とまぴーSTYLE

よく食べ、よく笑い、よく遊び♪
元気が一番!
今日も豊かな一日になりますように・・・

「もう切るわ」

2013-10-30 22:21:06 | 




井上 荒野(著)

     もうすぐ死んでいく男の妻と愛人。
     男が死んでいくまでの三人の心情が描かれる。

こうした「お招き文」を読むと、ぐぐっとそそられてしまいますね。
私もそうした一人であったことは否めません(笑)
まんまと引っ掛かりました。

男の名前は「歳さん」
これが、女心を掴むようないい男!
ふわふわしていて、だらしなく、どこか少年ぽく、
でも、しっかり大人のであって。
「女たらし」がぴったりで。

読みながら、この感覚、どこかで・・・

江國香織さんの作風を感じてしまいました。
江國さんほどぐたぐたでとりとめのない男女ではないのですが。

「もう切るわ」

「スイトルヨ」

どれも意味深ですよね。
そんな意味深な言葉が作中でさらりと使われている。

言葉選びの上手な作家さんです。
とてもお洒落な小説です。


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赤霧島!そして誕生日!

2013-10-29 22:26:05 | 食べること
mayuのお友達から「お母さんに」と頂きました。
赤霧島!



酒屋さんの陳列台に並ぶところも見たことがありません。
あれは、小料理屋さんで「キープ」するものだとばかり思っていました。

数年前、日本酒から焼酎にシフトしたところ、これが美味しくて!
麦も米も蕎麦も胡麻も美味しいのですが、
やっぱ「芋」ですね。
もっぱら家では「黒霧島」や「木挽」ですが、
お出掛け先では「佐藤」や「富乃宝山」を頂きます。
夏でもお湯割りです。

芋焼酎が好き、と言うことがいつの間にか知れ渡ったのか、
この夏のご挨拶では、姉から黒霧島を、
バレンタインデーには職場の仲間からも黒霧島。

うん、そうなのよ!
好きなものはきちんと伝えるのが一番ね。
相手も困らないし、私も嬉しいし。

赤霧島は黒霧島に比べて飲みやすいですね。
芋の匂いも薄いです。
全体的にマイルドですね。

eriは早速、ペットボトルに半分移しかえて、東京に送る荷物の中に、そっと忍び込ませていましたね(笑)

秋です。
お酒が一段と美味しくなる秋です。
キリリとしたビールも夏と違って深みを感じるし、
熱燗も恋しくなるし、
焼酎のお湯割り、ふーふーしながら口をつけるのも一興。
そうそう、ワインもね。
フルーティな白もさっぱりと。
赤はベリーの艶やかさと、風味はスパイシーなのが好き。
で、今年目覚めたのは、ジン。
あの辛さ、好きだな。
どうしてもっと早く見つけてあげられなかったのだろ。

で、29日は私の誕生日!
わぁーい!



「帝王」なる芋焼酎を頂きました。
うふっ!
楽しみ!



mayuから誕生日のケーキのプレゼント。
ブルーベリーのケーキです。
ありがとう。



ご飯は海老フライ!
ジャンクなものが食べたかった。

翌日に響かないくらいに楽しく浮かれましょ(笑)

この一年も楽しく穏やかに過ごせますように♪
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スープジャーと共にお弁当

2013-10-29 13:54:53 | 食べること
寒い朝でした。
お布団から抜け出すのにかなりの勇気が必要です。



スープジャーに昨夜の豚汁を入れました。
12時になっても冷めません。
この冬は大活躍しそうです。



おかずは、
ほうれん草のゴマ和え、マカロニサラダです。

この梅干し、きれいだけれど、塩っ辛いし酸っぱいし!
健康のためと、泣く泣く食べています。

ご馳走さまでした。
午後からも頑張る!
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「下町ロケット」

2013-10-28 22:52:12 | 
池井戸 潤(著)

    元ロケットエンジニアの主人公がロケット打ち上げの失敗の責任を取って研究所を辞めた後、
    親の町工場を継ぎ、
    企業間の戦い、そして「生きることは?」と問いかけながら夢への挑戦を目指す。




「倍返し!」の半沢直樹のイメージはなく、
むしろ直樹の実家を彷彿させる。

私は半沢直樹の原作はまだ読んでいません。
この著書が初めてです。
勢いもさることながら、読みながらの緊張感は並大抵ではありません。
一気に読みたい!
でも、もったいない!(笑)

