昨日たまたま本屋さん行ったら『いちご100%』17巻が売っていました。もちろん買ったんですが、たしかに17巻ラストの話の展開はおかしいな。君がなにを考えているのかわからないよ淳平くん。こずえちゃんが不憫でならぬ。もはや最終回へ向かってまっしぐら展開なのか。
ついでに『電車男』も立ち読みしてはじめて知ったんだけど、あれってどっかの個人が本にしたんじゃなかったのね。後ろのほう読んでたら"著作者名は特定の個人ではありません"みたいなことが書かれてて、なるほどねぇと思った。今まで著作権はどうなっているのかとかどっかの個人に印税が入るなら2chの住民は怒るのではないかと思っていたので。そんな感じで納得したヤナセイでした。こんにちは。
さて、6月度テーマだったエロゲーも終わり早何日も過ぎているんですが、前にも言ったとおりすでにN-EXTプロデューサーからは次のテーマをいただいています。それなのになぜさっさと始めないのかというと、前回のように家でディスプレイの前に座っていればできるようなテーマではないからです。
ぼくは次のテーマはなにがくるのかと恐れていました。時期が時期だけに夏コミに行って会場を・買った同人誌をレビューせよみたいな、ある意味ありきたり、時事的なテーマで来るんじゃないかと考えました。しかし彼から届いたのはそんなぼくが考えつくような単純なテーマではなかった。
「図書館に行って世で言う名作を読んでレビューしてくさい。」
なんとつまらないテーマなのかと正直思ったね。だってそうだろう。エロゲーの後なぜそう来る?おたくならオタクらしく、オタク的なネタで来るんではないのか?なんとN-EXTさんは時代に媚びない男なのか!
これだけではどれだけの本を読めばいいのか、名作って言ってもおれが思う名作でいいのかという疑問もあり、そのあとのメールのやりとりで"とりあえずロシア文学を5冊"というのが加えられた。
これはなんと難儀なテーマなのかと思ったのだが、考えてみればぼくは"名作"というものをあまり読んでいない。ロシア文学も大学のゼミで使われた『地下室の手記』(だっけ?)くらいしかまともに読んだことがない。『坊ちゃん』や『浮雲』とかもまともに読んだことがない。このblogを読んでくれる人(関係者以外・これまではエロゲーだから読んでくれた人)にはなんの面白みもない(?)が、おれにとってはなんと有意義であろうテーマなのか。そして彼のメールにあった一言。
"暑い夏を涼しい図書館で過ごしてもらおうと気を利かせたのだがな"
8月に入ってより暑くなった。暑い。暑い。マジ暑い。クーラーを使わないほうが健康的だと思っていたが冷房を適度に使ったほうがぜったいに体にいいと思う。扇風機や自然の風だけではやはり限界がある。
冷房が効いているであろう図書館にて本を読む。なんというしあわせに満ちた時間であろうことか。
N-EXTさんとは大学のゼミで出会ったのだが、彼からエロゲーというものを教えられた(ちなみにコンピュータ関連はT9yaさんから教えられた。大学時代に出会ったみんなは今の自分にかなりの影響を与えていると思われる)。彼(ら)と出会っていなかったら、ぼくは今のぼくとは少し違っていたかもしれない。N-EXTさんにはこの前聞いたが、彼とどのようにおたく的なファーストコンタクトを果たしたのかよく覚えていない。大学と駅を往復するバスの中で物の受け渡しをしたところはよく覚えているのだが(それがおれの夢でなければ)。
彼(N-EXTさん)はオタクとして尊敬できるある意味では。もうけっこう前のことだがこんな質問をしたことがある。
"カメみたいなのが気球だか宇宙船だかに乗って旅をして、なんかサボテンみたいなギター持ったキャラがいて、そのサボテンみたいなのがたくさんピラミッドみたいなのの中に入っていくんだ。そのアニメのタイトルわかる?"
この質問でわかる人は多い(?)のかもしれない。いや多いのか?まぁ見たことある人ならわかるのかもしれないが、彼は答えたね。
「
宇宙船サジタリウス」じゃない、と。
(↑せっかくなので反転してください)
検索してみたらたしかにそうだった。まちがいない。
また
"女子高生みたいなのが丸い大きなガスボンベが爆発して大昔にタイムスリップして、戻ってくるんだけどまた戻る話ってタイトルわかる?"って聞いたら彼は答えたね。「○○○」だと。(ごめん。もう2回くらい聞いたのにまたタイトル名忘れちゃったよ)
真の"おたく"というのはぼくのように単に数をこなすのではなく、データをどれだけ持ち合わせているのかが重要なのではないかと思う。彼は記憶しているのだ。ぼくはどんどん上書きされていくのだ。たぶんね、お互いの脳を最大250GBのHDDだとして、彼のはビックドライブに対応しているからすべての容量を使うことができるが、ぼくの場合はBIOSが古くて136GBまでしか使えていないのではないかと思うね。
そんな彼は人間キャラよりロボットに萌えるらしい。ゾイドとかアクエリオンとかほらあれなに?昨年やってた18時代のサーフボードに乗ってたやつとかに萌えるらしい。そんな彼がおれの記憶の中でただ1度だけこの上なく人間キャラに萌えていたことがある。「あぃまぃみぃストロベリーエッグ」。当時彼は萌えていたね。そりゃあもう萌えていたね。おれまでDVDを買ってしまうほどに。ちなみにおれは女装した先生萌えだ。
まぁそんなわけで上のふたつのアニメはタイトル名は覚えていなかったけど、どちらも非常に印象に残っている作品なのです。サボテンみたいなのがピラミッドに入っていくとこは当時すごく怖かったんだよねおれには。ガスボンベのほうは見て性に目覚めたねある意味(今で言えばエロいと思ったね。そういう時期に見たんだろうね)。昔は「宇宙皇子(うつのみこ)」とかたまにテレビでやってたよね。当時はなにがおもしろいのかさっぱりわからずちょこちょこ見してたんだけど、今見たら楽しめるかね(?)。
こんな文章打っていると、おれもなんだかんだ言ってけっこう昔からアニメ見てるんだなぁと思うけど、たぶんいろいろ見たんだろうけど、さっぱり覚えていないんだよね。って言うか思い出せないんだよね。最も遡れるのが「メイプルタウン物語」だから。日曜朝8時代(テレ朝)の枠あたりは物心ついたときには見ていたと思うのでその辺りが古いかと。"バッテン棒"とかみんな知ってる?タイトル名は忘れたがおなかから取り出すの、"バッテン棒"って。まぁそれはアニメじゃなくて特撮だったけどねたしか。断片的にはいろいろ覚えているんだけどね。今年は戦後60年。風化させちゃいけないね。
というわけで、新しいテーマは「図書館に行って世で言う名作を読んでレビューしてくさい。」だ!おれ脳内テーマタイトルは"耳をすませば"だ。

うん、兄チャマがんばる!