯結びを難しく考えないこと
(流れは同じ)
と、私は思うのです