退院することは、子どもたちは知りませんでした。
理由は
サプライズ✨
ではなく、慎重派な旦那様が退院出来るか分からなかったからです。
当初(私)の予定通り、2週間の入院生活でした。
入院中は40冊の本を読み、刺し子を完成させ、ペースメーカーを装着した体を手に入れての退院。
目まぐるしい2週間でした。
久しぶりの我が家🏘
台所は私が居た時よりキレイに片付いてました…(旦那様はキレイ好き)
退院したのは金曜日なので、土日は何もしなくていいよ、とのこと。
日常生活で何が出来るか、何が出来ないのかが分からないので『色々やってみよう』の意味合いもあります。
これからの生活でこれは無理!なことが1つ。
洗濯です。
洗濯機で衣類を洗うことはできるのですが、干せない。
物干し竿がちょっと高いのです。
前倣えの状態(キョンシーポーズ)は出来ても、TT兄弟状態にはなれない私。
肩より上に腕を上げられないのです。
更に洗濯物が多いので、それも負担になるので禁止。
洗濯する、洗濯物を干す→旦那様
洗濯物を取り込む→子どもたち
で役割分担となりました。
そんなこんなで娘が帰宅(当時は小学生)。
娘「ただいまー」
私「お帰りー」
娘「(゜゜;)おかえ、り…?」
私「ただいまー」
娘「退院したの?聞いてないんだけど!!」
旦那様「言ってないもん」
娘「えぇー💦」
ぎゅーっと抱き付いてきたので、寂しかったんだなぁとしみじみ。
しかし。
直ぐに自室へ行ってしまいました。まあ、こんなもんですよね。
しばらくして息子が帰宅(当時は中2)。
息子「ただいまー」
私「お帰りー」
息子「( ̄◇ ̄;)退院?」
私「退院したよー」
ニヤリと笑うと、ハイタッチ。
息子もそのまま自室へ。
旦那様「息子笑ったなー。嬉しいんだね」
私「そうだといいけど」
お年頃なので、息子は「うん」しか言いません。
感情表現が乏しい(当時は)ので、珍しい光景でした。