探し物は・・・

何かを探して見つからない時、悲しくなるけれど
探すものがあるって、それだけで、すてきなこと 

こんがらがって

2009年07月20日 | ちょっと気になることなど
先日、横浜中華街に行った時、ちょっと気になるポスターを見かけました。
「孫文~100年先を見た男~」
パッと見て映画のポスターだと思ったのですが、公開日も上映館も全く書いてありません。唯一わかったのが、孫文役はウイストン・チャオさん(『宗家の三姉妹』でも孫文役でした)だということ。不思議なポスターね、と友人と首をひねりながら眺めました。関帝堂書店の店主さんにも聞いてみたのですが、「そんなのあるんですか?」とご存じなくて。
「孫文」というタイトルに友人ともども反応したのは、以前、金城さんが孫文役を、という話が出ていたことを思い出したから。もしかしたら、その後、配役を変えて完成したのかなと考えたりもして。帰宅したら調べてみようと思いつつ、すっかり忘れておりました。
今日になって、突然思い出し、検索してみたら、簡単に謎が解けました。
角川映画の配給で9月5日に公開される
作品でした。
製作は2006年、監督は趙崇基(デレク・チウ)。香港の監督ですが、作品自体は大陸のもののようです。主演のウイストン・チャオさんは台湾ですね。原題は『夜・明』。

金城さんの名前が出たのは2007年のことですから、同じ孫文に関する映画でも、まったく別の作品だということがわかりました。
でも、こちらは謎が深まるばかり。
2007年初めに出た話は、台湾の邱復生氏が発表した『孫中山』(仮題)で、『ウォーロード』の撮影のために髭を蓄えた金城さんの姿が孫文役に合うという説明つきでした。それが、春には、孫文役はチョウ・ユンファさんにという話に。ちょうど『レッドクリフ』の周瑜役降板が大きく取り上げられていた時期と重なり、周瑜役を捨て、孫文に?と、あれこれ取りざたされたようです。全編英語になるというのもびっくりしましたが。
で、その後、このプロジェクトはどうなったのか、よくわからないんですが、別のところで、チョウ・ユンファさんが孫文役という
に、またまた出会いました。
ピーター・チャン監督がプロデュース、陳徳森(テディ・チャン)監督というプロジェクト。タイトルは『十月圍城』だそうです。今年、撮影に入るという話も出ているとか。(ただし、キャストに金城さんの名前はありません。金城さんとのわずかなご縁といえば、『ダウンタウンシャドウ』の監督が撮るということぐらい)。
この二つ、どう考えても別の作品だと思うんですが、なんだか、とってもややこしい・・・

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