探し物は・・・

何かを探して見つからない時、悲しくなるけれど
探すものがあるって、それだけで、すてきなこと 

リクエストが聞き届けられました

2007年04月21日 | Topic T.K.

きのうから「アジアン!プラス」『ウインター・ソング』特集が配信されています。今週に入ってから、メールでリクエストを受け付けていましたが、たくさん届いたようですね。よかった、よかった!4月27日までですから、お忘れなく。きのう20日のDVD発売に合わせてというだけでなく、7月の『傷城』公開を前に、金城さんの魅力を熱く語ろうという特集です。さて、さて、その内容は・・・

『天使の涙』『恋する惑星』からのファンというTさんが、金城さんの出演作をひとつひとつ取り上げて、見所を語っています。全部は書けないので「なるほど、そうだな」と感じたことや、すてきな表現だけを抜き出してご紹介します。( )の中は私の独り言ですので。

まずは、『ウインター・ソング』。ピーター・チャン監督が10年ぶりに撮った長編で映画の中でも"10年"というのがキーワードになったこの作品は、憎しみと愛が入り混じる感情が非常にうまく描かれていて、自分の恋愛感情が呼び起こされるよう。(3人の登場人物に自分を重ねたり、感情移入したり、ほんとうに心を揺さぶられる気がします。今、いろいろな経験をしてきた、この年齢で見ることができてよかったとつくづく思います) 10年前と現在の両方で見せる金城さんの表情がすばらしい。幅が出てきたと思わせる作品。ほんとうにいい男になってくれた!監督も以前から起用したいと考えていたが、若いころはゲーム好き、いたずら好きというやんちゃな面があってアイドルアイドルしていたので、成熟するのを待っていたという。
そして『LOVERS』を見て、「よし」と決めたそうだ。(チャン・イーモウ監督が「この表情があれば他に何もいらないほど」と褒めていた、あの振り返った時の目でしょうか)「あんなにハンサムなのにあんなに悲しい目をしている」という監督の言葉通り、プールでのシーン、記者会見の緊迫したシーンなど、その目に引き込まれる。
やはり、『LOVERS』は、大きな転機となった作品。色っぽいというか大人の魅力が出てきた。それまでは等身大の金城武というのが感じられたが、演技者としての金城武が確立された作品。
20代前半は『ピックアップアーティスト』のような軽く楽しい映画に出る一方、『暗黒街』のようなハードな香港アクションもこなしていた。『恋する惑星』『天使の涙』『初恋』といったかわいい作品、日本で撮った不思議な感覚の『MISTY』もある。
96年の『世界の涯てに』のころから目に悲しみをたたえた演技をし始めた。(ナーくんは悲しい時でも、はにかんだように微笑んでいる印象があります。目だけが涙も見せずに泣いているんですよね)
98年の『神様、もう少しだけ』『不夜城』によって日本で人気が出たが、『不夜城』から、男性的な魅力が増してきた。『暗黒街』での黒コート姿と比べると、その変化がよくわかる。(これには、思わず、「なるほど!」)
2000年の「ラベンダー」で、背中に羽を生やしていても違和感がないとは、ほんとうに幅が広い役者だと思う。 20代後半からラブストーリー系が増えてきている中、ダークな感じから、かわいい天使の役までやっているという幅の広さがすごい。自然体なのに幅が広くて、意外と何でもやっているよねというのが彼の魅力!(いろいろやってみたいという興味の幅が広いのも、魅力の源なんじゃないでしょうか)どの作品を見ても目がきれいで、男性から見ても独特な雰囲気がある。
公開が待たれる『傷城』は、すごくかっこいいし、演技力が遺憾なく発揮されているし、作品自体もおもしろい。(早く見たいですね。まずは、予告編に出会いたい)

まだまだ、たくさん、いろいろな言葉で、金城さんのことが語られていますよ。
さらに、こんなエピソードも・・・
『神様、もう少しだけ』のピアノを弾くシーンで使われたのは、文化放送のスタジオにおいてあるスタンウエイのピアノだそうです。その時、スタジオにいたスタッフは、金城さん弾き語りの"ラブ・イズ・オーバー "を聞くことができたのだとか。社屋が移転する時も、そのピアノは丁寧に運ばれ、今も浜松町にあるんですって。


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4 コメント

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目が (nao)
2007-04-21 09:51:42
ゆきんこさん、おはようございます。

私も昨日聞きました。
とてもとてもたくさん語ってくださってましたね。
目のことをたくさんおっしゃっていて、私も
「うん、そうね」等と思いながら聞いてました。

文化放送のピアノ「なめまわすようにさわった」には、ふふっと微笑んでしまいました。
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迷トーク (ミロ)
2007-04-21 13:55:03
ゆきんこさん、naoさん、こんにちは。
私も今、聴いてみました。
Tさん、コメンテーターというより、完全に迷代表のような感じで、
後半は特に、熱いトークが止まらなくなってますね(笑
すごく気持ちが伝わってきて、楽しかったです。
ゆきんこさんの「ひとり言」にも、いちいち頷いたりして。
お話しの中で、以前の武くんは「等身大」で、現在の彼は「演技者」・・という
捉え方をしてらして、ほお~と思いました。
私は、今の役づくりも、みんな彼の一部だと思ってましたから。
なるほど、と。
文化放送のピアノ、私も触りたい、ですぅ・・・
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Unknown (みのり)
2007-04-21 23:29:14
ゆきんこさん、皆さん、こんばんwa!
お知らせを見て、今日聴きました。
本当に、聞いていて、うんうん って頷きたい内容でした。
 
ウィンターソングのDVDもメイキングや撮影秘話を繰り返しみてます。
ピーター監督が「武がこの役を『リアル』なものにしてくれた」って表現に、
私の中で納得するものがありました。
「役」を演じてるんではなく、「役」の人物になってしまってるんじゃないか・・
そんな気がしてるんですけど。。
ミロさんがおっしゃるように、彼の奥に眠ってる「役の人物」に。
(24人のビリー・ミリガンならぬ何十名もの金城武?)

それにしても、初期から見つめてこられたTさんならではの
深い愛情のこもったお話に、ずっと「リアルタイム」で見てこられたんだなぁ・・
と、羨ましくなりました。
ピアノ・・私も触りたいです!!
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オフ会みたい (ゆきんこ)
2007-04-22 09:00:51
naoさん

『ウインター・ソング』特集というだけの紹介だったので、聞くまでは、今までのものを編集してあるのかと思っていました。でも、全く新しい内容だったので、うれしかったです
金城さんの"目"。イベントで直接見た時、ほんとうにきらきらしていてびっくりしました。

ミロさん

武迷トーク、なんだかオフ会みたいですね。聞いていて、先日のオフ会を思い出しました
>私は、今の役づくりも、みんな彼の一部だと思ってましたから。
もちろん、そうだと思います。ただ、「演技者」という評価は、「等身大」+αのものが出せるようになったということではないかと。

みのりさん

>ずっと「リアルタイム」で見てこられたんだなぁ・・と、羨ましくなりました。
ほんとうに、羨ましいですね。私たちも、今の「リアルタイム」を大事にしなくちゃと思いました。
みなさん、ピアノに触ってみたい思いは同じですね

「ラブイズオーバー」はお気に入りの曲なんでしょうか。南極の歯笛もこの曲だったら、すぐわかるんですけどね。
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