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天上天下唯我独尊

スノボ、アウトドア、カメラ、音楽、自動車、オーディオ、miwaさん、バンドなどなど。

FUJI ROCK 2005

2005-07-31 19:16:59 | 音楽関係
フジロック2005が終わった。これが、私にとっての最後のフジロックになるだろう。
いや、内容が悪かったとかそういうことではない。
今年も素晴らしいイベントだったし、これからもフジロックは盛り上がり続けていくと思う。
単純に、私の心がかつてのようにロックフェスを楽しめていないだけだ。
おそらく、加齢と無縁でない。
不惑を数年後に迎えるにいたり、情緒安定して心が軋むことがすっかり少なくなった。
恋は遠い日の花火となったし・・・。

さて、本題。
今年は結局NEW ORDER出演の3日目を諦めて2日間の参加となった。
NEW ORDERは01年のホワイトのステージがあまりにも鮮烈すぎて、おそらく今年グリーンで見てもその衝撃を超えることは出来ないと思ったからだ。
これも、客観的にではなく、あくまで主観的な「思い」でしかないのだが・・・。

今年は同僚のVOLVO XC-90に乗せてもらって苗場に向かう。何より驚いたのがBピラーの頑強さ(太い)だったが、ボディ構造以外の走行フィールに関しては非常にハリアーに近い感じであった。
勿論、高級さには数段の違いがあり、乗っている時のVIP感は比較にならない。うーーーん、VOLVOなんて私にはとても購入できないし必要もないけど、乗せてもらうには最高だ!
高級車は、後部座席に限る。

初日はHigh-Lowsから参加し、The Music~Coldplay~Foo Fightersと見る。一瞬雨がちらつく事はあったが、比較的短い時間で回復。
個人的にはColdplayが最も良かった。演奏等々は一昨年より進歩していたが、それでも2年前の感動を超えることは出来なかった。
Foo Fightersも曲はいいのだけれど、イマイチのめり込めなかった。
おそらくどちらも、アーティストに非はないと思う。
私は、自分の心の変化を強く感じた。
そう、LIVEを楽しいと思わなくなってきている・・・。

2日目は、日中はずっとこの景色を見ていた。(↓)

プリンスホテルに篭って読書。
昼過ぎに一旦出たのだが、昼食を食べた直後に激しい腹痛を起こして即、プリンスホテル戻り。
僅か1時間少々の外出だったが、豪雨ですっかりビショ濡れだ。
天候最悪、体調最悪。
MY MORNING JACKETは諦めた。
しかし、夕刻になり漸く腹の調子が回復気味に・・・。さらに、降り続いていた雨も上がった。なんとかBECKのSTART前にはステージに到着できた。
すきっ腹に、ビール2杯。
Beckはお目当ての”New Pollution”がなんか短縮バージョンでガッカリしたが、楽しいステージだった。しかし、最後までは楽しめなかった。雨は、やんでいたけれど・・・。
そして、Fatboy Slim。個人的にはBeats Internationalの曲あたりを期待していたのだけれども、内容は最新のDJプレイ。
ただの屋外ディスコ(クラブ?)状態。30分くらいで飽きてしまった。
だって、名曲やらないんだもの。
完全な消化不良だった。
しかし、これもアーティストには非がない。
私は悟った、最早私にはフェスは楽しくないのだと。
悪天候の所為というのも大きいだろうが、それ以上に自分の関心が他に移ってしまっていることが大きい。
そんなメランコリーの為だろうか、あるいは体調不良なのに勢い良く飲みすぎたためだろうか、自分らしさを失った「大トラ」と化してしまったらしい。
伝聞調なのは、記憶が全くないからだ。まるで、エイリアン・アブダクション。
どれほど酷い酔い方かと言えば、翌日午後2時まで酒が残っていたほど、ロクでもない状態だったのだ。
周囲に大変迷惑をかけたらしい。
最悪だ。
そんな飲み方は、私が完全否定してきたところだ。
飲んでも飲まれるな。
この禁を遂に侵してしまったということは、非常にショックが大きい。
しばらく、酒を控えようと思った。
そう、精神も肉体も、何か大きく変質してしまっている。
そのことを痛感させられたフジロック2005。
生活を、変化させる時が来た。

逗子海岸

2005-07-19 02:12:14 | その他(ALCOHOL、旅行など)

7月18日、朝起きてみると実にすがすがしい夏の陽気。衝動的に、逗子海岸まで出かける。
若干渋滞したものの、3連休にしてはまだましで、1時間半かからずに到着できた。
久々のビーチ、水着姿になって痛感する己の弛んだ腹部。自宅に帰ってこれまた久々に計量したら、なんと70kgまであと僅か!どうりで最近膝の関節や、太腿の筋肉が痛いわけだ!私の脚部は、かつてこんな体重を支えたことは無い。
本気でダイエットしようと決意
さて、台風の影響で波は激しかったけど、久々の海水浴に大満足。
まさに、夏到来!の気分を満喫できた。
それにしても、この5日間は休むことなくよく遊んだ。
昨日(17日)は近隣住民と野川公園でBBQをして、さらに夜には近所のよみうりランド「丘の湯」まで出かけたし・・・。
本当に充実した夏休みだった!!

