何とか、第6作目完成です。
青山円座松(あおやまえんざのまつ)
東京都渋谷区神宮前・龍巌禅寺
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
円座の松は、原宿村の龍巌寺境内にあった名木です。
江戸近郊の名所としてこの寺と松は知られており、「江戸名所図会」にも
紹介されて います。
参詣者は寺の広い庭園を散策してこの松を鑑賞しました。
北斎は、富士を三角形に描いて、大きな笠松を小山のような半円に描き、
北斎は、富士を三角形に描いて、大きな笠松を小山のような半円に描き、
対照させています。
松葉の中で掃除する人の手足、父親が子どもを手ぬぐいで引っ張って坂を上る姿など、
細かく描かれています。
築山の上で賑やかに酒宴が催されています。景色よりも酒のようです。
少し角度を変えました。
原画です。
次は、下目黒です。落語で、目黒のサンマの話がありますが、当時は丘陵地帯
だったようです。
これが難しいですね。
毎回、反省しているんですが、次の作品で別の課題が現れ、反省が生かされません。
いつも素敵なこめんとをいただき、ありがとうございます。
同じものを沢山作るのは、本当に退屈な作業なのですが、塵も積もれば何とかで、それで表現できるものがありますね。
赤富士の裾野の植林もそうでしたね。
”とにかく山や野の木を植えるのが大変でした。”
…ですよね、お疲れ様です。
解説の三角の富士と笠松の山の対比:三角と半円…面白い、なるほど~と。(そういう発想が無かったので)
個人的には富士山の赤富士感に興味があったりします※見ていて面白い、と!
作品に解説に、閑斉様の記事を楽しく読ませていただきました、感謝!
とにかく山や野の木を植えるのが大変でした。
植林事業の大変さと重要さを理解した制作でした。