今年も8月8日がやってきました。
岩手県を知ってから、岩手日報のSNSで、イワッテパチパチという言葉があり、気に入りました。
今はもう使われていませんが、その時、8月8日はパチパチだなと思いました。
で、8月8日は特別に何かをする日と、決めました。
今年は、第29回ふるさと・おおふなとお話大賞作品集に寄贈したお話を今日から連載のように投稿いたします。
この、ふるさと・おおふなとお話大賞は、なにげなくいただいた地域新聞のようなものに、おおふなトンの絵とともにある募集を見て、
以来、ずっと気になっていて、いつか応募してみたいと思っていたものでした。
ついに応募してみて、ありがたくも冊子に載せていただきましたが、この賞は今回をもって終了したことが通知に載っておりました。
最後の回に稚拙な文ながらも参加できたこと、自己満足ではありますが、よかったと思ってます。
尚、子供向けの作品を意識したため、ひらがなが多いです。ご了承ください。
…題名でピンときた方、いると思います。
にゃんこは、隣町、陸前高田市の、たかたのゆめちゃんをイメージしました。
本日現在、たかたのゆめちゅんは「ゆるキャラグランプリファイナル」に参加しています。
会場は岩手県です。しかし、このような状況ではおそらく、開催は難しいかもしれません。
たかたのゆめちゃんの公約は、「陸前高田市で、たくさんのゆるキャラが集まるイベントを開催したい」です。
どのキャラクターにも、一位になってほしいファイナルですが、でも、もしも開催できなくなっても、
いつかみんなで集まろうぜといった公約の、たかたのゆめちゃんに一票を入れてほしいです。。。
ではでは、物語のはじまりはじまり
『きいろいネズミとにゃんこのツバキ』
むかしむかしおおむかし、きんいろのひかりにさそわれておおきなりゅうがおおふなとにすみつきました。おおきなりゅうはおおきなほうせきのたまをもっていました。そのまちのうみがあまりにもとうめいでうつくしかったのでおおきなりゅうはじぶんのもっているほうせきだまをそらにほおりなげました。
おおきなほうせきだまはうみのいろをそのままそらにうつしました。
ほうせきだまをなげたとき、ツバキのはなびらがひとつ、じめんにおちました。まっかなツバキのはなびらと、きいろいツバキのしんのいろ。おおきなりゅうはそのご、おおふなとのひとたちがつくった、せんろをはしるれっしゃになりました。おおくのひとをはこんで、いったりきたり、すごしています。
にゃんこのツバキは、おおふなとのネコです。さかのうえのツバキのきのしたにくらしていて、じぶんのなまえをツバキとおぼえました。たくさんきょうだいがいて、それぞれいろんななまえでよばれて、いえのなかでくらしていました。にゃんこのツバキはいっぴきでくらしていました。
たいようがのぼるまえにみなとのようすをみにいくことからあさがはじまり、さんりくてつどうがぽうっときてきをならしたのをかくにんしたら、きょうだいネコのいえをたずねて、えんがわでいっしょにひるねをしたり、しわしわのてでなでてくれるおばあさんのはなしを、ヒトのこどもといっしょにきいて、おおきなあくびをして、ゆうぐれになって、さかのうえのツバキのきのしたへかえります。
あるときは、「めずらしいムシがいる」ときょうだいネコとたんけんに。
あるときは、「めずらしいフネがきた」ときょうだいネコとたんけんに。
ヒトがたくさんにぎやかで、いそがしいまちおおふなと。にゃんこのツバキはとてもいそがしくたのしいひびをすごしていました。
つづく
岩手県を知ってから、岩手日報のSNSで、イワッテパチパチという言葉があり、気に入りました。
今はもう使われていませんが、その時、8月8日はパチパチだなと思いました。
で、8月8日は特別に何かをする日と、決めました。
今年は、第29回ふるさと・おおふなとお話大賞作品集に寄贈したお話を今日から連載のように投稿いたします。
この、ふるさと・おおふなとお話大賞は、なにげなくいただいた地域新聞のようなものに、おおふなトンの絵とともにある募集を見て、
以来、ずっと気になっていて、いつか応募してみたいと思っていたものでした。
ついに応募してみて、ありがたくも冊子に載せていただきましたが、この賞は今回をもって終了したことが通知に載っておりました。
最後の回に稚拙な文ながらも参加できたこと、自己満足ではありますが、よかったと思ってます。
尚、子供向けの作品を意識したため、ひらがなが多いです。ご了承ください。
…題名でピンときた方、いると思います。
にゃんこは、隣町、陸前高田市の、たかたのゆめちゃんをイメージしました。
本日現在、たかたのゆめちゅんは「ゆるキャラグランプリファイナル」に参加しています。
会場は岩手県です。しかし、このような状況ではおそらく、開催は難しいかもしれません。
たかたのゆめちゃんの公約は、「陸前高田市で、たくさんのゆるキャラが集まるイベントを開催したい」です。
どのキャラクターにも、一位になってほしいファイナルですが、でも、もしも開催できなくなっても、
いつかみんなで集まろうぜといった公約の、たかたのゆめちゃんに一票を入れてほしいです。。。
ではでは、物語のはじまりはじまり
『きいろいネズミとにゃんこのツバキ』
むかしむかしおおむかし、きんいろのひかりにさそわれておおきなりゅうがおおふなとにすみつきました。おおきなりゅうはおおきなほうせきのたまをもっていました。そのまちのうみがあまりにもとうめいでうつくしかったのでおおきなりゅうはじぶんのもっているほうせきだまをそらにほおりなげました。
おおきなほうせきだまはうみのいろをそのままそらにうつしました。
ほうせきだまをなげたとき、ツバキのはなびらがひとつ、じめんにおちました。まっかなツバキのはなびらと、きいろいツバキのしんのいろ。おおきなりゅうはそのご、おおふなとのひとたちがつくった、せんろをはしるれっしゃになりました。おおくのひとをはこんで、いったりきたり、すごしています。
にゃんこのツバキは、おおふなとのネコです。さかのうえのツバキのきのしたにくらしていて、じぶんのなまえをツバキとおぼえました。たくさんきょうだいがいて、それぞれいろんななまえでよばれて、いえのなかでくらしていました。にゃんこのツバキはいっぴきでくらしていました。
たいようがのぼるまえにみなとのようすをみにいくことからあさがはじまり、さんりくてつどうがぽうっときてきをならしたのをかくにんしたら、きょうだいネコのいえをたずねて、えんがわでいっしょにひるねをしたり、しわしわのてでなでてくれるおばあさんのはなしを、ヒトのこどもといっしょにきいて、おおきなあくびをして、ゆうぐれになって、さかのうえのツバキのきのしたへかえります。
あるときは、「めずらしいムシがいる」ときょうだいネコとたんけんに。
あるときは、「めずらしいフネがきた」ときょうだいネコとたんけんに。
ヒトがたくさんにぎやかで、いそがしいまちおおふなと。にゃんこのツバキはとてもいそがしくたのしいひびをすごしていました。
つづく
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