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流れる川のごとく

日々の小さな出来事・思いをつれづれに書いていきます。

月下美人鑑賞会に参加

2009-06-20 11:27:23 | 出来事

月下美人、という花をご存知ですか?

中南米原産のクジャクサボテンの一種で、

夏の夜のほんの数時間、幻のように咲く花です。

 数年前から植物園でこの月下美人の開花時期に合わせて夜に鑑賞会が開かれます。

毎年、この鑑賞会への参加募集が行われ、私もここ2年応募していたのですが、

申込多数のため抽選になり、落ちていました。

今年もだめもとで、申し込んでみましたところ、

なんと鑑賞会当選のお知らせが送られてきました。

16日に「6月18日、19日の両日、19:30~」というFAXが送られてたので、

18日さっそく行ってきました。 


 夜の植物園に入るのは初めてです。

やはり昼間の植物園とはかなり違った雰囲気になります。

カメラの焦点も合いにくい・・・


月下美人のある温室です。続々と人が集まってきています。

月下美人のつぼみです。19:40ごろの様子。

少し開きかけた花を見つけました。

しばらくはこの花を観察してみることにしました。20:10ごろ

この花が一番早く開きかけていたのですが、ここからがなかなか。

この植物園には3株の大きな月下美人があります。

ちょっと他のものも見てみましょう。

全体像はこんな感じ・・・

さっきよりも開いてきています。20:30ごろ。


去年も参加した方の話では、去年はここまでも開かないままに終わったとのこと。

「今年は花の数も多いし運がいい!」と。

花が開くにつれて、少しずつ甘い香りがあたりに漂い始めます。

熟した果物のような香りです。

先ほどよりもより開いてきました。21:00頃。

ちょっと近寄って中を写してみました。

近寄るとかなり香りが濃いです。栽培している人によると、

もっと開くとむせるような香りを放つとか・・・


隣の花も開き始めました。21:20ごろ

二輪並ぶとなかなか豪奢です。

21:45頃、いよいよ満開。きれい~~~。



さすがに花が五輪集まっていると豪勢です。

あたりに濃く甘い香りが立ちこめています。



待つこと2時間・・・じわりじわりと開いていく花を、これほど長いあいだ眺め続けたこと初めて。

でも、ものすごくリッチな気分。


もう少し見ていたかったのですが、植物園の開園時間は22:00まで。

名残惜しいけれども、温室を後にします。


夜の温室。


ほんとにジャングル・・・

何か動物が飛び出してきそう・・・

温室から出て、入り口に向かいました。

外は真っ暗・・・ところどころ、街灯がついてはいますが、

懐中電灯(自転車のライト)が必要です。。

動物園に隣接しているので、動物園のほうから動物特有の臭い、気配、

鳴き声が聞こえてきてなんだか不思議な感じ・・・


門を出て、自転車の鍵を外して帰り支度をしようとしたら、

いきなり正面入り口の電力が落とされて、真っ暗闇・・・ほんとにライトだけが頼り。

半分手探りで作業しなくてはいけません。

帰りは小笹方面に下りていくのですが、これがほんとにダウンヒル・・・

車の量は少ないのですが、昼間と違う雰囲気の中、

オレンジ色の灯りの中を降りていくのはドキドキ・・・

夜に坂道を降りていくのは怖い。

よく知った道でも夜には違う道に変化します。

道路のでこぼこもよくわからなくなるし・・・

緊張の連続・・・


家に帰りついたときには「ふうっ~」。

鍵をかけようとして・・・あ、鍵が一つない・・・

ワイヤーを錠前で留めるタイプの鍵で、錠前と鍵はありましたが、

ワイヤー部分がありません。どうやら植物園の前で落としてきたようです。

明日(19日)の朝、早く取りに行かなくちゃ・・・(T_T)


先生からして、これだもの・・・

2008-10-08 20:55:29 | 出来事

昨日いろいろあって、ちょっと気分がブルーだったので、

今日はゆっくりとその辺をポタることにしたのですが、

気がつくといつものように、いつものコースを走り回ってました。

 気分転換にもなって、気持ちよく帰ってきていたら

車道にトラックと乗用車数台が路上駐車をしていたわけです。

かなり交通量あるところですから、隣の車線にはみ出して走るのも

いやだったので、歩道を走ることにしました。(もちろん、自転車通行可の)

 と、向こうから先生に引率された4年生か5年生くらいかな、小学生の群れが

歩道いっぱいに広がってやってきています。

(やだな~)と思いつつ、子ども怪我をさせるわけにはいきませんから、

かなり手前から、ちょっと広い家の門のところに自転車を寄せて止まっていたわけです。

 当然先頭の先生(年配の女性)はこちらが自転車を寄せて止まっているのに

気がついている(はず)。

が、すれ違う直前に「はい!こっちに寄りなさい!自転車が通るから!」

って、人家よりのほうに子どもたちを寄せながら、先に進むわけですよ。

当然こちらの方に子ども達は押し寄せてくるわけです。

(はぁ?こっちに子どもを寄せられたら、私が通れるわきゃないでしょ!)

