✴︎岡田山古墳(1号墳・2号墳)(2023年5月22日訪問)✴︎
島根県松江市の通称岡田山の丘陵上にある古墳群。
7基あるため本来は古墳群なのですが、
「岡田山古墳」という名称で国の史跡に指定されています。
島根県にある古墳のうち、岡田山1号墳と岡田山2号墳を見ました。
八雲立つ風土記の丘センター地内にあります。
建物の外は自然そのままの公園になっているのですが、奥にある小高い丘が古墳です。
古墳時代後期のもので、6世紀後半に造られたことがわかっています。
古墳からは意宇平野を見渡せる位置にあります。
残念ながら(当然ですが)古墳の上に登ることはできません。
北側にある古墳が前方後方墳の岡田山1号墳。
前方後方墳(前も後ろも四角い古墳)
全長約24m。石室も発掘されています。
埴輪などが出土しています。
出土した内行花文鏡や銀象嵌円頭大刀、馬具、須恵器などは国の重要文化財・考古資料に指定されています。
南側にある古墳が円墳の岡田山2号墳。
円墳(丸い小山のような古墳)
直径約43m・高さ約6.5mの円墳。
こちらは未発掘で、詳細は明らかになっていないそうです。
そ、そうなの???
(お墓であることは承知の上で、やっぱり発掘してほしいですね)
1号墳から出土したのは内行花文鏡、大刀類、玉類、耳飾り、馬具、須恵器などのうち、特に重要なのは、太刀から「額田部臣(ぬかたべのおみ)」の銘文が昭和58年(1983)12月発見されたこと。
横穴式石室に眠るその人の装身具や馬具に加え、大刀が1本納められていました。
資料館にあるこれね。
これは本物の石室。ここから出土しました。
登りたい(登らないけど)
額田部臣は、推古天皇と関わりがある豪族。
つまりこの時代には、すでに出雲と大和朝廷は深い関わりがあったことがわかったのです。
その太刀は、資料館で見ることができます(レプリカだったはず)
あ、ちなみに資料館にあった見返り鹿は、この古墳から出土したのではなく、松江市にある平所遺跡埴輪窯跡から出土したものだそうです。
ほらね、また出てきたでしょ(お気に入りなので何度も出す写真)
古墳といえば天皇のお墓のイメージがあり、出雲にもあるのねと驚く方もいるかと。
実は出雲には独自の形の古墳があります。
「四隅突出型古墳」(正式には四隅突出型弥生墳丘墓)です。
ここの古墳はオーソドックスな山の形ですが、独自の古墳があるのでもっと掘り下げて探したいテーマの一つです^_^
北海道にはないため、地面からタケノコが出ているのを見て感動しました~
風土記の丘では古墳の手前に、復元された昔の住居があります。
竪穴式建物(5世紀)
掘立柱建物(8世紀)
これ以外にも古墳だけでもこれだけあるようです。
安部谷古墳群(あべだにこふんぐん)
岩屋後古墳(いわやあとこふん)
大草岩船古墳(おおくさいわふねこふん)
大庭鶏塚古墳(おおばにわとりづかこふん)
荒神谷・後谷古墳群(こうじんだに・うしろだにこふんぐん)
十王免横穴墓群(じゅうおうめんよこあなぼぐん)
東百塚山古墳群(ひがしひゃくづかやまこふんぐん)
古天神古墳(ふるてんじんこふん)
古天神古墳(ふるてんじんこふん)
御崎山古墳(みさきやまこふん)
山代二子塚古墳(やましろふたごづかこふん)
いつか丁寧に見て回りたいです。
*このレポートのつづき*
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【島根県立八雲立つ風土記の丘】
住所:島根県松江市大庭町456
アクセス:
アクセス:
JR松江駅より一畑バス八雲行き 約18分、風土記の丘入口下車 徒歩2分
JR松江駅より市営バスかんべの里行き 約18分、風土記の丘下車 すぐ
開館時間 : 9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 : 火曜日(祝日の場合は翌日)
休館日 : 火曜日(祝日の場合は翌日)
社宝・文化財など:
重要文化財
備考:
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~パワースポットで感じたエネルギーを短編小説にしました~
~北海道の記事と写真担当しました(*^_^*)~
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