ペースメーカーとの日々 Season2 ～12～

13時には始まる手術。

12時には手術着に着替え、術後は部屋を移動するので最低限の荷物をまとめます。

今回は待合室で家族が待つことも可能。と、言うことで旦那様も12時には到着。

コロナの影響が少しずつ緩和されていることが分かります。

看護師「つきさーん、行きましょう!!」

つき「はーい」

院内移動は基本的に車椅子。荷物も持っての移動です。

看護師「旦那さん来てますか？」

つき「ラウンジで待ってると思います」

分かりましたー、とラウンジで待っている旦那様と合流。

「頑張って」と手を握られ、荷物を預けます。

思っていたよりも私は不安だったのでしょう。顔を見て、温もりに触れただけで安心しました。

次に会うのは手術後です。3時間後になるのか8時間後になるのか。

エレベーターを乗り継いで手術室エリアへ。

手術室は多く、20室ぐらいはありました。(ちゃんと数えてない💧)

その中でもペースメーカー手術に使用されるのは２部屋。

そのうちの大きい部屋で私の手術が行われます。

手術用に髪をまとめてキャップにしまい込み、呼ばれるのを待ちます。

しばらくして呼ばれると手術室の看護師さんが車椅子を押してくれます。

一番広い手術室です。感想としては、「ドラマで見るヤツだー✨」。

手術室に入ったことは数えるだけですが、ドラマで見る手術室より断然広い。

医師や看護師と言ったスタッフの皆さんが勢ぞろい。

手術台に乗ると室内のスタッフがわらわらと寄ってきます。

まるでお姫様のような状況(笑)

最初の人数は10人、最大で20人になると教えてもらいました。

首、手首、手の甲、脚の付け根に注射針が入ります。

今回は全身麻酔。

目が覚めた時には全て終わっているはずです。

落ちるように意識を失いました。