大手企業と中小企業の町工場。
町工場が主人公だから、大手ってずるい奴だなぁと思ってしまう。
でも、私たち一介のサラリーマンからすれば、町工場の社長も羨ましく思えてならない。

その社長にも夢があるのだ。
自分の夢の実現と、
工場、従業員、そして従業員を守らねばならぬ、そのせめぎ合い。

半沢直樹の時もそうだったけれど、
大人になると、社会に出るとそれぞれの立場があって、
誰が悪い、とか、誰がいい、と決められなくなる。
こういう読者っていけないのかなぁ。
勧善懲悪は小気味よいけれど、善と悪の区別って何?

若い時分の読書感とはずいぶん違う。
年を取れば取っただけ人生の経験も多様化し深くもなる。
表だけを読むには手薄だし、
だからと言って深読みすると素直に感動は得られない。

結局、私はレビューが得意ではないのかもしれない(笑)何を今さら(笑)
上手にレビューを書く人、羨ましい。
どうなんだろ、私は(笑)

でも、本が好きだから仕方ない。
文字が好きだから仕方ない。
書くことが好きだから仕方ない。

きっと、数日もするとまたレビューを載せるに違いありません(笑)
レビューではなく私の「読書メモ」くらいに思ってください。

話が脱線しましたね。
「下町ロケット」面白かったです。
老若男女を問わず、楽しめます。
裁判とか特許とか、ロケットのバルブとか、一見難しそうな語句が出てきますが、
決してそれ専門的なお話ではありません。
池井戸氏の上手いところか、難解な部分はサラッと書き流しています。
アレルギーを起こしそうになっても諦めずに読み進めて下さい。
スカッとします(笑)
大変気持ちいい。

すると、私もひとつ、夢を追ってみようかしらん~なんて勇気が湧いてきます。
仕事が楽しくなるかもしれません。
生きることも楽しくなりそうです。


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良い秋です

2013-10-23 17:09:43 | 家族
10月10日より婿さんの出張に合わせて長女と孫が来ています。
賑やかになりました。
一人遊びも立派にできて、お利口さんです。
夫婦二人で穏やかに育てているのだろうな、と感心しました。



「乗る」ではなく「登って」いますね。



う~ん、木馬の登場が少し早かったかな。
足が届きません(笑)
揺らせません(笑)



9日が一歳の誕生日でしたので、一升餅を背負わせました。
重いですよね~
嫌がっています。



おとなしいな、と思ったら廊下に(笑)
ちょっと目を離すと、どこにでも出かけています。

13日はmayuの保育園の運動会でした。



年少・年中の縦割り組の担任です。
お遊戯の振り付けも、園児さんへの指導も大変だったと思います。
ホイッスルの音も凛々しく、よく頑張ったね!

そして19日は長女eriの誕生日でした。



フルーツたっぷりのケーキ、mayuからのお祝いでした。
良い一年になりますように♪

20日は湯田温泉に日帰りで遊びに行きました。
お部屋食で、浴衣とタオルもお借りできます。



美味しいお料理でした。

彼は、



離乳食です。
ご飯はおとなしく食べます。
大人は大助かりです。
mayuが運転手だったので、私とeriはビールを飲みました。



ショッピングカートに乗っています。
いつもは冷ややかな目でこのカートを眺めていましたが、
結構、子どもはこれが好きなんですよね!
見直しました(笑)

そして、我が家にやって来た頃から、一人で立ち始め、
今では数歩ですが、歩き始めたのですよ!



まだまだおぼつかない足取りですが。
来週、東京に戻ったら、お父さん驚くだろうな~

こちらに来た時は、まだまだ暑さが厳しくて半袖でしたが、
今は気温もずいぶん下がり、長袖になりました。
あっという間に秋になっています。

そして、前回の台風で散ってしまった金木犀に、再び花が!



