悲喜交々

昨日偶然銀座三越を訪れた際に、いつもこんなに混んでいたっけ？なんて思いながら、その混雑の輪の中に「ジャイアンツセール」の文字を見つけ、沸々と煮えたぎるモノを感じながらもうっかりジャイアンツセールで安くなっていたKIHACHIのレモンスカッシュフロートを頼んで飲んでしまったルールーです、皆さんこんにちは！

だって８０円も安くなっていたんだもん！（爆）


実は今週火曜日に生涯でも２番目くらいの高熱を出してしまい、それでもその夜少し熱が下がったばっかりにちょっくらＰＣいじったりして大人しく寝ないでいたら、一昨日まで使い物にならなかった不届き者のわたしです。
さらに昨日からは、今にも吐きそうなほどの咳が出て止まらず・・・（苦）
超寝不足な上に連日コカ・コーラを一気飲みしていて（あ、喘息系の咳が出た時コカ・コーラが効くんです^^;）、飲み過ぎてプヨプヨになりそうでマジ怖くてうなされています。（涙）



そんなこんなな今日この頃・・・

このところ毎晩のように引退試合やら戦力外やらで枕を濡らしておりますが（大袈裟^^;）、一昨日は高校生ドラフトもあって、本当にプロ野球界の表と裏、もとい光と影を見る思いでありました。

高校生ドラフトに関しては、中田くんを引き当ててヨッシャー！という感じなんですが、実は我が家では唐川くんが欲しいねなんて言っていて、中田くんはオリックスに入るといいな～と思ってました。（^^;;;
だってオリックスの方があの子のキャラのまま伸びそうな気がするし、オリックスにもスタールーキーが入れば、マーくんの楽天みたいにチーム全体が盛り上がりそうな気がするし。
でもハムに入るからには、ハムで前人未到の大バッターになってほしいですね。



一方の戦力外は、なんといってもジョニーですよ・・・（号泣）

２００５年８月２８日の千葉マリンでの復活劇こそ立ち会えなかったけれど、ロッテの、いやパ・リーグのピッチャーとして一番思い入れのある選手だから・・・現役続行を希望しているのであれば、どこかでまたあの唸るような“魂”のピッチングを見せてほしい。。
ロッテのユニホームじゃないのは寂しいけれど。


実はジョニーが肩を叩かれているらしい・・・というのはずいぶん前にマリサポの友人から聞いていて、もしかして引退登板があるかもしれないと、千葉マリン開催最後の日曜日であるハム戦をにらんでチケットを購入していたわたし・・・
図らずも優勝決定戦になるかもってな話になってからは、別の意味で買っておいてよかったー！と思ったのですが、ご存じの通り前日に優勝決まるわ、日曜日は雨で１時間４５分も試合開始が遅れるわで、体調を崩しかけていたから本当に行かなくてよかったです。

結局“引退”ではなかったので、昨日の千葉マリン最終戦でも、もしかしたらの淡い期待は淡いまま露に消え、ジョニーの最後のマリユニ姿は見れないままに終わりました。。
本当にどこかでまた再起してほしい・・・
ハムは・・・ないだろうなぁ。。（涙）

それからハムの鎌倉くんは、肘の状態が相当に悪いんでしょうか？
昨年の鎌ケ谷でのファームのファン・フェスティバルであんなに楽しそうだったのに、春季キャンプで肘を痛めたとかで本当に残念でなりません。
彼の今後の人生にも光が当たることを、願ってやみません。。




そして、引退試合はどれも涙なくして見れませんね。。（涙）

それは決して哀しい涙だけじゃなくて、周りの温かさも伝わるお別れだったりもするのですが、一昨夜の楽天の関川選手と吉田豊彦選手の引退シーンもうるうるしました。

２選手とも阪神に在籍したことがあって、ちょうどわたしが阪神ファンのファンとして阪神の試合も年間で数多く観ていた頃（いや、今でも阪神ファンのファンではあるんだけれども^^;）、名前を知った２人。
特に吉田豊彦さんは、あの年齢ということ、淡々と投げる姿がけっこうお気に入りで、楽天に移籍してからも注目していました。

「まだまだ投げたいっ！！」

試合後の引退スピーチで絶叫した豊彦さん。。
「嗚呼、本当に野球が好きなんだなぁ・・・うるうる」
なんて話をしていたら、ダーリンがちょうどこの日に発売された、↑『あぶさん』９０巻の第６章「がんばれ豊彦」を見せてくれました。（^^;;;


・・・舞台は今年のまだ７月、対ホークス戦。
先発有銘vs新垣渚。
楽天の１点リードで迎えた９回表２死満塁で、景浦あぶさん登場のシーンです。

ノムさんがここでピッチャーの交代を告げますが、それが福盛ではなくて、右の景浦になんと左の吉田！

「吉田は景浦さんじゃなくてもヤバイんじゃないの？
　どういう“ノムラの考え”なんだ？」
なんてホークス秋山コーチに言われるわけですが、これが“あぶさんの情”をくすぐる采配ではないか、というお話です。

苦しかった南海時代を共に生き、今まだ４０歳で現役の豊彦さん。
半端じゃないその苦しみを共に生きたからって、あぶさんがわざとアウトになるわけはない、、、でも・・・

結局初球ストレートかと思いきやカーブで、振り始めたバットを止めたもののスイングアウト。
２球目は同じ腕の振りでインコースカーブと思いきやストレートで大ファール。
３球目外角ストレートで、本来のストライクコースだけど主審栄村は今年そこを取らないからと見送ったあぶさんの見逃し三振！

あぶさんにしても“情作戦”にかかるのか・・・と思われた矢先の↑のセリフです。

「情が絡んだのは、案外栄村さんだったりして。」
「景浦さんは本気で吉田さんに完敗したんだ。」

あぶさんの心情ふきだし
「吉田（トヨ）、今日の球のキレならまだまだいけるぞ。」
「がんばれ、豊彦
　あと１年行こーか。」

・・・（涙）


でも、こうやって『あぶさん』に登場してしかもこんなふうに描かれて、今年野村監督のもとでどんどん強くなって、選手もファンも楽しくてしかたがないという感じに見えた楽天で最後を過ごせたこと、何よりあの年齢まで現役でいれたことははたから見る分には幸せな野球人生だったんじゃないかなーと、羨ましくも思ったのでした。

関川選手も、鈴木健選手（西武時代はホントよくやられました）、それからなんといっても（なにげにヒルマン監督が退団することが相当ショックだったふうなのが、そんなにヒルマン監督を慕っていたんだー！とびっくりした）伊東監督も、

みんなみんなお疲れ様でした～



つーか、あぶさん！
あーたいったいいくつなんやー！！（^^;;;

カッコ良過ぎるでしかし。（笑）