冥界巡り

気分的にはまだまだ冥界巡りの最中。
疲れてしまって、集中力も思考力も落ちているのを感じております。
もうすぐクリスマス。冬至を過ぎて太陽が復活するまでの間
女神も地下に潜ってる季節ですから、力が出ないのも仕方がないと思いましょう。
（それにしては最近暖かいけど。今日はベッドにばかり居ました）

そういえばイシュタルの冥界巡りの話ですが、彼女は門をくぐるたびに、門番に
女神としての装身具（精神力や美徳）をひとつづつ取り上げられてしまいます。
そのかわりに俗世的な力を身につけていき、元来持っていたものを失って忘れて
しまう。最終的には、戻ってくる時に、元々の神性な力と象徴としての装身具も
取り戻し、また一方で身に付けた俗な力も失うことはなかった。
彼女は聖俗,善悪,闇と光を併せ持つ、究極のバランスの上を歩むことになるのです。

Heart of Adventurers

そのトロフィーは、今回初のイベント「Faust　A.G.　Awards」という表彰式で
世界で活躍する冒険家やチャレンジャーに贈られたのでした。
ジェットウイングでドーバーを超えたフランス人の冒険家、イヴ・ロッシーさん
日本を代表する冒険家、三浦雄一郎さん
レッドブルエアレースで活躍するプロエアレーサーの室屋義秀さん
世界自転車一周後、ギニアで貢献活動をするミキハウスの坂本達さん。
特別審査員に片山右京さんを迎え、皆さんのスピーチも涙がでるほど感動的でした。
私の願いを、そのまま彼らが、正しく言葉にしてくれたように思えたのです。
もちろん、彼らの生き方に私が共感しているからなわけですが。

「僕はずっと異端でした。でも今こうして皆さんの前にいる。
人間死ぬまでチャレンジャーです」と三浦さん。
「誰もが冒険家になれる」とイブさん。
「世にある数々の偉業も、最初は子供のころの無垢な夢だったはず」と片山さん。
「皆に支えられて、皆の想いを背負っている」と坂本さん。
ああ、全ての言葉を残しておきたい。
詳しくは、Fasut A.G.のHPでどうぞ。
そのうちロングバージョンで読めるはず？^^。

その夜、行われたチャリティ・イブニングも盛況。そこでの受賞者のスピーチが
また最高でした。でもチャリティって、集めるのはなかなか難しいですね。
それにしても、本当に忙しすぎて、写真なんてとてもとても撮れませんでした。
残念。いつも、素晴らしい時間には、写真を撮ることを忘れてしまいます。