カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

ハンドフルート

2012年03月03日 | ☆その他いろいろ 

 先日、ハンドフルートの演奏を聴かせてもらいました。
 「ハンドフルート」っていうのは、「両手で空洞を作り、右手と左手の親指を合わせた隙間に息を吹き入れて鳴らす技術」なんだそうで、「手笛」とか、「ハンドオカリナ」とも言うそうです。


 手の組み方は、奏者によって違うみたいで、「バレーボールのアンダーハンドパスのような形」とか、「お祈りするときの形」とか、いろいろとあるみたいです。


 掌はつけずに、空洞をつくります。
 親指と親指が合わさることになるわけだけど、その隙間から息を吹き込みます。


 真横から見ると、こんな感じです。


 まあ、やってみるとわかりますけど、音なんて出ません。
 カエサルもやってみたのだけど、その後もときどきやってみるのだけど、やっぱり、音は出ません。
 このとき演奏していた方も、練習を始めて半年くらい経ってから音が出た・・・と言っていたような気がします。


 音を出すだけでも難しいわけですから、音程とか、音量とかをコントロールするのは至難だろうと思います。でも、それだけに、非常に微妙な変化をつけることができるんだと思います。そういうのをコントロールすると、凄い音が出てきます。
 「凄い音」というのは適切な表現ではないと思うのだけど、他に思い当たらなかったので、そういう言い方をしてみました。「心にしみこんでくるような音」と言うべきでしょうかね。こんなところで言葉を飾ってみてもしかたがないのだけど、「耳からではなく、胸から飛び込んできて、心臓をわしづかみにするような音」と言っていいかもしれません。
 また、聴きたいですね。
 今年の「とっておきの音楽祭」とかに出てくれないかな。そういう機会があったら、今度は、もっときちんと紹介したいと思っています。


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