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F1第2戦マレーシアGP 8日開幕

2011年04月06日 18時37分37秒 | F1サーキット・各GP

F1(フォーミュラワン)国際自動車競走大会第2戦が8日から10日まで、アジアレース産業のメッカとして成長しているマレーシアの首都クアラルンプールセパンサーキット(5.542km)で開かれる。今年で13年目だ。

▲政府、全面的な支援
マレーシアの大会は、1999年にマハティール・モハマド首相(当時)が、先進国への跳躍のためのビジョン2020プラン』の一環として推進し、日本を除くとアジアのモータースポーツをリードする盟主として挙げられる。

これは、サーキットの建設に必要な8000万ドル(韓国通貨ベースで900億ウォン)の全額を国で支援し、2004年以降サーキットを国が直接運営し、国営石油会社がタイトルスポンサーとして参加するなど、全面的な支援に支えている。

F1の公式名称も、国営石油会社ペトロナス(Petronas)の名前をとって『Petronas Malaysian F1 Grand Prix 2011』と決め、ペトロナスはタイトルスポンサーとして参加し、大会の運営サポートはもちろん、F1が放映されている全世界187カ国にマレーシアと企業ブランド価値を高める尖兵の役割をしている。

国全体がF1期間中お祭りの連続である。観光局は観光客誘致のために『マレーシアGPセール2011』のショッピングフェスティバルを3月15日から一ヶ月間開く。観光客を対象に、高級ブランドから人気ブランドまで大幅にセールを実施するイベントだ。

セパンサーキットはF1大会以外にも、個人的な賃貸191日、イベント64日、トラックの日10日など、様々なイベントを使用してサーキットを活用した舞台数を上げており、初期の建設費用(8000万ドル)をはるかに超える資産価値1億5000万ドル(2007年基準)を誇っている。

▲大会観戦ポイント
世界で一番熱い大会だ。摂氏38度を超えるセパンサーキットの気温は、トラックの路面温度がなんと60度まで上昇する。高い温度と75%以上の高い湿度も選手たちに大きな負担の種だ。ここでは4月は雨季なので、突然の豪雨も伴い、レース中は緊張の連続である。

サーキットは、コップを形象化している。2つの長い直線走路との強力なブレーキングが必要な低速コーナーの3つを含め、計6つの高速区間と15個のコーナーが特徴である。ピットロードの直線の長さは960m、最高速度は時速297km/hに達する。

総レース距離は310㎞で5.542kmのサーキットを56周する。2004年にBMWウィリアムズのファン=パブロ・モントーヤ(35、コロンビア)が立てた1分34秒223を以来5年間誰も破れなかったが、昨年『レーンマスター』のセバスチャン・ベッテルが1分33秒48で最高記録を更新した。

オーストラリアの開幕戦で優勝した昨年のチャンピオンベッテルが昨年に続きまたしてもマレーシア大会で優勝を成し遂げるか、地球村F1マニアたちの耳目が集中している。


ソース:Yahoo韓国ニュース/newsis
2011/04/06 14:52


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