で、その空いた隙間を立ち漕ぎの若者の自転車が猛スピードで爆走していくわけですよ。

(そっちの自転車の注意かい)

で、こちらは、無視・・・

でもさ、暴走自転車を通すだけのスペースを空けるほうがよっぽど危なくない?

この集団1クラス分だけで終わるのか、と思いきや、延々と向こうから来るわけです。

5クラス分が・・・

で、その中で「すみません、ご迷惑をおかけします。ありがとうございます。」

といった先生は1人だけ。

あとの先生たちは知らん顔か、なんでこの人ここにいるの?って顔で。

男の先生なんて、あくびでしてる。

だから、子どもだって知らん顔。

(なに、この人)ってな顔で見ているわけですよ。

確かにいくら自転車通行可でも歩道は歩行者優先ですよ。

しかしね、道いっぱいに広がって歩いていること自体、人の迷惑じゃん。

それがわかってるの?

明らかに、こちらが止まって待っているのがわかる状況でしょ。

せめてね、「すみません」とか、「ありがとう」とかくらい言えないのかなぁ。

私も子ども達を散歩させるけど、歩道で人や自転車が、

私たちがとおりすぎるまで待っててくれてたら、

「すみません」「ありがとうございます」っていいますよ。

だから、子どもたちもちゃんと「ありがとうございます」っていいますよ。

保育園でも教えるのに、学校ではそんなことは勉強に関係ないから教えないの?

なんかね、どこかものすごく間違っているような気がするんだけど。

ちなみに、私はどこかの辞めた大臣のように

「戦後の教育が悪い」とか「日教組が悪い」なんていうつもりははなはだありませんので。

戦前戦中の教育がよかったなんていっている輩は大嫌いです。


銀行で・・・

2008-06-30 20:37:00 | 出来事

 今日、銀行に振込みに行ってきたのですが、ATMは17、8人程度の行列ができていまして、とてもできる状況じゃない。

で、窓口の方に回ったのです。

窓口の方も10人待ちの状態ですが、処理が早そうなので番号札を取って椅子に座って待ってました。退屈なので雑誌でも・・・と腰を浮かせた途端、すぐ後ろの方で「パンッ!!」と大きな風船を割るような音が。


(何?)と振り返ると、入り口付近に黄砂のような黄土色の煙がもうもうと立ち込め、スモークのように広がって近づいてくるではありませんか。

(げっ!)すぐその場から離れました。

「うわ!」「何これ?」

窓口利用のお客は半分パニック。出入り口の方に逃げるわけには行かないから窓口・デスクの方に集まります。軽く鼻をつくような酸っぱいにおいがしてき、咳き込みはじめた人もいます。

煙はATMコーナーの方まで拡がっていきます。こちらの人たちも、一瞬戸惑いながらもATM側の出入り口から外へ避難。


騒ぎにあわてて飛び出してきた若手の銀行員さんが、煙の中に飛び込んで煙を出しているものを外へ引っ張り出しました。

そのものとは、消火器・・・

どうも、子どもが触ったかなにかして消火器を倒してしまったようなのです。

その弾みでピンが抜け、消火剤がシュワ~~~!!!と・・・

何とか薬剤の散布はとめることができたのですが、あたりの振りまかれた薬剤の量の半端じゃないこと。おまけに、入り口を全開にしていても空中に漂う薬剤はなかなか収まらず、行員さんたちが掃除をしようとすればまたもわもわと舞い上がり・・・お客は咳き込んだり、外に逃げ出したり、雑誌で扇いだり・・・

その中を淡々と業務をこなす窓口の女性行員さんたちには脱帽しました。


倒した子どもの方も他のお客も咳き込むくらいで怪我は何もなかったようです。


しかし、帰ってきてからも、何となく消火剤のあの鼻をつくにおいがどこからともなく、してきます。空中散布された薬剤がどこかについているのかもしれません。

なにせ、その消火器を倒した親子を除いたら一番近くにいたものですからね。