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南相馬市ふるさと回帰支援センター

南相馬市ふるさと回帰支援センターより、南相馬の情報や移住の案内などを発信。なんでもきいてけろ。

マスコットキャラクターの愛称募集カウントダウン  締切まであと11日  ~南相馬市ふるさと見聞録~

2012年11月05日 | 日誌
  11月を迎え木枯らしならぬ浜風小僧が吹き始めたせいか、この冷え込みは朝晩だけにとどまらず、心にも体にも沁み込みます。

 原ノ町駅前通り秋の風物詩、旭公園の大いちょう。毎日のようにその姿を見上げては葉っぱの色味を眺めておりますが、深い緑色

 が段々と様相を変え、少しづつ薄らぎながら黄いろいいちょう色に近づくのがこの寒さと比べると何とも遅いような気がして少々

 じれったくてなりません。いちょうの葉の色味が、独特の渋味がかった黄色いになるとほどなく、太陽の光に透ける様な鮮やかな

 黄色いに変化します。その時を見過ごさぬように毎朝色味を眺めているのですが、まだまだのようですね。

 紅葉の季節は彩りの季節。

 早く観たいような…。

 まだいいような。

 秋は心も移りやすく、まるでまどろんでいるようです。
  
 ところでと愛称をお願いしておりますマスコットキャラクターですがすでに150通以上の応募を頂いております。

      

 締切は七五三の11月15日。まだ、幼稚園や保育園の園児が描いてくれた分は入っておりませんが、驚きと共に

 感謝の心で一杯です。

 そして何よりもうれしいのは小さな子供たちが塗ってわざわざ持って来てくれたキャラクターの塗り絵です。

        
  
 こちらの作品は石神地区の子供たちが応募箱が設置してある原町観光協会さんに持参してくれた作品です。

 本当にありがとうございました 
 
 締切まであと11日!

 たくさんのご応募引き続きよろしくお願い致します

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京都府立農芸高校との交流  相農祭より  ~南相馬市ふるさと見聞録~

2012年11月02日 | 日誌
 震災後、相馬農業高校への支援を通して交流を続けている京都府立農芸高校

 今回の相農祭には農業クラブ3年生の勝山さやさん。2年生の上野光さと辻翔太さんと農場部長の肩書を持

 つ鈴木先生の4名の皆さんが訪れました。

 4名の皆さんは雲雀ヶ原にある農場を訪れ、初めて線量計を用いて農場の野菜の放射線量を計りながら、色々と質問をしま

 した。

  
 
 徐染をした農地たしない農地、支援して頂いた堆肥をいれた野菜の成長状況なども踏まえながら、真剣に

 メモを取ります。堆肥をいれた農地では残念ながらすでに収穫されていましたが、とうもろこし、ねぎ、

 だいこん、なす、ピーマン、とうがらし、ししとうなど多種に亘る野菜が収穫されたそうです。

 そんな中、上野さん達が見つけたのは何と幸運を呼ぶよつばのクローバー!鈴木先生の素敵なアクセサリー

 になりました。

        


   
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天高くてるてる馬坊主も肥える秋  相農祭より   ~南相馬市ふるさと見聞録~

2012年10月30日 | 日誌

   
 10月27・28日の両日、3年ぶりに行われた相馬

 農業高校で行われた「相農祭」。

 第3回ふるさと復興会議で相農生の皆さんの活動

 に触れてから何かと気になり、まるで母校を訪れる

 ような感じ。

 まずは一日目、10時30分から行われる芸能発表

 にあわせ、緊張しながら待機する生徒さん達にごあ

 いさつ。正面玄関にきて見上げたのは、青い青い空
 
 と葉ぼたんで作られたアート作品。

 
 見よ!この秋晴れの空学ぶる若人を!なんて感じでしょうか?

 相双地域の象徴の馬と「絆」の文字が見事に融合しています。

 純な想いを乗せたペガサスが今にも青空めざし天の国まで駆け上がりそうな勢いを感じます。

 伝統芸能祭では、昔からこの地方に伝わる後神楽、田植え踊り、流れ山踊り、宝財踊りが披露されました。

 特に相馬流れ山踊りは在校生自らが演奏と歌声を披露、集まった多くの地域住民がその見事な相馬流れ山

 に酔いしれていました。

   

 そしてこの日どうしても覗いて見たかったのが相農マスコット「てるてる馬坊主」のワークショップです。

 このてるてる馬坊主、ふるさと復興会議で一目惚れした方が殺到した手作りの作品!

