植え込み型除細動器の手術跡は、大きなクッション材で保護されていました。
上半身はテーピングでがっちり固定中。
左腕は上に挙げないよう気を付けながら行動します。
と、今度はまた別の先生が登場。
医師I「じゃあ、針抜きますよー」
つき「シャワー行けますか?」
医師I「大丈夫ですよ。保護シート張りますから」
やっほーい✨
首の針と右腕の針が抜かれました!
…が、左腕の針だけ現状維持でステイ。
曰く。
「もしもなんかあった時のための予備です」
とのこと。
私の腕の血管はボロボロで、新たに注射針を射すのがかなり困難な状態。
「もしもなんかあった時」に迅速な処置が出来るように、薬剤投与の為の手段は確保しておきたい、らしい。
首元の針痕にはべったりと透明な防水フィルムが貼られ、豆腐サイズの保護材はお役御免。
シャワーを浴びるときは防水フィルムが貼られることになりました。
2日ぶりのシャワーを浴びるために全裸になると、あちこちに手術の痕が残っています。
以前よりサイズが大きくなった新しい機械はその大きさが分かるほどで。
また力が入らなくなった左腕は弱々しく、ボロボロの血管に射された針の痕はやけにくっきりと針の穴の大きさが確認できてしまいます。
見えない所ではリード線が1本増えて、新しく入ったリード線と機械で心臓が動かされていることでしょう。
傷口はまだ確認出来ませんが、やっと「終わった」と思うことが出来ました。
その日の夜、翌週半ばでの退院が決まりました。