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仕分けとは区分する事を言いますが、簿記や税関ではそれぞれ、
業界用語として取り扱われていて、辞書にも載っています。
簿記：複式簿記で、取引を借方要素と貸方要素とに分解し、各要
素に付すべき勘定科目と金額とを決定し、その結果を仕訳
帳などに記入すること。「―を切る」
税関：税関上屋（うわや）内などにおいて、貨物を荷主別・到着
港別などに分割・類別すること。
事業仕分けは予算について、現状で使い方が問題無いか、そもそ
も必要かと言う事だけを判定していますが、会計検査院と同じよ
うな事をやっています。今日の仕分けの中で誰かさんが私は年金
便を見ないで捨てると言いました。多分年金は不要なほどお金が
あるのでしょう。普通は見ます。仕分け人の非常識が国民に分か
ってしまいました。
ビジネスの場合は決まった事を仕分けてもムダが多いだけですの
で、上流から、下流まで必要な相応しいタイミングで仕分けるこ
とが肝心です。
この辺は公式ブログを参照ください。
ＫＥＳ公式ブログ「ビジネス仕分け」へ
一方生活の場合はどうでしょうか？ 生活仕分けは家庭仕分けと
言ってもいいのですが、生活の中には家族全体のこともあり、場
合によっては親族まで拡大されることがあります。親や兄弟の支
援なとがそうです。判断の仕方はビジネスライクにと言う訳には
なかなか行きません。
また、生活の中には個人で考えなければいけないこともあります。
お小遣いの使い方や（小遣いの分配は家庭の範疇で、これはこれ
でたいへんなのですが）時間の使い方、趣味、友人、ご近所、も
っと大きく人生の仕分けまで細かく考えれば、ビジネスと同等、
それ以上にあるかもしれません。
特に個人範囲の仕分けは、判定基準も含めて自由度が高く、結構
難物です。あまりに客観的すぎると、人生の面白みが無くなりま
すし、個性も出なくなります。しかし主観的過ぎると後で大変に
なることも多く、この辺のさじ加減は微妙で複雑です。小遣いな
どはその典型的なものです。
個人の場合は性格が大きく影響するので、たまには性格が変わる
と面白く仕分けの仕方も変わると思いますが、そう簡単に性格は
変わりません。しばらくは生活仕分け、とりわけ小遣いの様な個
人仕分けは、客観と主観の狭間での揺れることが続きそうです。
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