からの続き。
こうしてカードと出会った私は、それから毎日カードを引きました。
毎日どころか一日に何度も。
最初はカードの意味はよく分かりませんから、引く度にテキストを読み込み、意味を理解しようとしました。
青が英語版、黒が日本語版
もともとインディアンの叡智を元に作られたメッセージであり、しかも表現が独特だったので、読むだけじゃなく、ピンときたメッセージを抜き出してノートに書き写して、そこに自分なりに解釈を加えたりしていきました。
毎日引くうちに面白いことに気がつきました。
それは、何日も同じカードを引いていまうことです。
別のカードを引いたと思っていると、ポロっと毎回引いていたカードが落ちてきて、どうして?と怖くなりました。
私が毎日引いているのを見て、子どもたちもカードが好きなり、全員が引いていたのですが、それぞれがそれぞれの同じカードを引くのです。
そのため理解出来るカードはとても片寄っていきました(笑)
ある時いつも子どもたちとワイワイカードを引いているのを、最初は否定的に見ていたのに、そういう類のことが大嫌いなパートナーさんが、俺にもやらせろとやってきて、カードを1枚引きました。
それは、私にとって初めて引くカードでした。
意味がわからず、テキストを開いて、そのまま読みあげました。
なにせ言い回しが難しいので、それでは意味がわからんと言うので、こういう事だと簡潔に言うと、そのメッセージが刺さったらしく怒り始めました。
(いや、むしろ私には、まさに!と思えるカードでしたが)
「俺はそんな人間じゃない、そんなカードが出るはずない。いいからお前がちゃんとしたものを引け!」
と言うので引くと、なんとまた同じカードが。
すると、同じカードを引いたことで、わざとそれを引いただろうと怒りだしました。
「もういい、俺が自分で引く」と、私の手からカードの束を奪い取り、鬼のようにシャッフルして、ものすごく迷って自分で引いたカードは。
賢明な皆様ならもうおわかりになるかと思いますが。
ええ、ええ。
同じカードでした。
三回連続で同じカードが出たのです。
しかも、鬼のようにシャッフルしたのに。
さすがに私も怖!っと思いましたが、それ以上に、そういうことを信じない人にとっても恐怖だったのか、こんなん信じるかー!とカードを全部床に叩きつけました。
その後、彼は二度とカードに触れませんでした。
出来杉くんな話ですが、実話です。
そんな出来事があり、このカードは特別なもののような気がしてきました。
私はほかにタロットカードを持っていました。
(私が中学生の頃、6歳上の姉が買っていたのを勝手に引いていたもの笑)
しかし、タロットは当たりすぎるのと、カードのイラスト(死神とか悪魔とか)や、意味などのためにどこか怖かったのです。
しかし、メディスンカードは怖いと感じるカードはありませんでした。
慈愛に満ちていて、とても共感出来たのです。
ちなみに姉のタロットカードですが。
中学の頃、時々クラスメートにいじめられていたため、今日学校でどうなるのかを毎朝、姉が出社してから、こっそり姉の部屋にあるカードを借りて占っていました。
姉はカードの存在をすっかり忘れていたようで。
いつしか私の物となっていました。
(という話しを、こういう仕事をするようになってから伝えたところ、姉が、そういえばタロットカード買ったことがあると思い出していました笑)
その3に続く。
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