金木犀にとっては不本意な(笑)散り方だったのでしょうね。



満開です。
近所の金木犀も満開です。
いい秋です。




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台風が残したものは

2013-10-09 22:14:41 | 育てること
大型台風到来!との情報に、恐れおののいていた山口県民でした。
思ったよりも風雨共に強くなく、ホッとしています。

数日前より金木犀が咲き始めました。



我が家の玄関先を甘い匂いで満たしてくれていました(注:過去形)
とてもきれいでしょ?
ああ、虫食いの葉っぱは気にしないで(笑)
きっと青虫たちも、美味しかったのでしょう、葉っぱ。
それにしても、見事な食いっぷり(笑)



どんなに暑くても、ちょうど今頃、同じ季節に花開きます。

娘親子が帰省する頃には満開で、
それはそれはどんなフレグランスにも負けないくらいの芳香たるもの!と思いきや・・・・

うう~

一夜明けた今朝の庭・・・
カーテンを開けると、金木犀の木に根元がやけに明るい!
それもそのはず!



全部!ぜ~んぶ!ホントに全部の花が散ってしまいました。
はい、ひとつ残らずです。

庭の植木鉢も飛ばず、
洗濯の物干し竿もなぎ倒されることなく、
隣家のアンテナも舞い込むことなく、
パッと見は、平穏な台風一過の我が家の庭ですが、
台風の爪痕は思いも因らぬところに・・・
台風が残したものは、金木犀の絨毯でした(笑)

頑張っていたのは、



紫式部です。
強いな、きみは。


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孫が来るから

2013-10-06 16:39:03 | 家族
今月の10日に長女が孫と一緒にお里帰りです。
9日には孫も一歳になります。
早いですね~年月の流れは。

少しずつ、孫を迎える用意を始めます。
今日は日曜日だし、お天気も良いので、屋根裏部屋にしまってあったものをごぞごぞと庭に出し。。。
日光消毒です。



20年数年振りに出したベビーチェアー。
三人の子供が順番にお世話になりました。
丈夫なもんです。
まだまだ現役です。
洗剤で洗うととてもきれいになりました。



木馬2頭(笑)

これは長男の出産祝いにいただきました。
手前のはドイツ製だったか。。。バブルでしたよね!
奥にあるのは、ぬいぐるみのお馬さんが可愛くて!
揺れると「ブラームスの子守歌」が流れます。
この2頭もまだまだ現役!



後ろ姿がこれまたかわいい。
なんだか人間っぽい?

どっちが気に入るかしら?



こんな風景を眺めていると、
子育ての時期って、アッという間なんだなぁと。
孫が生れる時のことなんて夢にも思わなかった。
10年、20年なんて、過ぎてしまえば昨日のことのよう。
ずっとずっと蔵にしまわれていたこれらの品々も、まさかもう出番?だなんて想像もしていなかった。

絵本も100冊以上あります。
おばあちゃんちに行くと、あの絵本を読もう!なんて楽しみにしてくれるといいな。
添い寝しながら読んであげるよ。
悲しい場面では、きっと私は泣いてしまって、読めなくなるんだろうな。
我が子の時もそうだった。


ああ、いかん、いかん!
感傷に浸ってはいられない(笑)
それどころじゃない。
おもちゃはどこにしまったのだろう?
早く思い出さなきゃ!
孫が帰った頃に思い出すに違いない(笑)




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キーマカレー

2013-10-04 22:04:54 | 食べること
職場の仲間が、
「今夜、これ作ってみうかと思うんです。」と、レシピを見せてくれた。
とても美味しそうな画像だったし、
簡単に作れそうだったし、
何よりも我が家の冷蔵庫に材料は全部揃ってる。
だったら作るしかないでしょ!

レシピにはレンジで作る、とあったのですが、
私は昭和の人間だもの(笑)グツグツ煮る音や、木しゃもじでくるくる回してかき混ぜないとしゃんとしないのですよ(笑)

合挽きミンチを炒め、火が通ったら、すりおろした玉ねぎ、にんにく、生姜を入れます。
軽く煮たったらウスターソースをタラリと。
お好きなカレールゥを二個。
ざく切りにしたトマト、レンジで柔らかくしたカボチャ(あ!ここは平成の人間か!)を加えます。
ひと煮ちすると出来上がり!



