重松 清(著)
友人を家族を恋人を『思う』12の夏の風景
何度でも泣きますからっ
泣かせてください
「青い鳥」の時だって、ぐちゃぐちゃになるくらい泣いた。
これは12の短編から成っています。
どれもこれも凄く切ないです。
その中で、一番胸を打ったのは「べっぴんさん」
「タカシ丸」も「ささのは さらさら」も良かったな~
重松氏は岡山生まれ、とだけ知っていたので、てっきり岡山育ちだと思っていた。
ところが、その後、18歳まで山口市で育ったのです。
そう、お隣の山口市よ
この小説には方言で語られているところがたくさんあります。
岡山育ちだと思っていた私は、
「岡山の方言って山口に似てるんだな~」と感心していた。
山口市、そして山口高校卒、と聞き、
「でっしょう~~
ほおらね
絶対、あれは山口弁だわ」と納得。
余談でしたね
オススメですよ。
誰にも家族があるように、誰にも故郷があるように、
好きな人も友達も、皆々含めて、
なにかしら目に見えない絆を感じさせてくれる作品群です
泣かされてみてください(笑)
秋の夜長、ぐすぐす泣いて過ごすのも、これまた一興ですよ
友人を家族を恋人を『思う』12の夏の風景
何度でも泣きますからっ
泣かせてください
「青い鳥」の時だって、ぐちゃぐちゃになるくらい泣いた。
これは12の短編から成っています。
どれもこれも凄く切ないです。
その中で、一番胸を打ったのは「べっぴんさん」
「タカシ丸」も「ささのは さらさら」も良かったな~
重松氏は岡山生まれ、とだけ知っていたので、てっきり岡山育ちだと思っていた。
ところが、その後、18歳まで山口市で育ったのです。
そう、お隣の山口市よ
この小説には方言で語られているところがたくさんあります。
岡山育ちだと思っていた私は、
「岡山の方言って山口に似てるんだな~」と感心していた。
山口市、そして山口高校卒、と聞き、
「でっしょう~~
ほおらね
絶対、あれは山口弁だわ」と納得。
余談でしたね
オススメですよ。
誰にも家族があるように、誰にも故郷があるように、
好きな人も友達も、皆々含めて、
なにかしら目に見えない絆を感じさせてくれる作品群です
泣かされてみてください(笑)
秋の夜長、ぐすぐす泣いて過ごすのも、これまた一興ですよ
泣いたらすっきりするような気がして・・
時にはそんなことも必要かなって思いました。
とまぴーちゃまに続くわぁ~
重い。
重いから、私は、読みたくない。
何かでそう聞いて、小説や映画で辺り憚らず泣くようにしているのよ(笑)
これは「春」「夏」「秋」と今のところ出ています。
「夏」のレビューでしたが、季節感もたっぷりで、蚊取り線香の匂いや花火の彩りが漂ってきますよ
重松さんって苗字に「重」があるくらいだもの、確かに「重い」わよね
私は作者より数才年上ですが、
彼の作品にとても親近感を覚えるのです。
若い頃の後悔、親不孝、友達との仲たがい、愛情の行き違い・・・
誰もが心のどこかに宿しながら、滅多に蓋を開けることなく、深いところにしまい込んだ感情。
それをきちんと言葉と文章で私たちに思い出させてくれる。
まるで読みながら自分のことのように思われて、とてもとても辛くなる
それだけ私もたくさんの思いや経験(いいことも悪いことも全てひっくるめて)をしてるってことかしらね~(笑)
読書は自分が読みたい、ってのを読むのが一番
私もベストセラーといわれる中でも、敬遠するのモノはたくさんありますよ