昨年末、『武侠』の予習にと、雲南料理の店に連れて行っていただいたとき、テーブルの上に、シルクの筒状の袋に入った竹製の巻きすのようなものが、置いてありました。取り出して広げてみると、それはドリンクメニュー。約1cmの幅に切った長さ20cmほどの竹に文字が書かれ、紐で編み連ねてあるんです。
これぞ、竹簡。昔々の書物ですね。
紙が発明され、巻き物から綴る本へと大きく形が変わり、手書きだったものが印刷されて出版されるようになり、写真も載せられるようになり、・・・
その内容は時代とともに変わりましたが、表紙があって、背があって、ページを繰って読む「本」の形は、ずっと同じまま保たれてきました。
ですから、電子書籍の登場は、実に、大きな変化です。もはや、手に持って読む必要さえありません。その書籍が大判だとか、分厚いとかも関係ない。電子端末のスクリーンで見られるんですから。あ、いや、「読める」というべきですね。どうも、スクリーンにあるものは「見る」と言いたくなりますが。
私自身は、文庫本のサイズや、手に持った感じが好きで、読みたい小説も文庫化されるまで買うのを待つほど。ですから、電子書籍には、あまり興味をひかれなかったんですが、金城さん関連となると、話は別です。
こんなサイトを教えていただきました。「奇芸星劇場」という電子雑誌の最新号。とても自力では探せません。貴重な情報に感謝。
金城さんは9ページ分、掲載されています。Biotherm、白蘭氏、CITIZENなどの画像も。
各ページに、出演した映画の動画も紹介されていますが、これは再生できませんでした。
でも、このページ↓からは、1992年、金城さんのデビュー作『草地状元』の紹介ページに飛んで、ドラマが再生できましたよ。1分ごとにバッファを繰り返すので、全部は見ていませんが。
1話50分あまりのものが全42話。長いですね~。一応、全編再生できるみたいだけど。
最終回の画像は郎雄さんと金城さんの2ショット。6年後には『不夜城』で再共演でしたね。