 「相馬野馬追」が行われる3日間、お天気に恵まれ無事に行われることを祈願して作られました。 

 この日は、初心者でも簡単にできるキットが用意され訪れた方が考案者の農業クラブ執行委員の杉上茜さんらに

 作り方を教わりながら和やかな時間を過ごしました。

 
        

 出来上がったてるてる馬坊主をお二人揃って仲良く見せてくれたのは、相馬農業高校の卒業生、田淵さんと佐倉さん。


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はぴスタでご紹介!ハロウィンに立ち寄りたいお店 「ton+bo」  ~南相馬市ふるさと見聞録~   

2012年10月27日 | 日誌
10月31日はハロウィン。

 もうすっかり日本でもお馴染みですが、万聖節(キリスト教

 で毎年11月1日にあらゆる聖人を記念する祝日)の 前夜祭。

 秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す祭りだそうで、仮装した

 子供たちが近所の家々を訪ねその恩恵を受ける姿はすで

 にお馴染みです。

 最近はハロウィンパーティなども催され、仮装そのものを

 楽しんじゃいましょ!

 なーんてイベントも大盛況!
 
 そんな皆様へお薦めのお店が原町区桜井町にある

 「SWEET'S MAGIC ton+bo」

 実はこちらのお店の名前、もう一つあるんですよ。

 それは漢字で書く「十坊」 どちらも「とんぼ」と読みます。

お店の入口からもうわくわくしそうな予感。

 だってほら、ひと際目につくあのポスター。

 あれはまさしくあの日が来ることを指し示す予言書に違いありません。 

 かん高い声で笑う妖精達の声が店内から漏れてきそうな雰囲気。

 ほーら、かぼちゃの数はあの日までのカウントダウンに違いありません。

  

 早くお目当てのものを手にいれて家路を急ぎましょう!

 おっとその前に。少しだけ自分の時間を二階部屋でお店自慢のコーヒーを飲みながらゆっくりとお過ごし下さい。

 その貴重な時間が今のあなたにはきっと必要なはずですから…

 店内の殆どのレイアウトは奥様の手によるものだとか。

 ちなみに1階にはとんぼの模様がお行儀よく並ぶ絵のような作品が飾られているのですが、それが明治時代に

 作られた着物の半えりがリリーフされているというから驚きです!
 
 これは一見の価値ありですよ。
 
 2階は1階とはまた、違ったレトロで落ち着いた雰囲気が漂います。照明一つにもこだわったインテリア。

 そこで心ゆくまでたっぷりと時間を過ごしたらお気に入りのスウイーツを選びましょう!

 この日は北海道産のかぼちゃで作られたかぼちゃプリンをゲット!

         


 
           詳しくははぴスタでチェック!


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浦尻貝塚にて 語り部 安部あきこさんが語る    ~南相馬市ふるさと見聞録~ 

2012年10月17日 | 日誌
  10月の初旬、久しぶりに小高区へ足を運びました。6号線、以前ゲートがあった原町区大甕のセブンイレブンを過ぎると

 間もなく小高区。気に留めるほどの距離ではないのに、相変わらず身が引き締まる感覚は1年7ヵ月過ぎても無くなる事

 はありません。もっと本音を言うならば福島方面からは飯館村から、仙台方面からは亘のあたりからこの緊張感は始まっ

 ているのですが、そこへプラスαされるのは多分憤りややるせなさ、中原中也の「汚れつちまった悲しみに…」の世界に、

 二日酔いで起き上がれなくなるほどに、どっぷりと浸りたい気持ちを押えられなくなる衝動かもしれません。

 この日、語り部安部あきこさんに会う為に向ったのは小高区浦尻にある浦尻貝塚。

 貝塚とは昔の方が食べた貝が幾つかの層に重なったものですが、その中には動物の骨や土器、石器など古代の人の食

 文化を含む生活様式や信仰など縄文時代の様子などを現代に伝える重要なものです。

 
  

 小高区にある浦尻貝塚は太平洋を眼下に見渡せる緑豊かな高台にあります。高台周辺には幾つか小さな谷や川もあり、

 緑の森も広がる静かな跡地です。明治時代までは浦尻貝塚には井田川浦という陸地に入り込んだ東西1.8、南北1キロ

 メートルの大きな海が広がっていたそうです。(H9南相馬市教育委員会発行 浦尻貝塚より)9月頃からそこにある小高い

 跡地には色鮮やかな彼岸花が高台を埋め尽くすように咲き競いその勢いは貝塚の周辺にまで広がっていました。

 今年は彼岸花が咲くのが遅れその時期を待ちすぐてしまったかもしれません。それでもこの群生を目にすると、静かに

 この地域を見守ってくれているような神聖な空気を感じずにはいられません。

               

 安部さんはあの日、ここ浦尻貝塚で発掘作業中に地震に遭いました。そして間もなく、穏やかだった目の前の海が真っ黒

 な壁となって陸をめざし駆け寄るのを信じられない思いで見つめていたそうです。

 語り部 安部あきこさんがかたる震災の日のできごと。

 今、安部さんはふるさとの昔話とともにこの震災の教訓も後世に残す使命を感じ活動されています。
 
 お問合せは南相馬市ふるさと回帰支援センターまでお願いします。

              

      

                      
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