GQ智族7月号に掲載された金城さんの記事と写真がWEB上でも見られます(レインボーママさんに教えていただきました。感謝)。
GQ人物。
雑誌も買いましたが、読むというより、眺めているだけ。こうしてネット上に記事の全文が掲載されていると、翻訳機能が使えるので、ありがたいです。
漢字を追って、わかるような、わからないようなだった状態が、多少へんてこな訳でも、意味の解明に近づきます。
撮影場所は、映画祭の行われていたカンヌからほど近いアンティーブ。ピカソ美術館で有名なところだそうです。
タイトルの「金城武逍遥遊」が、「金城武エスケープ」と変換されるんですが、これでいいのかな。「気ままにぶらぶら」みたいな意味かと思ったんですが。
役名の徐百九が徐109になるので、つい渋谷の交差点を思い出してしまいます。
登場人物が面白くないとストーリーが平板になってしまうと考える金城さんのお気に入りは、コーエン兄弟の『谋杀绿脚趾』=『ビッグ・リボウスキ』。以前もインタビューで、同じ作品について語っていましたね。さらに、ボウリングのシーンのものまねまでしたんでしたよね(2008年のブログに書いていました)。これ以後、この作品を超えるものに出会っていないのかな。
今回の記事の最後には、3月の震災について語った部分があります。
上海のホテルで震災についてのテレビ報道を見て、呆然としたこと。もし自分に超能力があれば、スーパーマンみたいに人々を救いたいと思ったこと。その一方で、自然は人知の及ばぬもの、それを恨んでもどうにもならないから、自分のできることをして、天命を受け入れるという考えも。
うまく言えませんが、ジタバタしない感じが金城さんらしいなと。
発売されたばかりの「JET」108号も、こちらで一部見られます。カメラマンは違うけれど、撮影は同じ日、同じ場所だったのかも。