息子、偏頭痛で試合行けず

朝7時には、お弁当をもって試合に行く気が満々だった昨晩と打って変わって、なかなか布団から起きてこない息子を見ると、頭が痛いと顔をしかめている。

持病の偏頭痛が出たのだ。

シルバーウイークの毎日の試合、その際も納得のいかないプレイに発奮して、翌日からの自主練習も気合を入れていた。
その疲れが出てきてしまったのだと反省する。

夜は早めに就眠する毎日だったが、こればかりはどうにもならない。

今日から私も2日間、営業の研修のために家を空ける。

布団に横になる息子に寄り添う。氷枕で頭を冷やして、とにかく痛みが去るのを待つしかないのだ。薬をもらったことがあるが、頭を冷やして休むほうが治りが早いと、これまでの処方から、この方法に落ち着いた。

2日間の息子の食事と、お弁当を用意して、その詳細のメモを書き、監督に事情を電話で話し、洗濯物を干す。そして、後ろ髪を引かれる思いで、息子を置いて家を出る。

研修先から昼過ぎに連絡を入れると、家の電話に出ない。

眠っているのか、または、治って野球に参加したいのか。

少年野球仲間に、午後に電話すると、昼に治った息子は、その仲間のお母さんに電話をして、車で迎えに来てもらって、午後の試合に参加したようだ。その後、皆と一緒に夕方までホームグラウンドで練習をしたという。

自分でいろいろと判断をして、少しでも参加しようと行動する息子の姿に心が震える。

そんな一生懸命な息子に支えられて、自分は自分の仕事のスキルアップとモチベーションアップのために、研修の手伝いをしながら勉強の機会をいただいている。

感謝