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再会の約束・・・古田敦也引退

2007-10-08 23:52:50 | I love Baseball


「また・・・また、逢いましょう!」



実は最後のこの言葉を言うためにそれまでのセリフがあったかのような、でも少し言うのに躊躇いがあったような、そんな最後の約束の言葉でした。。



わたしとしては、またユニホームを着て現場に戻ってきてほしいというよりも、もっと野球界全体の大局を見れるような、将来的にはそんなポジションの古田に逢いたい。

それまでもしかしたら、少し遠回りをして野球界を離れてみるのもいいのかも。
どこかで「暫くは旅に出る」というような記事を目にしたのだけど、中田英寿じゃないけれど、見聞を広めるためにもっともっといろんなことに目を向けるのもいいような気がします。

古田ほどの人物なら何をやっても成功するだろうけれど。。
でも最後にはやはり大好きな野球のために力をそそいでほしい。
きっと古田なら、選手のために、ファンのために、そしてなにより野球界のために野球界を変えてくれるはず!



・・・それにしても、昨夜のこの試合はいろんなドラマがあって、古田が歩んできた18年の月日を振り返りつついろんな感慨に耽っていたのでした。
対戦相手の広島の粋な采配もあり、本当に想い出に残る試合となりました。


古田が一番想い出に残る試合として挙げていた「2001年、日本シリーズで近鉄に勝って日本一になった試合」

実はあの試合、なぜかどうしても観たくなって急遽観戦したんです。
あの、古田が最後にキャッチャーフライを捕って、その瞬間飛び上ったあの光景を、まるで目の前で見たように鮮明に覚えています。

あとはやっぱり、わたしには選手会長としての古田の存在が大きかったです。
古田がいなければ、パ・リーグがどうなっていたかわからないし、交流戦なんて夢のまた夢で終わっていたと思うし。



ということで、昨夜の引退試合の模様を写真で残しておこうと思います。。

とにかく古田のスタメンコール、キャッチャーとしての登場、古田の打席、どんな時も「古田コール」がスタジアムをこだまします♪


コールとともに掲げられる「古田ボード?」
先着何万名かに配られたようなのですが、わたしは到着が遅くゲットできず・・・不覚


ちなみに裏にはこんな文字が!


なんと!レフトスタンドも緑色!
カープファンは温かい人が多いですなぁ。


打った~!!と思ったら中飛。
でも2塁ランナーがタッチアップでチャンスを広げる。


ちょっと一休み♪(^^;;;
ラッキーセブン?のときの東京音頭を踊るツバミちゃん♪


回が終盤に近づくと、いきなり前田様が外野とのキャッチボール相手に登場!
この日スタメンじゃなかったのでガッカリしていたのですが、ちょっとニンマリ・・・していたら、その後ろのブルペンで投げているのはもしや佐々岡じゃないのー!
ということで、わたしたちは大騒ぎ。


カープの粋な采配。
8回2死1塁バッター古田で、前日に広島市民球場で引退登板した佐々岡投手が、古田のためだけにマウンドに上がります。うるうる
場内割れんばかりの拍手に、ヤクルトファン側からも「佐々岡コール」


古田に対峙する佐々岡投手。。


フルスイング?で応える古田。


2人のためだけに流れる時間。


佐々岡の労をねぎらう古田。


さらに粋な采配は続く・・・
前田様代打で登場♪
ちょっと古田におじぎをする前田様。


さらに元祖男前緒方の登場♪


ご両親からの花束贈呈と美穂夫人とのハグ♪


胴上げ♪


ファンから贈られた寄せ書きのフラッグ♪










・・・ところで今後の活躍が期待される古田ですが、とりあえず来年はどうするんでしょうかね?
政治家とかいろいろ噂があるらしいけれど、充電期間としてしばらくはあまり表だって公には登場しないのかな?
それともどこかで解説とか?
星野ジャパン入りはないか。
まぁ当面は日本シリーズの解説及びゲストで登場って感じでしょうか?

今、楽天にはヤクルト全盛期に選手だった池山橋上、当時マネージャーだった松井さん、野村阪神時代の山田星野おさむとノムさんの門下生?がコーチをされてますが、ここにコーチ修業で古田が加わる、なんてことはないですよね?(^^;;;
そんなことになったら、楽天すごく強くなっちゃって大変。



とにかく本当に本当にありがとう、そしてお疲れ様でした。




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2 コメント

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ありがとう古田さん (ふーみん)
2007-10-10 00:44:08
先程すぽるとで生出演を見ました。
今日は最後の「代打・オレ」で『らしい』ヒットを打ちましたね。もう、見れないと思うと淋しい限りです。

ヤクルトは贔屓チームではなかったけど、古田さんは本当に好きな選手でした。
01年の日本シリーズにて、大阪ドームで生古田さんを見て大いに感激したのは言うまでもありません。(しかも、3塁側内野席でベンチの少し上)
あれが最初で最後だったけれど

中継を見て、広島の粋な計らいに感動
佐々岡さんとの真剣勝負は本当に二人だから分かる会話をしているようにさえ思えて。

セレモニーでの言葉・・・「また逢いましょう」
本当にそう思います。
例えユニフォームを脱いでも、また古田さんに逢いたい。
勿論、ユニフォーム姿も見たいけれど・・・

球界再編の時に流した涙。
誰よりも野球を愛し、苦渋の決断をした苦しい涙。
あの涙があったからこそ、今でもパ・リーグが存続できて12球団があるんだと思います。

自分のチームの選手だけでなく、全てのプロ野球選手の先頭に立ち、全力疾走してきた18年間。
本当に頭が下がります。

少し、ゆっくりして「また逢いましょう」
本当に、本当にありがとう

・・・余談・・・
ファイターズファンなのに、幸雄さんのセレモニーでは泣かなかったワタシ。
でも、古田さんのセレモニーでは何度も泣いてしまいました
実は、幸雄さんの一番いい時期を知らないので、古田さんの方が思い入れがあったんです
幸雄さん、ごめんなさい
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ふーみんちゃん♪ (ルールー)
2007-10-11 00:10:45
>球界再編の時に流した涙。
>誰よりも野球を愛し、苦渋の決断をした苦しい涙。
>あの涙があったからこそ、今でもパ・リーグが存続できて12球団があるんだと思います。

本当に・・・
もしあの時、古田選手会会長が、セ・リーグの選手たちが、自分たちにはあまり関係ないことと積極的にならなかったら、本当に今頃球界はどんなことになっていたか。。
あの時、オーナー他球団を自分のモノと勘違いしていた上の人たちは、大事なことがなんなのか少しでもわかったと思いますわ。

それにしてもあの時なくなってしまった「近鉄バッファローズ」の監督だった梨田さんが、今度ハムの監督になってくれるというのも、なんとなく感慨深いものがありますねー

>ファイターズファンなのに、幸雄さんのセレモニーでは泣かなかったワタシ。
>でも、古田さんのセレモニーでは何度も泣いてしまいました

にゃはは。
わたしももしかしたら幸雄さんの全盛期は、球場にただただファイティーくんを見に行っていた頃たもしれず。
でもやっぱり、幸雄さん、金子、ガッツといったところは、わたしがファンになった時からずっといる選手たちだからとても思い入れは深いです。
まぁガッツは巨人の人になっちゃったから、他の2人に比べると薄くなっちゃったけどね。
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