歌詞を味わうブログ

1980年代から1990年代の日本のポップスの歌詞を味わうブログ

『元気を出して』 作詞:竹内 まりや

2022-02-20 06:30:00 | 歌詞を味わう
リリース:1984年

また、久しぶりの投稿になってしまいました。
年が明けてからコロナは陰性なものの、変な咳が取れず体調不良に悩んできました。
私の身近なところにも新型コロナウィルスの驚異が及んできて、白血病の完全寛解に至っていない私としては、相変わらずの体調不良と付き合いながら薄氷を踏むような毎日を送っています。

さて、今回は竹内まりやさんの『元気を出して』ですが、最初にリリースされたのは薬師丸ひろ子さんの歌によるもので、私が聞き慣れているのは1988年にリリースされた竹内まりやさんのセルフカバーの方です。

この曲は、竹内まりやさんが、ジェームス・テイラーと離婚した後のカーリー・サイモンのことを思って励ましたいと作ったとされています。そんなことを知っておくと、何に対して元気を出してと言っているのか歌詞の意味が見えてくるのではないでしょうか。

ということで、まず歌詞を見てみましょう。

「涙など見せない強気なあなたを
そんなに悲しませた人は誰なの?
終わりを告げた恋に
すがるのはやめにして
ふりだしからまた始めればいい」

「幸せになりたい気持ちがあるなら
明日を見つけることはとても簡単
少しやせたそのからだに
似合う服を探して
街へ飛び出せばほら
みんな振り返る」

「チャンスは何度でも
訪れてくれるはず
彼だけが男じゃないことに気付いて」

「あなたの小さなmistake
いつか想い出に変わる
大人への階段をひとつ上ったの」

「人生はあなたが思うほど悪くない
早く元気出して
あの笑顔を見せて」

「La la la la la la la la la
La la la la la la la la」

彼だけが男じゃない、それは真実だし色んな人がそういうアドバイスをくれるのだけれど、当人にとっては失った人の価値というものは、そう簡単には替えがたいもの。
年をとって経験を重ねてみれば、大人への階段をひとつ上った、と達観できるのかもしれないけれど、その一段一段が最初は足が重たいのよね。
今になって思えば、人間関係というのは恋人同士の関係だけでなくて、そうやって自分を支えてくれる友だちあっての人間関係なんだと思います。
年をとればとるほど、親身になって声をかけてくれる友だちの存在がとてもありがたく思えてきます。

今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
コロナとか国民負担率がどうとか、つらいニュースばかり続きますが、
皆さん、元気を出して、乗り切りましょう。


1 コメント

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Unknown (全国の野球ファンの皆様)
2023-11-25 08:17:50
おつかれ生です!
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