南会津、釣行

2005-07-19 01:47:04 | 渓流釣り・キャンプ

6月14日~16日まで、南会津は伊南村にある会津高原INAキャンプビレッジに2泊して近隣の渓を遡上した。
梅雨時期のキャンプということで天候に不安があったが、2泊目夜間に激しく降られたものの、翌日にはカラッと晴れ上がってキャンプ道具が全て乾燥した状態で撤収できたので、全く問題なし!
さて、釣りの前にこのキャンプ場について話すと、とにかくのんびりとした経営状態だった。
あまり商売っ気がないというか、予約の電話さえほとんどつながらない状態。しかし、その商売っ気のなさは徹底されていて、料金的にサービスしてくれたし、最終日は夕方まで利用させてくれたり・・・。
とにかく、管理人のオバサン(おばあちゃん)の人柄なのだろうが、非常に対応が暖かかった。

さて、自分のキャンプ道具をフルで持っていって広げたのは久々。いつの間にか道具が増えていて、プラドのトランクスペースいっぱいいっぱいの積載量となっていた。そろそろ、携行キャンプ用品のスリム化を本気で考えようと思った。
コールマン タフワイドドーム300(テント)は今回始めての土砂降り時使用となったが、サークルベンチレーション用の天井換気口を開けたまま眠ったら、若干だが雨漏りをしていた。
暑いかもしれないけど、雨天時は密閉して使った方が良いということだろう。

そして肝心の渓流釣り。
写真の通り、川は素晴らしいほどの源流感。ただ、初日はテンカラとブドウ虫で攻めるも無念の坊主!同行した先輩は30センチ級の美しいヤマメを釣り上げていたが、それが唯一の釣果となった。
2日目はさらに上流部の探索に出かけたが、狭い源流に樹木が覆いかぶさる困難な渓相。あきらめて、下流の開けたところより入渓流した。

おお、テンカラにてヤマメが上がった!
しかしこれ、実は10センチ程度の超小型。ほとんど稚魚。
よって速放流。こんなやつが都合2匹上がったが、とても釣果としてカウントできるものではない。
よって、この日もほぼボウズ。往復580kmの大遠征をしたにしては、非常に寂しい釣果。
若干落胆気味で夕刻の会津路を走って帰途につく。
途中、渓谷沿いに川を見下ろす蕎麦屋があったので、遅い昼食として立ち寄る。
ここでも、まるで商売っ気のないおじさんから歓待を受けた。
僅か1200円のそばセットひとつに、【焼酎3杯+採れたての無農薬枝豆+タケノコなどこれまた山で採れたての食材による突き出し】の大サービス。
さらに、おじさんたちの話は、非常に面白い情報に溢れていた。
地元の釣り情報から、地元民から見た都会の釣り客論など・・・。
曰く・・・
 「川にカゲロウが舞うのは、朝と夕方。昼間にドライフライやってる馬鹿いるけど、そんなんで釣れるわけ無いべ!」
うーーん、おっしゃる通り!!
気がつけば、2時間が経過していた。
今回は釣果こそ思わしくなかったものの、会津地方の方々の暖かさに触れられた非常に素晴らしい旅行だった。
近いうちに、また会津に行こう!

水無月のホタル鑑賞

2005-07-06 00:17:46 | その他(ALCOHOL、旅行など)
少し前になるが、6月19日(日)にホタルを見に行った。
町内の裏山に保護区があって、毎年この季節はゲンジボタルが自然発生しているのだ。放流しているわけではないのでその数は僅少であるが、やはりホタルというのは風情がある。

子供の頃は川越の田んぼにそれこそ舞うようにヘイケボタルが飛んでいて、梅酒を漬ける大きなビン一杯にホタルを取ってきたものだが、昨年その田んぼに25年ぶりに行ってみたら、用水路が埋め立てられてしまっていてホタルの影もなかった。実に残念だ。
川崎のホタルは、鑑賞のみ。とても捕獲できるほど発生はしていない。それに、地元ではほぼ観光地化されているから、子供会などが集団で見に来ていて落ち着くことも出来ない。
25年前の川越のヘイケボタルは、我が家族以外に誰も人影のないところだった。そこでインターネットで川越のホタル目撃情報を調べてみたのだが、どうもほとんど観測されていないようだ。
ホタル生息地調査」を見てみると、住んでいるいる地域の状況が分かるのでおすすめだ。経験上、今はゲンジボタルを見るには既にちょっと遅く、ヘイケボタルが盛期の頃だと思う。ただ、なにせ25年前の記憶だから確かではない。

他に誰もいない用水路で、乱舞するホタルを網で追ったり、露草の陰に潜むホタルを潰さないようにそっと捕まえたりといった経験は、最早この首都圏近郊では出来ないのかもしれない。
非常に、残念だ。