枝豆を入れるそうですが、冷蔵庫に「四角豆」を湯がいたのがあったので、それを入れました。

四角豆とは、



おくらくらいの大きさで、その名の通り、四角なのです。



断面図。
四辺があるでしょ。
インベーダーゲームを思い出すのは、やはり昭和の人間か!(笑)



とても美味しい!
カレールゥの辛さと、カボチャの甘味、トマトの酸味、そして豆のサクサクとした歯応え。
どれも絶妙なバランスです。

毎度毎度、自画自賛の料理ですみません。
でも本当に美味しかったのだから(笑)

もちろん明日のお弁当に持っていきます。
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宇佐神宮と中津城

2013-10-03 23:35:39 | 旅行
中津市から南に向かいます。
しばらく走ると宇佐神宮が現れます。
何度もこの道路は走ったにもかかわらず、
「宇佐市」は何度も耳にし、道路標識を目にしたにもかかわらず、
どうしてこれまでこの八幡様に来なかったのだろう、と。

たまたま読んだPHPに、日本の神社やお稲荷さん、八幡様の特集があって、
その中で、
「宇佐神宮は全国に4万社あまりある八幡様の総本宮です。」とあり、
そんなにすごいのか!と、今更ながらに驚愕しつつ、
中津市から近いのでは!と、今回の運びとなりました。



駐車場からお土産屋さんの前を通り過ぎると、大きな鳥居が現れます。



とても広い。
季節柄でしょうか、それとも鄙びた地方の所以でしょうか、
観光客も少なく、閑散としています。



上手く撮れていませんが、ここからの風景が社としての風格を醸し出しています。
大木に両脇を囲まれた参道、
つくつくぼうしの鳴く声さえも神聖なものとして聞こえてくる。



上宮です。
上宮は国家の神だそうです。

ここ宇佐神宮では「二拝四拍手一拝」が習わしとなっています。
その通りに参拝しました。
たくさんのお願い事をしました。



参拝後、この道を歩くと、下宮に行きます。



下宮は民衆の神だそうです。
上宮だけの参拝は「片参り」となってしまうので、両方のお宮をお参りするのが良いそうです。

上宮の華やかさ、煌びやかさとはうってかわっての静かな佇まいです。

伊勢神宮も鶴岡八幡宮も、それはメジャーでダイナミックで見事な観光地ですが、
この宇佐神宮もとても素晴らしいところです。

そしてまた中津市に戻り、中津城の見学です。



2014年大河ドラマ「軍師官兵衛」でも出てきますよね。
岡田准一くんが黒田官兵衛の役です。
ドラマの波に乗っての町おこしが楽しみです。



天守閣から眺めるのですが、高いところは体が震える(笑)

中津市は福沢諭吉の生誕の地でもあります。
今回は時間がなかったのと、暑かったので(笑)そこは次回のお楽しみ!ということで(笑)


帰りは、道の駅で、いちじくやピオーネを買いました。
メジャーは旅ではありませんが、
日本にはいいところがたくさんあって、
私はほんの氷山の一角ほどしか知らないのだと痛感しました。
まだまだ学ぶことはたくさんあります。
たくさんのことが知りたいです。



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「きりこについて」

2013-10-02 19:24:55 | 



西 加奈子(著)


     きりこは、ぶすな女の子。
     だけど両親にとても可愛がられて育ったため、自分がぶすだ、なんて思ってもみなかった。


いい話でした。
とにかく面白い。
そして美しい。。。そう、美しいのです、このお話。
世の中にこんなに面白く美しい小説があるだなんて、私はまだまだ井の中の猫(笑)

うつうつ、めそめそ、ぐずぐず、もんもん・・・
そんな言葉が吹っ飛びます。

「うっとり」

この言葉が、この小説のキーワード。
とても好きです。

全ての人々への応援歌です。

きりこを取り巻く友人知人。
極端すぎる登場人物、と思うかもしれないけれど、
案外と私の身の回りにもそうした極端な知人友人が溢れているのです。
あの人もこの人も。
と言うことは、実は私も含め全員が極端な生き物であって、
その極端さが突出しているかしていないかの差であるだけで。

私は私でいいんだ。
私を愛していけばいいんだ。
でも、自分を認めるのは難しい。

小さなことでいろいろと考えをめぐらし、
ああでもない、こうでもない、なんてぐるぐる同じところを行き来していた私って馬鹿みたい(笑)
自分らしく、自分を認めて生きてもいいのよね。
強くなりたい!
強くなろう!
そして「うっとり」できるものを一つでもたくさん見つけよう。





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