閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

青山円座松(あおやまえんざのまつ)

2019-03-28 19:24:59 | 葛飾北斎 富嶽三十六景
何とか、第6作目完成です。
青山円座松(あおやまえんざのまつ)
東京都渋谷区神宮前・龍巌禅寺
 
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
 
円座の松は、原宿村の龍巌寺境内にあった名木です。
 江戸近郊の名所としてこの寺と松は知られており、「江戸名所図会」にも
紹介されて います。
参詣者は寺の広い庭園を散策してこの松を鑑賞しました。
北斎は、富士を三角形に描いて、大きな笠松を小山のような半円に描き、
対照させています。
松葉の中で掃除する人の手足、父親が子どもを手ぬぐいで引っ張って坂を上る姿など、
細かく描かれています。
築山の上で賑やかに酒宴が催されています。景色よりも酒のようです。
 
少し角度を変えました。
 
原画です。

次は、下目黒です。落語で、目黒のサンマの話がありますが、当時は丘陵地帯
だったようです。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
所詮、まね事で。 (閑斉)
2019-03-30 06:31:02
原画に忠実にはいいのですが、そこから一歩進めて紙紐細工のいいところが出せればいいんですが。
これが難しいですね。
毎回、反省しているんですが、次の作品で別の課題が現れ、反省が生かされません。
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Unknown (ゆきママ)
2019-03-29 21:31:21
無数の?木々の制作 お疲れさまでした。枝の向きや木の色合いも工夫されたことでしょう。酒宴で楽しそうな人びとは、遠く富士を仰ぎ見ているようでもあります。富士の裾野の色合いも原画に忠実に再現されていますね。
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お礼 (閑斉)
2019-03-29 07:48:36
折師様
いつも素敵なこめんとをいただき、ありがとうございます。
同じものを沢山作るのは、本当に退屈な作業なのですが、塵も積もれば何とかで、それで表現できるものがありますね。
赤富士の裾野の植林もそうでしたね。
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木の物量に驚いていたら…やはり(笑) (人生の素人:折師)
2019-03-28 22:28:49
 コメントを見る前に「これ木が大変だっただろうな~数的にも」と思っていた、あまりにもピンポイントに
 ”とにかく山や野の木を植えるのが大変でした。”
…ですよね、お疲れ様です。

 解説の三角の富士と笠松の山の対比:三角と半円…面白い、なるほど~と。(そういう発想が無かったので)

 個人的には富士山の赤富士感に興味があったりします※見ていて面白い、と!

 作品に解説に、閑斉様の記事を楽しく読ませていただきました、感謝!
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厳しい時間でした。 (閑斉)
2019-03-28 19:54:12
先週から、ヤボ用が多くようやく何とか6作目に漕ぎつけました。
とにかく山や野の木を植えるのが大変でした。
植林事業の大変さと重要さを理解した制作でした。
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